プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先刻はVガンダムについてありがとう御座いましたm(_ _)m
皆様のお陰でより白熱した論議が知人と出来ました。
そこでまた議論が挙がったのですが、

そもそも「ガンダムのようなロボット兵器は必要か?」という焦点が挙がりました。
ガンダムに限らず、ボトムズのようなAT、パトレイバーのレイバー(特殊車両)、甲殻機動隊のタチコマ(これはロボットというより特殊戦車ですが…;)、ガサラキのAT(MTだったかな…;)、ガンパレードマーチの士魂号、エヴァンゲリオンのエヴァ、など数々のリアルロボットがありますが、実用性については如何ほどか?というものです。

残念ながら「必要ない」という結論に達してしまいました…。
が、実際はどうなのでしょう…?
どうかよろしくお願いします。

(以下、面倒な方は飛ばして下さい)
今の所、歩行兵器の最大メリットは市街戦や密林などの遮蔽物を盾にした、精密なゲリラ戦だそうです。
特に戦車などに対して有効だそうですが、なんとこれには機体が大きい分、ロケットランチャー(弾)やミサイルポットで重武装した歩兵にいい的として狙い撃ちされてしまうそうです;
むしろ、歩兵をプロテクトギアで(押井守の作品「犬狼伝説」)で固めた方がよっぽど効果があるとの事。
しかし、プロテクトギアは実際は重量がとんでもなく、しかも効果が全くない(西洋甲冑や日本武者と同じで弾丸を軽く貫通させてしまう)。

地上戦ではキャタピラの汎用性・機動力・重武装・大火力の戦車が最強、との事でした。
しかも、航空戦力(戦闘機やヘリ)には全く歯が立たない…;

もし、実現するとしたらどのようなものになるでしょうか…;
また、必要とされるとしたらどのような場合でしょうか;
どうぞ、よろしくお願いします;

A 回答 (13件中1~10件)

12です。

楽しんでいただけてなによりです。(^^)

■盾と矛
 今の戦車砲の威力はRPGなんか比較になりませんからねぇ・・・

■「ロボに有利なステージ」
これが気になったので、
1.市街戦
 高さ3~20mの空間は電線・歩道橋・高架線路・高速道路が
 網を張っていることを忘れてないですか?
 それらをクリアしない限り機動性を発揮できませんよ。

2.密林
 やはり高さ4m辺りから木の枝が生い茂ります。
 枝をガサガサ折りながら進んだんじゃ隠密性どころじゃないし、
 図抜けた高さを持たせるなら、これまた同様。
 下手すりゃこちらだけ「視界ゼロ」という間抜けな事態に・・・

3.崖
 ロボットカモシカでも作りますか(^^)
 でも重いと崖が崩れます。
 ジャンプするなら飛んだほうが早いし、足元が崩れたら怖い。
 へばりついて進めば・・・ヘリのいい的ですね。

使える場所がなくなってしまいました。
・・・なんか質問者を「いじめてる」みたいで申し訳ない(^^;)

■変な理論
「ロボ有効論」を唱えている人は変な前提に基づいてる事が多いんです。

1.ロボの攻撃は当たるが、戦車や戦艦、飛行機の攻撃は当たらない
 当然ですが同じ兵器システムを使っているなら命中率に差は出ません。
 「機動兵器が戦艦より優位」というのは戦艦大和の最後を言ってるの
 でしょうがあれは大和一隻に航空隊386機相手ですから・・・

2.ロボは一方的に戦車をアウトレンジできる
 砲を撃てば反動があります。(作用反作用の法則)
 接地面(足の裏)=支点と砲身(力点)が離れているロボは戦車より
 転倒しやすい。(梃子の原理)

 つまり戦車より低威力な砲を積むか無反動砲を使う必要があります。
 で、無反動砲はエネルギーの半分が後ろに逃げるので射程、初速で
 戦車砲に及びません。

 ではレーザーを使えば・・・接地面積が大きく、重心の低い戦車の
 方がより大きく重い=強い砲を装備できますね。

3.ロボは車両より速い
 脚より速いから車を使うのです。
 同じサイズの馬とバイクを比べれば一目瞭然。
 実際戦車でも100km/hくらい出せますし。

4.電波妨害をすれば
 戦車の光学照準は電波妨害の影響を受けません。
 ほかにも赤外線、テレビ誘導ミサイルも使えますが?

