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マレーシア戦の終わりごろに由良拓也さんがMR-Sの圧倒的な速さを見て「この車でしかできないこと(改造?)をしている」という旨の発言をしていましたが、他のGT300車種と比較してMR-Sが特別に行っている改造とはなんなのでしょうか。

A 回答 (2件)

No.1です。

早いリターンでしたね。

 MR-Sはもう一台いたんですね。忘れてました。その人達には申し訳ないですが、乗っているドライバーの名前を見てもピンと来ないので、F3以上でトップ争いをしているドライバーではないという事だと思います。たぶんそれ以下のカテゴリーの人ではないかと・・・・。自信がないですが。
 同じチームなので、チーム内のエース車両と、そうでない車両の差は大きいでしょうね。話題に上がったMR-Sの方は両者ともF3でトップ争いに絡んでいるドライバーですから。大嶋選手はF3でトヨタの新エンジンのテストと実戦使用を任されていますし、今期勝利もしてます。石浦選手も評価が高く、タイプ的にはGP2参戦中でウィリアムズのサードドライバーの中嶋一貴選手と似たタイプだそうです。あ、こないだF3で勝ちましたっけ。

 知っているかもしれませんが、ムーンクラフト製作の紫電は純粋なレースカーとは言え、攻めた造りをしてないと明言しています。やろうと思えばもっと速いのを作れるが、戦場はあくまでGT300だから、とう事だそうです。まぁ、速く作っても、GT500で戦えるかというと、あそこはメーカー系の異常な世界なので、無理だというのはありますよね。世界で一番速いGTカーなのですから。ただ、サスペンションレイアウトに余裕があるので、タイアにやさしいマシンであるという優位性はあるようです。
 しかし、市販車を出すという前提での特認車両なのですが、市販車は未だ姿を見せず。それでいいのか?というのは、いつも出てくる話題ですね。

 GT300を見てると、RX-7など、マシンパッケージが優れている車が厳しい選手権でわずかな差で勝利を掴むという感じがしないでもないです。RX-7もコーナリングマシンとして定評がありましたが、レーシングカーかというと、それ程の改造はできていなかったプライベイターであったわけです。しかし、タイア磨耗が良いという部分もあり、ベース車両の良さが生きていたようですね。
 マシンのトータルパッケージがSUPER-GTの準耐久的な要素や、GT500との混走で、なおかつ、スピードレンジも高く(ちょっと前のGT500のスピード域ですからね)、厳しいレースであるという所から、トータルバランス、トータルパッケージの良いマシンとチームが勝つという感じになっている気がします。
 もちろん、山野哲哉という優れたドライバーと、RE雨宮という、去年まではスポンサーもあって良いチームが組み合わさって年間で勝っていたという感じがあります。

 そういう意味では、パッケージ的にメリットと同時に大きなハンディを抱えるAWDインプレッサ(クスコ・スバル・インプレッサ。重い、マシン内部に余裕無し)が優勝争いに絡むのって来年以降も難しそうとか思います。

 面白いレースですが、マシンの性能が上がりすぎかな、とも思います。

 年間チャンピオンになったら、雑誌でマシン内部を見せてくれると思いますので、その時になったら、また新しい”タマ”が入っているかわかるでしょうね。気が早いか。
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この回答へのお礼

ずいぶんお詳しいですね、感激です。

 紫電が参戦する際に、市販車ベースでやってるんだから初めからレースカーってのは如何なものかといろいろ言われたようですが、私からするとエンジンが同じというならまだ分かりますが、本来とは別のカリカリチューンのエンジンを乗せ、市販車風のボディをのせてるだけのようなマシンの方がどうかと思います。セリカは本来FFなのにFRに構造変更してますし。内部はスープラと言われてるようですね。
 シャシーの改造はどの程度まで許されているのでしょうか。シャシーはいじってはいけないということだったらトレッド幅やホイールベース、重量バランスなどベースの個性という点が重要というのはわかります。

 紫電は多分市販されないんじゃないかと思います。トヨタのGT-ONEも結局販売はされなかったらしいですし。買えるものなら買いたいですが、おそらく天にも昇る金額、狭い日本には不釣合いな車両ですし。

 RE雨宮の意地というか志には感服しますね。雨さんが長年積み重ねてきたノウハウをつぎ込んでいるんでしょうけど、データが出尽くしているので、知り尽くしたエンジンという点で他の車のセットアップが決まらないといった場合にかなり有利になるのだと思います。

 インプレッサは本来WRCを目標に作られる車でしょうから、同じようなチューニングを施したマシン同士ならばその点が足を引っ張っぱるのか…。なぜAWDにこだわるのか分かりません。

 性能調整されるかもしれないみたいですが、どういったことをされるんですかね。競争なのでどんどん上に行かないと勝てない。しかしコストもかかってきてしまう。F1でV10エンジンがV8になった時の音をきいてがっかりしちゃいました。V8の音に慣れてしまった今、V12の音など聞くと鳥肌ものです(F1は危険性の面からの規制でしたが。

お礼日時:2007/07/05 19:44

 改造ではなくて、燃費とパワー、性能のバランスが良くなっているという事を言っているのではないかな?と考えるのですが、どうでしょう。



 現時点での車の仕上がり具合がちょっと抜きん出ているという感じがあります。
 現ガライヤの新田守男選手と高木真一選手が仕上げてきた車で、元々両選手はGT300クラスの表彰台の常連選手でタイトルホルダーでもあるので、GT300に必要な性能をよく知っているというのはありますよね。

 加えてミッドシップで、コーナリングバランスがいいし、タイアの負担も少ないと思えます。エンジン換装後は苦労してシーズンを棒に振っていましたが、それも仕上がってきたという感じでしょうね。現若手F3ドライバーという生きののいいのが乗ってますから、ミッドシップで、上昇中のフォ-ミュラドライバーが乗っているのはモチベーションも高いだろうし、相性もいいのでは、と感じます。

 元々がチャンピオンマシンですから、現規定に沿って仕上がってくるといいものになるでしょうし、メンテナンスは確かトムスが噛んでいるでしょうから、技術的にも強みがありますよね。メーカー系の後押しがあるという強みでしょうか?

 燃費がいいので、レースでワンストップという選択もできるので、それが出来ないチームよりもレース戦略も余裕が持てるし、今いい状態だと思います。昨年、新田守男選手と高木真一選手がいい仕事をしていたという事ではないかと思います。特に新技術や新趣向が盛り込まれたという話も聞いていないので、たぶん、そういう事だと考えてます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど、昨年はあまり関心がなく詳しく見ていなかったので。そういう経緯があったんですね。
コース上で強く、戦略面でも幅があり、ホットなドライバーと良い事尽くめなわけですか。

トイストーリーの方はトヨタのヤングドライバーズプログラムも関係しているようですし、その一環で今のドライバーになっているわけですよね。
もう一台のaprMR-Sと比べてみてエンジンチューナー・車両整備も同じところが担当しているようですし、こちらの方があまり振るわないのは後ろ盾とデータ量やドライバー、セッティング等が原因なのでしょうか。

そう考えると特別な改造ではなく、現時点でのベストなレース運びを実現できる車はこれしかない、という意味だというのもうなずけます。

しかし、昨年のRX-7の優勝もそうですが、初めからレースカーとして作られたような紫電よりも結果的に速いというのはなにか皮肉めいたものを感じます。

お礼日時:2007/07/05 15:09

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