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「今年の梅雨入りは、平年並の所が多いが、梅雨明けは、ラニーニャ現象の影響で早くなる可能性があります。」という情報が株式会社ウェザーニューズより発表されています。
その情報によると、九州南部を筆頭に、各地で梅雨明けがめちゃめちゃ早いことになっています。本当にこんなに早く梅雨が明けるのでしょうか。

また、梅雨明けすると気になるのが台風の動向です。
ラニーニャ現象は台風発生にどのような影響を与えるのでしょうか?

A 回答 (2件)

ANo.1 です。

返事が遅れてしまい申し訳ありません。

さて、気象庁の発表(エルニーニョ監視速報 No.177、6/11 付)によりますと、
5月に発生したと見られるラニーニャ現象は、
どうやら今秋10月頃までは続く見込みだそうです。

そしてこの予測が、梅雨明けの早まる可能性と来たる夏が暑くなるとの予報の
最大の拠り所になっているのが分かります。


>九州北部は6/5頃、関東は6/7頃と予測していた梅雨入りが一向に進みませんね。


そうですね。ウェザーニューズの予想も上手くは行きませんでした。
まあ、「雲を掴むような話」などといった喩えがあるように、
気象現象・天候というものは、実に気まぐれで厄介な代物ですから仕方ないのかも…

それに元来、梅雨入りという現象自体が気象学的には曖昧で、
はっきりと定義出来ないために、余計に予想を難しくしている面もあります。


>このレポートもどのくらい信じたらよいものか・・・。


予想通りになる可能性が、そうならない可能性よりも幾分か高いのだ……
長期予報を見る場合、私はいつもその程度にしか考えておりません(^^;

予報(予測)ですから、あくまでも確率ですよね。殊に一ヶ月先、二ヶ月先ともなると、
スパコン等、最先端の予測技術を以ってしても当然、誤差が大きく出てしまいます。
統計的な手法にしても、明らかに限界がありますし…。

ところで気象庁予報官の見解によると、現在梅雨入りが遅れているのは、
太平洋高気圧の勢力が弱い時期に当たっているためだそうで、
今後はこの高気圧も次第に勢力を強め、前線を北へ押し上げるとのこと。
遅れていた本州付近の梅雨入りも、いよいよ秒読み段階に入りました。

ちなみに西日本では、春先から少雨傾向が続いていますので、
期間中、水害が起きない程度に十分降ってくれるとありがたいですね。
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この回答へのお礼

関東地方で梅雨とは思えない天気が続いている。6月14日の「梅雨入り宣言」以来、雨が降ったのは宣言当日だけ。苦情を訴える電話などが相次いで寄せられている気象庁は「結果的に見れば、予報が外れたと言わざるを得ない」と判断ミスを認め、修正は必至だ。51年以降最も梅雨入りが遅かったのは22日で、記録を更新する可能性も出てきた。(6月21日 毎日新聞)


という記事もありました。

という訳で、株式会社ウェザーニューズが「ラニーニャ現象の影響で梅雨明けは早まる可能性も高い。」と言っていた予測は
沖縄(予想: 6/22頃)→ 6/21頃
九州南部(予想: 7/8頃)→ まだ(7/16現在)
関東(予想: 7/16頃)→ まだ(7/16現在)
という具合にあまり当たりませんでした。


ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/16 16:52

本州付近の梅雨入りもいよいよ間近。

今年もいつの間にやら、そんな季節になりました。
ところでお尋ねの件ですが、

>九州南部を筆頭に、各地で梅雨明けがめちゃめちゃ早いことになっています。
>本当にこんなに早く梅雨が明けるのでしょうか。

今年は春先まで続いていた太平洋赤道海域のエル・ニーニョ現象が終結し、
以後、急速にラ・ニーニャへと移行しました。

一般にラ・ニーニャ年の北太平洋高気圧は、西への張り出しが強まると言われおり、
梅雨前線を早々に北へと押し上げ、盛夏の到来を早める可能性が確かに高くなります。

過去の統計でも、夏季にこの現象が顕著に起きている年の梅雨明けは若干、
早まる傾向にありますし、北日本を除いて真夏の気温も高めに経過することが多いようです。

ウェザーニューズの梅雨明け予想がやや早め(昨年と比べればめちゃめちゃ早め)
になっているのは、一応これらのことを考慮しているものと思われます。

ただし、例外年も結構目に付きますので、必ずしも今年がそうなるとは限りません。
確率的に梅雨明けが早まる可能性が高いのだ、位におおらかに考えておいて下さいね。
まあ、二ヶ月近くも先のことですから、確たることはこの世の誰にも分かりませんので(笑)

■ 下記 URL の一番下、「梅雨期」の項目を参考にして下さい。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/db/elnino/lear …

>ラ・ニーニャ現象は台風発生にどのような影響を与えるのでしょうか?

梅雨明け以降、太平洋高気圧はモンスーンによる潜熱で強化されたチベット高気圧
と相まって、日本付近から中国大陸までを、すっぽりとその勢力下に収めます。

ラ・ニーニャ年は太平洋高気圧の東西方向の軸が、北に偏るケースが割合に多く見られます。
このため台風の発生位置もその分北上し(例年よりも北西にずれる)、
日本列島により近くなります。

また、発生個数や本土への襲来数は例年とあまり変わりませんが、比較的に強い台風が少なく、
寿命も短い傾向があります。

■ 詳しくは下記 URL の(2)台風の活動を読まれてみて下さい。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/cli …

この回答への補足

株式会社ウェザーニューズの発表では6/3頃となっていた九州南部の梅雨入りが6/1にあったきり、九州北部は6/5頃、関東は6/7頃と予測していた梅雨入りが一向に進みませんね。
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平年なら関東甲信までが梅雨入りする8日、今年は梅雨前線がなかなか北上しない。1日に九州南部が梅雨入りした後、列島の南に停滞したままだ。来週も晴れた日が続く見込みで、各地の梅雨入りは記録的な遅さになりそうだ。(中略)
気象庁は今後、太平洋高気圧の勢力は強まり、前線は北上するとみる。
一方で、世界的に異常気象をもたらす「ラニーニャ現象」が来週中にも発生する見込みで、日本付近の太平洋高気圧は平年以上に強まるとみる。ラニーニャ現象が起きた時の梅雨明けは、早まる傾向がみられ、遅かった梅雨前線は列島を足早に北上する可能性が出てくる。(2007年06月08日 asahi.com)
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このレポートもどのくらい信じたらよいものか・・・。

補足日時:2007/06/08 17:11
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