5.武器の持ち替えができる
 戦闘機でもパイロンを付け替えればいいだけです。壊れにくいし。
 戦車なら、装備できる「最も強い砲」1個で敵をアウトレンジ
 すればいいので。

6.パワードスーツは室内なら最強
 でも重いと床を踏み抜きます。階段も壊れます。軽いと脆いし・・・

この回答への補足

ああ!何ということだ!!
これだけ、沢山の人から素晴らしい意見を頂いておりながら、2人にしか御礼が出来ないとは…;
すみません、ほんとうにすみません…(泣)

…でも、勝手に選びました;
どれが一番よかったって、もちろんそれは全部です。
だから、どうか気にしないで頂けると助かります…;

本当にみなさんありがとう御座いますm(_ _)m

補足日時:2007/06/19 00:51
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この回答へのお礼

いや~、まさか2度も答えて頂けるとは思わず、ありがとう御座います!(^_^)

>今の戦車砲の威力はRPGなんか比較になりませんからねぇ・・・
もう、ミサイルなんか食らったひにゃ、それこそ砲撃どころじゃありませんしねぇ…;
しかも、今じゃミサイルの精密化が進み、ある意味ミサイルそのものがロボット…(「部品」なので、ロボットとは言いがたいですが、それでも精密機器)

>ロボットに有利なステージ
しまった!;
あちゃ~、そうでした…(;´~`)ヾ
こりゃ、ダメですわ…;
完全に歩兵の餌食ですわ…;

>なんか質問者を「いじめてる」みたいで申し訳ない
いえいえ、むしろこういった貴重な御指摘は、誠に勝手ながら応援と取らせていただきましたぞ(笑)

>変な理論
いや~、なんというか意気込みというか、もう大いに笑わせて(楽しませて)頂きました(笑)(…失礼ながら;)

私も分かります…。
ロボット兵器…実に見てみたい。
「ロボ有効論」を唱えている人の気持ちも痛いほど分かる…。
しかし、蓋を開けてみれば無理なこじつけばかり…。
そもそも、ガンダムが受けたのは従来の矛盾を出来るだけ廃し、より現実的かつ従来の路線を超えた革新的なデザインをしたから…。

時代も進むにつれより高度化し、矛盾はいずれ醜く残ってしまう…。
やがて、残る事さえなくなり忘れられていく…。
もちろん、無理な描写にもそれなりの味はあります。
しかし、より現実に沿った改良をするからこそ、リアリティがあり新たな発見がある…。

…………って、あれ?;
何かいつの間にか本題からそれたような…;
…すみません;自分勝手な無理なこじ付けで…;(むしろ、こじつけてるのは私の方か?)

とても、参考になりましたm( _ _;)m
ノートにでもメモして教科書にしたいぐらいです(笑)

(個人的に「>ほかにも赤外線、テレビ誘導ミサイルも使えますが?」はウケました:笑)

お礼日時:2007/06/19 00:50

う~ん、80年代のガンダムおたくは「ロボット兵器なんて嘘」と了解した上で、ロボのチャンバラを楽しんでいたものですが・・・


「ガンダム」が何作も作られて、あれを「リアル」と思う若い世代が増えたんですかねぇ(しみじみ)

まず、そもそも人が道具を使うのは、その方がより効果的か効率がよいかのどちらかだからです。

兵器も「道具」である以上、理屈は同じです。
兵器に求められる要素は
1.効果
 「性能」「数」「利用ノウハウ」
2.効率
 「信頼性」「コスト」「可用性」

いわゆる「巨大ロボ」は「身長が10倍になれば10倍早く走れて10倍遠くに手が届く」という「男の子の夢」から考えられたものですが、身長が10倍になれば体積=質量=慣性は1000倍になります。
そのため効率の面で問題があります。

