南京大虐殺について教えてください。
南京大虐殺は、南京においての虐殺ではなく、南京へ進軍する際に日本軍が行ったすべての殺戮について含むと聞きました。これは一体どのような事なのでしょうか?
軍が進軍し南京を平定しようとした場合、大量殺戮や遺体の処理などを行えば相当な足かせになります(言葉は適切では無いのですが、ここではあえて割り切って使わせてください)
なぜ、このような作戦が取られていたのか教えてほしいのです。また、一説には、陸軍のナンバー2ぐらいの立場の人が、中国軍をおびえさせ降伏させることを目的に命令を出していたと聞きました。その命令書は残っており、東京裁判等でも証拠として使用されていたと聞きました。このあたりの真意がわかりません。詳しいかた、どうか教えてください。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
南京攻略の際に出された攻略要領の内容を書いておきましょう。
これは松井陸軍大将(中支那方面軍司令官)が進軍前に全軍に命じた文書の一部です。
「南京城攻略要領 注意事項」より
(1)将来の規範となるべき心構えを持ち,不法行為などは絶対に行なってはならない。
(2)軍紀や風紀は特に遵守すること
(3)外国の租借地や外交機関には近づいてはならず,安全区域である中立地帯には必要がない場合立入を禁止するために歩哨を配置する。
(4)外国の租借権を脅かすことは絶対にしてはならない。
(5)略奪行為や放火を行なったものは厳罰に処す。憲兵を多数配置して不法行為を摘発させる。
一方,戦時国際法では
軍隊構成員以外の個人の武力による敵対行為,スパイ行為,戦時反逆行為のいずれもが「戦争犯罪行為」とされていますネ。
軍服を着用していない,軍隊でない個人が集まったゲリラについては,どのような言い訳もできませんネ。
それについても確証がない限り処罰するなとした当時の日本軍の行動規約はベトナム戦争時の米軍,チベットホロコースト作戦の中共軍,降伏後に殺戮を繰り返したソ連軍などに比べて紳士的であったと考えています。
以上kawakawaでした
今回レスをくださった皆様。どうもありがとうございました。
私は今、この問題に関してネット上で議論をしています。政治問題の初心者ですので、かなり難しいことだと思っています。
自らの判断はまだ下せないのですが、より多くの皆様のご意見により学ぶ事により自分の考えを確立したいと考えています。
今回はどうもありがとうございました
No.7
- 回答日時:
「軍服」云々というのは、日露戦争で日本とロシアが中国で戦うとか、ミッドウェー海戦で日本とアメリカがたたかうとか、そういう場合の戦争であって、中国本土に侵略した日本軍が地元の反撃にあうのに「軍服を着ていない」などというのは、まったくナンセンスな議論です。
中国は日本と戦争をしようとして戦ったわけでありませんから。
(中国軍が博多湾に「私服」で押し寄せてきたらもちろん国際法違反だ)
(占領軍が軍服工場を焼いてしまえば、抵抗勢力は反撃できないことになる)
なお、日本でも、浦安や成田まで「東京」なんたらといいますから、「南京」がどこまでの範囲をさすか、ということもあるでしょうね。
No.6
- 回答日時:
~便衣兵について~(脱線してすいません)
1932年、当時の国際法学者で海軍大学教官の信夫淳平が第一次上海事変(1932年)における日本軍の行動の正当性を主張するために書いた「上海戦と国際法」の中に便衣兵の処遇についての国際法上に照らし合わせた見解が示されております。
この中で、便衣隊は交戦法規違反であるとしながらも、正当防衛として殺害してよいのは現行犯の場合のみであり、それ以外の場合は重刑に処すべきではない、としています。
これがすなわち当時の日本政府の国際法上の見解であり、南京虐殺の正当性を主張するための「大部分が更衣兵であったから殺害しても国際法上合法であった」という論は戦後のウヨクの方々が創作したこじつけにすぎません。
No.5
- 回答日時:
日本軍が南京で起こした殺人事件は49件であることが国際委員会の調査で明らかになっていますネ。
まさか,未だに「田中メモリアル」の内容が信じられていたり,「当時も今と同じ位に非常に優秀な調査能力を持っている」外務省の,現場を一目も見ていない「優秀極まりない」お役人の戯言が信じられているというのは驚愕に値します。
敵軍に取られるくらいならば全て焼き払ってしまえという焦土作戦は国民党軍の得意とするものでした。ソ連やドイツなども行なっていましたが,中国で中国人の村を焼き払い,虐殺行為を行なっていたのは・・実は中国人である国民党が主力だったのですヨ。
また,八路軍や国民党軍による日本兵や民間人の虐殺などについては多くの記録をみたことがあります。アメリカでは新聞記事にも載っていましたよネ。
一方,便衣兵は国際法上では軍人ではなく,スパイやゲリラとして扱われるものです。
つまり,つかまった時には処刑されるのが国際的な常識であり,捕虜としての扱いは認められなかったのです。ここを注意してくださいネ。
便衣兵はどの軍隊と戦ったとしても,つかまれば処刑されていたのですからネ。それが戦時下の国際法です。
旧日本陸軍というよりも,関東軍の上層部は非常に特殊でした。
一般に日本の軍隊といえば,天皇陛下の名をだせば服従するように思われているのですが,関東軍だけは違いました。よく「下克上」と表現されていたのですが,既成事実を作ってしまってから,後に上奏するといったことを平気で行なっていたのですネ。
ノモンハン事件もそうでした。
そういう上層部が出した命令というのは,確かに狂っていたところも沢山あります。
けれども,朝日新聞の「百人切り」記事のような,全くのでたらめ記事が証拠となって,無実の成年士官が戦犯として処刑されたという事実も考えてくださいネ。
「証拠」というのは何なのか?
