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私は現在台湾に行ったことがないのでわからないのですが、国民党や民進党や
台湾国民は正直言って中華人民共和国と一緒になりたいのですか。それとも独立をしたいのですか。テレビで台湾のことが話題になってもわかりません。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

去年、台湾で行われた世論調査では次のようになっています。



1.ただちに中国と統一するべき・・・・・・・・・2.4%
2.現状を維持し後に統一を目指す・・・・・・・・10.7%
3.ただちに独立宣言をする・・・・・・・・・・・4.3%
4.現状を維持し後に独立を目指す・・・・・・・・12.9%
5.現状を維持し状況を見て独立か統一を決定する・36.6%
6.永遠に現状を維持する・・・・・・・・・・・・24.3%
7.わからない。意見なし・・・・・・・・・・・・8.7%

とりあえず、今のところは現状を維持したいと思っている人が大多数のようです。

国民党は、中国の正統な国家は台湾であり、独立には反対。ただし今のところは現状を維持し、統一も独立もせず、中国を刺激しない事によって平和を保ち、経済を発展させ国民の生活を向上させる事が当面の目標だそうです。
去年、国民党の代表が次のように発言しています。
「統一、独立、現状維持の三つの選択のうち、統一が最終目標であるが、現在は現状維持がもっとも現実的な選択肢である」

民進党は「台湾共和国」を成立させ独立する事が目標でしたが、1999年に、選挙で勝つ為にそれを棚上げにし、独立の方針を凍結しています。

陳水扁総統は2000年に選挙で勝った後、「四不一没有」という対中国政策を発表します。中国が武力を使わないうちは「独立宣言をせず」「国号を変更せず」「両国論を憲法加えない」「独立か統一かの国民選挙を実施しない」「国家統一綱領と国家統一委員会の廃止つという問題はない」という内容です。
そして後に「強本西進」という政策を打ち出します。中国と経済交流を強化し、さらには台湾を承認させようというものです。しかし、中国がこれに乗らず失敗しました。
2002年には、はっきりと「中国と台湾は別々の国である」と発言しています。

結局、国民党も民進党も国民の意向を無視する事はできないので、大多数の人が望んでいる、現状維持の状況をとりあえずは、維持する方向なのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/10 18:30

国民党は、もともと中国大陸で政権を持っていました、第二次世界大戦後、中国共産党との戦いで敗れて、台湾へ移動してきた経緯があります。


ですので、国民党から見れば中国大陸は本国に当り、以前までは大陸選出の国会議員がいました。

建前としては同一国家ですが、政権を譲り渡してまで統一する意思は無いと言うことになります。

台湾国民にも、大陸出身者もいれば先住民族もいますので、世論としても差があるようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/10 18:31

現状維持が、多くの国民の意思ではないでしょうか?


周辺諸国(特に、米、日)の思惑も同様ですしね。
最近では、李登輝総統が独立を否定する様な発言をして話題を呼びました。

この様になった大きな理由は、中国の経済的台頭です。
台湾は島国ですが、ハイテクを中心にした技術で経済大国になっています。
貿易によってお金を稼ぐ、この点で日本と良く似た国なんです。
その台湾の最大のお得意さんが中国なんです。
中国への輸出、企業進出が非常に盛んになり、経済的には既に一つの中国なんでは?と思えてしまうほどです。
小泉政権時代に言われた、政冷経熱と似た様な状態ですね。
台湾は自由な国なので、中国に政治的に取り込まれてしまうことは望んでいません。
一方、中国と戦争や、国交を断ってまでの独立は望まないというのも自然な感覚でしょう。
強固な政治的信念を持った人間を別にすれば、普通の人の感覚ってそんなものじゃないですか?

朝鮮の南北統一...いつかは実現したいが、自分が生きているうちは止めてくれ(韓国人)。
日本の核武装....必要だが、アメリカと揉めて今の生活が壊れるのは嫌だから、次の世代に回そう。

ね?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/10 18:31

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