1)信頼性=壊れにくいこと
 可動軸である脚の関節が壊れたら動く事も立つ事もできません。
2)コスト=調達コストと燃費
 時速60kmで走るのに車なら1軸モーター1個ですみますが
 ロボなら全身数10箇所のモーターを動かす必要があります。
 たとえばビームライフル1発打つのにロボだと片手動かすだけで
 13箇所の「関節」を動かしますが、固定砲ならスイッチ1個です。
3)可用性=扱いやすさ
 数10箇所の稼動部をどうやって制御するか?
 扱うのに「神業」が必要な道具は訓練が大変です。

実はこの問題、ロボ第1号の「マジンガーZ」のスタッフが引っかかっています。
そこでロボの設定に説得力を持たせるために考えられたのが
1)信頼性を無視できる超素材
 例)超合金Z、ルナチタニウム
2)燃費/コストを無視できる超エネルギー
 例)光子力エネルギー、核融合
3)可用性を無視できる「すごいパイロット」
 例)「超人」兜甲児、ニュータイプ
の3点セットが必要になります。
しかもそれを主人公側が「独占」している必要があります。
(でもそれって社会的に悪者じゃ・・・)

で、同じ素材とエネルギーをより形態効率のよい戦車に使えば・・・

■有視界戦闘
あと効果について、ガンダムの設定でよく言われる「有視界戦闘」ですが、有視界戦闘で大事なのは、まず「見つからない事」つぎに「敵弾に当たらない事」。
つまり「背が高い」ほど不利なわけです。WW2後の戦車が平べったくなったのはそれが理由です。(「よける」なんて論外です(^^))
走破性についてもご賢察の通りキャタピラの通れないところは空を使えばいいわけです。その方が早いですし。
人間サイズなら「階段を使える」のがメリットですが、車輪で越えられないわけじゃないですしね。

■プロテクトギア
パワーアシストと組み合わせればただでさえ重い歩兵装備の負担軽減になりますが、やはり問題は燃費=稼働時間ですね。
戦場で「電池切れ」になるとどうなるか。
また、装甲も小銃や榴弾片を防げてもRPGなら1mの鉄板を貫通しますので。しかもRPGは安ければ数万円で手に入ってしまう。
またこの程度の装甲なら装甲車で10人以上の歩兵の面倒を見ることができますし。

テロリスト相手なら使えるかもしれませんが相手がRPGを出した時点で無効ですよね。
結局「盾と矛」のエスカレート合戦ですので。
そのなかで「不合理」な手段を選んだほうが必ず負ける。
それが競争原理です。
夢のない話ですみません。
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この回答へのお礼

いえいえ、とても詳しい解説ありがとう御座います。
ホクホクしながら読ませて頂きました^^

やはり、対テロ・対ゲリラ用…にすらなれないとは…;
結局、現状では歩兵で全て事足りてしまいますもんね…;
現代の戦術において、もっともネックというか原点になっているのは、やはり攻撃力の高さですよね…。
結局、盾よりも矛の方が圧倒的に高いので、人型兵器を作る意味がない…。
仮に作るとしたら、RPGですら貫通できないような、頑強な装甲か高い防御力を有した何らかの装置…。
ただし、歩兵に搭載できるなら、歩兵がプロテクトギアみたいに装着するでしょうから、人が負えないでかさか重さか…。
ただし、あまりにでかい・または重いと、ヘリや戦車の餌食に…。

どっちにしろ、市街戦・密林・崖という特殊なステージ(アドバンテージ)でしか使えないという定説は覆せませんな…。

形状としては、やたごつくて、平べったくて、流線型で(素材が頑強なら加工できないため、四角かもしれませんがそれってが意味あるのか…)な兵器…。
よくて、劣化版ゾイド…?、ですかな;

現実はほど遠い…(泣)