「戦争犯罪」とは?
「誰が」断罪することができるのか?
参考までに,一つだけURLをご紹介しておきます。
以上kawakawaでした
参考URL:http://ww3.tiki.ne.jp/~mahoroba/html/134.html
No.4
- 回答日時:
殺戮という用語そのものが誤りでしょう。
交戦中に敵を殺傷することは殺戮とは言いません。第3次南京事件において何人死んだということは重要な問題ではありません。寧ろ問題なのは支那側が交戦法規を遵守しなかったことです。交戦中は軍服の着用などが当然求められます。軍服を脱ぎ捨て私服(便衣)を着て、戦闘行為を行うことは戦時国際法違反に当たります。非戦闘員との区別を付かなくしたのは支那側であり、非戦闘員に被害がでた責任は支那側にあります。
No.3
- 回答日時:
南京虐殺の被害者数については1994年に一つの結論に達しています。
当時の外相広田弘毅がワシントンの日本大使館に宛てた電文はご存知ないでしょうか?
南京虐殺に関する論争には必ず出てくる、最新(1994年アメリカ公文書館公開)の有名な資料なのですが。。。
電文の内容は以下のとおり
http://www1.jca.apc.org/aml/9801/7191.html
この電文によると、事件直後、日本政府が南京虐殺の調査をおこなっており、その調査結果で虐殺は南京市内外で30万人であった事がわかります。従って、被害者数30万人にはその他の地域の三光作戦による被害者数は含まれません。
当時の日本政府の調査結果が30万人なのですから、これほど確かな数字はないでしょう。
No.2
- 回答日時:
過去の質問も参考になりますでしょうか。
No.66236 南京大虐殺について
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=66236
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=66236
No.81779 南京大虐殺についておしえてください<反論中心で>
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=81779
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=81779
「犠牲者30万人」説を取ると、そういうことにならざるを得ません。
どう考えても南京市内では3万8千程度(秦郁彦氏、林健太郎氏など、あるいは自衛隊の研究にもあるそうです)しか殺せなかった、とするのが現実的です。
ただ、犠牲者の数は歴史学者の間でも未だに謎、ということのようですね。
また、当時の司令官であった松井石根は親中派であり、南京事件の1件のみで絞首刑になりましたが、処刑前には漢詩を詠んでいます。
支那嫌いならこのようなことはしませんよね。
ですので、この事実を聞いた際には、松井は「皇軍の品位を汚した」として激怒したそうです。
ナンバー2の中将との意見の違いがあったことは事実のようです。
それゆえ、軍隊の中に統一した「殺戮」作戦があったとも考えにくいのです。
参考文献:秦郁彦『南京事件』中公新書
福田和也『地ひらく』文藝春秋
なお、『失敗の本質』(中公文庫)を読むと、日本の軍部がいかに組織的に未熟であったかがわかります。
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=66236,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=81779
No.1
- 回答日時:
少なくとも『捕虜を捕るな』という命令に、中国軍を怯えさせる意図があったとは思えませんし、その効果も無かったでしょう
むしろ、当時の日本軍の補給事情の劣悪さと、日本軍自体が『捕虜になるよりは死ね』というポリシーであったことの裏返しではないかと思います
また進軍中の戦闘については東京裁判では南京虐殺にはカウントされず、あくまで南京攻防戦と南京占領下でのものに限られています
進軍中の戦闘の犠牲者をカウントするというのは、どうカウントしても南京だけでは中国側の主張する犠牲者数に遥かに届かないことがはっきりしてきてから(南京で殺害された捕虜は約2万、民間人の犠牲者はそれより少ないと見られています)、たしか朝日新聞の記者だったかが発案したんだったと思います
難しいことを私は知らないのですが、南京大虐殺否定派の人がものすごく多いのです。
以前では考えられないことなのでしょうか?
むつかしい問題です。今回は、返信ありがとうございます。
私自身この問題を真剣に考えて行きたいと思っています。
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