お礼日時:2007/06/18 13:57

#8です。


実際、多脚の軍用目的で作られた車両って一応はあるんですよね。
森林警備なんかに使われているみたいですが、軍用にならなかったのは単にうるさすぎたから、高い樹木がある山岳地帯で、静かに動ける車両は、それなりの効果があったんだろうけど。

でも2本足のロボットの必然性は、大きな力の象徴としてはあるでしょうから、競技なんかではあるんじゃないかな。
ボトムズのバトリングみたいなやつとか。
現実に「ロボワンカップ」みたいなものもあるしね。
アメリカなんかでは、ロボットの格闘は結構な見世物みたいだし。
車を壊すだけの「デストラクション・ダービー」みたいなものもあるんで、2本足のロボットは格闘が目的の用途で今のF1マシンみたいな展開はあるんでないかと。
ギャンブルだと大きなお金が動くしね。
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この回答へのお礼

えっ、そうなんですか!?
その資料とかってありませんか…?;

そうですよね~;
うるさいって、もう致命傷ですよね…;

ギャンブル…。
…なんか、かなり現実に近づきつつも、夢からはかなり遠のいたような…(汗)
これが、現実ってやつですね…;

ありがとう御座います。
現状において、ある意味もっともリアルな回答な気がします…;

お礼日時:2007/06/18 13:38

ロボットに必然性が見受けられるには、それなりの条件が必要だと思います。


ガンダムであれば、宇宙空間での戦闘で、かの「ミノフスキー粒子」という魔法の粒子が存在します。
単に宇宙空間での戦闘であれば、大艦巨砲主義と戦闘機、ミサイルの数で勝敗は決しますが、ミノフスキー粒子によって電波兵器は使用不能です。
結果、有視界による戦闘となってしまいます。
戦艦の大砲は無力化し、ミサイルもせいぜいプログラム誘導なので、敵に当たることは期待できません。
となると、戦闘機なのですが、有視界にまで迫ってのミサイルや砲弾による攻撃となります。
懐に入ってしまえば致命打を与えることもできますが、戦闘機ゆえに動きが直線的であり、戦艦の防御網をかいくぐることも厳しい状況となります。
この中にあって、MSであればAMBACによって機体の姿勢を瞬時に変更でき、推進方向を転換できることはアクロバティックな動きが可能となり、艦船に対して大きな脅威となりえます。
別に人型である必要は無いのですが、武器の携行しやすさ、AMBAC制御、有視界空間での宇宙歩兵との誤認識の誘発、これらのことからあえて人型になったものと思われます。
本来であれば人型である必要も無く、本体と主推進器と武器携行用のアーム、さらにAMBACのための可動肢が多くあれば、理想的な兵器となるのではないでしょうか。

ミノフスキー粒子のようなレーダー索敵、電波撹乱が起こりえない状況であれば、長距離ミサイルだけで戦闘は決します。
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この回答へのお礼

いわいる、ガンダムがリアルロボットといわれる秘訣の一つですよね^^
宇宙での戦闘なら「銀河英雄伝説」などがよりリアルな感じですし。

う~む…、実際はどのような兵器になっていたんでしょうね…。
やはり、人型である意味はないんでしょうか。。。
考えられる指摘があるとするならば…
・高いステルス性(ただし、方角迷彩となると形状は関係ない?)
・俊敏な機動性(何といってもこれが一番大事でしょう)
・被弾した時の防御性(となるとやはり形状も大事?)
・被弾しない為の回避形状(当然、小型化?)
・装甲の頑強さ(宇宙なら重さは関係ない?)
・高い攻撃力(当然、高出力レーザー?)
・攻撃のスピード(やはり、光学兵器?)
・エネルギーの持続性(やっぱり核エンジン?)
他にまだあるかもしれませんが、こんなところですかね;
となると、私の中ではやたらごつくて、小型で、流線型なものとなると、「ボール」しかないんですが…。
ひょっとして、実はボールが宇宙では最強…?;
ザクより強い?;

逆にミノフスキー粒子が無い場合は、やはり銀河英雄伝説のような戦闘になっていたのかしらん?
その場合
・やはり高出力レーザー兵器と広範囲の索敵能力(レーダー)
・高いステルス性
・被弾しても大丈夫な形状
・瞬時に動ける機動力
・高い精度の命中性
・高い攻撃力
・当然、長時間続く高エネルギー
・厚い装甲、または厚さに関係ない頑強な装甲(コーティング?バリアー?)
個人的に、ラインハルトの乗っていたブリュンヒルトが一番の候補ですかね…;(ただし、カラーリングは黒だと思いますが;)
同盟軍や帝国軍のような、主力戦艦のあのごつい形状は問題外?;
ただし、装甲が固いとなると上手く形状を精製できるとは限らないので、レールガンのように四角くなるかもしれませんが…。

ありがとう御座います。
やはり、世界観作りも必要なのですね^^

お礼日時:2007/06/18 13:33

ガンダムのように「自立・自走可能」「従来の兵器の攻撃では深刻なダメージを受けることがない」「戦闘飛行機を叩き落せる機動力、運動性能」「(ビームライフルのような)既存の兵器とは違う画期的な武装」をもったロボットを作ることができるなら・・・



という前提で、意味はあると思います。

ガンダムF91のように肉眼でも追いきれないほど高速で動けるとか、ギャプランのように攻撃戦闘機を凌ぐ加速性を持つとか、ブリッツやデスサイズのように「見えない」などの特徴があればさらに…


今の科学力で作れるロボットなら意味はないのでしょうね。
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この回答へのお礼

何だか、人型である意味ってないんじゃないかと思えてきました(笑泣)
あるとしたら、とりあえず見たい…ぐらいですかね;

ありがとう御座います(落ち込むの図)。

お礼日時:2007/06/17 16:36

よくドキュメンタリーでも軍用目的でのロボットをみますが、


ガンダムのように乗り込むタイプではないですね。
足回りもキャタピラで、ラジコンの親玉みたいなものにライフルがくっついて、開発費数千万ドルですからね。
ロボットが戦場に登場するとしたら、完全に人間の代用を狙ったものでしょうね。
(映画「ショートサーキット」のジョニーみたいですな)
壊れても死亡者は出ない兵器は、待望されてますから。
そのためには、人間のコストより安くなることが必要ですが、当分無理でしょうね。

あとは、悪路の走破性能と静寂性を期待するところで多脚型の軍用車両はありえるんではないかと。
ただ、期待される静寂性能が高くないと、難しいんだろうな。
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この回答へのお礼

やはり、人が搭乗する時点で終わってそうですね…。
それ以前に、無人機の方が論理として確立しそうです…。
やるとしたら、AIの開発は無理でしょうから、鉄人28号のようなラジコン式…(ある意味、鉄人の方が論理としてはガンダムより進んでたとは…)。
でも、遠隔操作はかなり問題がありますから、どのみち戦闘は無理そうですね…。

多脚型戦車で無人となると、恐らくケーブル操作か遠隔操作。
よくて簡易的なAIの搭載ですが、AIの場合は果たして昨今の念密な戦略上の実戦に耐えうるのか…?
そもそも、ケーブルや遠隔では移動範囲が限られるので、要塞の護衛にしか役に立ちませんな…これでは意味がない。
結局、有人型の多脚戦車となりますが、こういった場合は通常ヘリで対応します。
となると、ヘリですら入れない悪路…。
そんな超限定的で汎用性に問われない特殊な悪路のみに何千億円もの巨費をつぎ込むとなると、一般の歩兵を使った方が死亡したとしても、保険や倫理を差し引いても、余りあるお釣りが出ますな…。
…こりゃダメだわ…;

ありがとう御座いました;
結局ダメ、ということなのかしらん?;

お礼日時:2007/06/17 15:37

ガンダムほどの巨大なロボット平気が作れれば良いでしょう。


あれだけ巨大になれば、歩兵が持てる程度の兵器で破壊することは不可能です。
二足歩行であれば戦車以上のスピードと小回りが利きます。
とくにスピードは脅威です。条件次第では時速100km/h以上は簡単に出せるでしょう。

でも、実際に出来たとしたら10m以下のコンパクトなタイプ。
武装の換装が容易に行える。
有効な戦い方は遮蔽物が多い市街戦。
キャタピラが不利になる悪路とかでの戦闘。
山岳付近での段差が激しいところ等での戦闘。
これらが限界かな。

ただし、問題があります。
2足歩行が難しいです。動物学的に見て2足歩行をしている人間は特異な存在です。
人間の自律神経等があの歩行を可能にしているのであって、それを巨大ロボットに持っていくのは至難の技です。というか不可能でしょう。
巨大化になる分、重量は3乗で増加していくのに対して、それを支える足の裏は面積ですから2乗でしか増加できません。
巨大化するほど足の裏は大きくなしないと重力に押しつぶされます。

それこそラムダドライバみたいな未知のテクノロジーが必要でしょうね。
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この回答へのお礼

たぶん、作れる頃にはいち戦闘車両(または特車?)として、当時の通常重火器で簡単に撃破されてしまうんでしょうな…。
むしろ、今なら…という感じですよね;

二足歩行も頑強さ・バランス・エネルギーが解決できたとして(…この時点で既に無理かもしれませんが;)、スピードは果たして車輪走行である戦車に勝てるのか…。
ただ、小回りは利きそうですね。
…ただし、問題は「関節への負担」が耐えられるかと、メンテナンス性。
仰るとおり、恐らく戦車では無理な悪路で活躍する「特殊戦車」通称:特車、として登場しそうですね。

武装の換装が安易に行えるのは強いですね。
例えば、飛行機(輸送機)から落とすだけで済むんですから。

山岳・市街・密林で活躍…。
これって完全に対ゲリラ戦ですよね…。
しかも、人型というのが相手に脅威を与える…。
完全にテロ向きです…。技術のすいを集めたロボット兵器がまさか対テロ用とは…。
…だんだん、夢は夢でいい気がしてきました…;

やはり、残るは未知の力しかありませんね…。
ハードSFにはさすがにもう無理か…。

ありがとう御座いました。参考になりました。

お礼日時:2007/06/17 12:00

結論としては意味がありません。



一つ目は接地圧の問題です。初代のガンダムでさえも40~60トンありますが、これは現在の戦車と同じ位の重さです。だいたい現在の戦車でもそれ以上の重さだと足回りのトラブルやインフラ(道・橋・鉄道・港湾設備)の耐久性・地形の問題(砂漠や沼地)で制限がありますからそれ以上の重量増加は困難です。余談ですが日本では後継の新型戦車開発の条件の一つは40トン代に抑える事とあるのですがこれはここから来ています。
さて、戦車はキャタピラで重さを分散させることでこの問題に対処しています。これを巨大ロボットで行うとすると足の裏の部分を相当に広げ、足の骨格部分をやたらと頑丈にしないと無理です。全身のフォルムはイメージ的には円錐にせざるを得ないでしょう。

次に装甲の問題です。今のところ戦車並の防御力を得るには軽く数十センチの鉄板が必要です。またまた戦車の話なんですがロボットと同じ位の重さの戦車と言ってもそこまで分厚い装甲は前だけで上や横や後ろは案外薄いのです。(とは言っても前方の装甲と比べての話でこれまた数十センチありますが)なぜそうなのかというと重量とコストと運用法に拠るのです。戦車は普通は前に動きます。敵の攻撃も前から来ます。横や後ろは戦車に随伴した歩兵が警戒し潰す事で防御する。だからこの配分で良い。しかしロボット(同士)だと普通に3次元戦闘を強いられるので何所かに集中して装甲するのは危険です。盾を持たせる方法もありますが片手で保持できる程度の装甲では防げず両手持ちの盾ならば防げても今度は武器が持てなかったり重すぎて動けないでしょう。

この辺りの問題はそれでも新素材の開発(ガンダムSEEDのPS装甲は原理はやや苦しいですが空想の技術としての発想の転換は良いと思います)とかエンジンの出力上昇。視覚的なステルス(ドラえもんの道具でよくある透明化)で対処したとしても被弾する面積の広さはどうしようもありません。戦車は勿論、ヘリや航空機に歩兵の対戦車ミサイル。戦略砲兵規模の制圧射撃の前には機動力や装甲は意味を成さないでしょう。


となると現実的には映画のターミネーターのような人間サイズのアンドロイドというかサイボーグが有力だと思います。次点でか初代ガンダムのドムの様にホバー走行ならば行けるかもと思いますがこれは被弾面積の問題はクリアできませんね。


それよりもまだ水中での人型ロボットならば重量の問題はある程度クリアできるかもしれませんが今度は水圧の問題や収容の問題(潜水艦の大型化は今度はドックやその他のインフラ整備が必要です。)の問題が出てきます。


私もガンダム等の巨大ロボットは大好きなんですが素人考えでも実現は無理っぽいですね~
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。
大変参考になりました。

う~む…;
やはり…無理、か…。

そもそも、今の戦闘(近代戦闘)は航空戦力による迎撃か、大規模な空爆か精密射撃が主な戦力ですよね…;(もちろん、その前に「核」による大陸間弾道ミサイル攻撃がありますが…)

せいぜい、地上制圧の為の戦車ですし、歩兵は主に特殊任務…。
しかも、当然高い汎用性が求められる…。
人型の巨大ロボット、の時点で汎用性は既に崩壊していますね…;

サイボーグやアンドロイドが一番妥当な線ですかね。
ただし、高度なAI(自立歩行)の開発は無理でしょうから、遠隔操作かやはり人間(兵士)のサイボーグ化。
となると、電波もしくはケーブルの問題になり、さらにエネルギー、バランス、機動性、装甲および強度、汎用性の問題が…。
ドムのホバー走行では俊敏かつ迅速な動きは無理でしょうし…。

水中も潜水艦による魚雷や、航空機の投下する機雷、護衛艦(巡洋艦または駆逐艦)による掃討作戦には歯が立ちそうもありませんね…;
潜水艦や補給艦による収容なんていい的でもってのほかでしょうし…。

ウ~む、実に残念ですね…;

お礼日時:2007/06/17 02:47

ご指摘のとおり、人型は軍事兵器としてはメリットがありません。



現在、マスコット的な使い方以外で、人型ロボットの需要があると思われるのは、災害救助と建築現場です。

どちらも、障害物があり、ある程度狭い環境で斜面や階段を移動する必要かあるため、タイヤやキャタピラより二足歩行の方が有利である可能性があると考えられています。
又、状況にあわせて臨機応変に活躍する事が求められます。2本腕ならば汎用性があり、細かい作業もこなせます。
(ただし、指は5本である必要はありません。)

作業車の延長として開発されたという設定を持つレイバー(英語で作業する人)は将来、実際に開発される可能性があると思います。
ただし、作品中の大きさではなく、全長5メートル以内になると思います。
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この回答へのお礼

やはり、マスコットですか…;
警察あたりでピーポ君に代わり、ロボピーポとかでそうですね…。

つまるところ、現行の兵士で全て事足りる…。
しかも、普通の兵士で無理なところは、ロボットではなく人間にパワードスーツを着せればよい。
それでも、無理なところはようやくロボットの登場…ただし、もちろん無人(遠隔操作)…。

兵器としてはほど遠いですな…。
結局、MSまで行かず作業着止まり…といったところでしょうか?

ありがとう御座いました。参考になりました。

お礼日時:2007/06/17 02:17

自衛隊に人型兵器が配備されたら、入隊志願者が増えると思います。

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この回答へのお礼

なるほど!
その手があったか!
これは1本取られました(笑)

ありがとう御座いました。

お礼日時:2007/06/17 02:10

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