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理学療法士、作業療法士は「療法士」ですが、
言語聴覚士は「療法士」ではありません。
ちなみに国家資格ではない、
音楽療法士や園芸療法士でも「療法士」です。

何か違いや経緯があるのでしょうか?

A 回答 (2件)

STが国家資格となってまだ日が浅いですが、


そうなる以前から(数は少ないものの)言語訓練は行われていました。
対象は何らかの疾患に基づく後遺症や発達障害とは限りません。
病気ではないけどうまく話せない状態(発音の覚え間違いなど)も
その対象となっていました(小学校のことばの教室など)。

国家資格化されるにあたって、
PT・OTと同様に「医師の指示のもと」にするのか、
それを外してこれまで通り医療機関以外でも活動するのかで
なかなか意見がまとまらなかったようです。

結果的に国家資格化が遅れたんですが、
その代わりに「医師の指示のもと」という文言もなくなりました。
よって、現在でもことばの教室等での言語訓練が行われています。
(ちなみに「医師の指示のもと」ではないので開業も可能です。)

そのような経緯があり、資格名からも「療法」が外されたようです。
英語で表すときには結局 Therapist が入るんですけどね。
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この回答へのお礼

医師の指示の下なのか否かという部分でもめたわけですね~。でも、園芸療法士などは療法士が入ってますよね。なんか複雑ですね。それに言語聴覚士は嚥下の訓練もするとなると、本来は言語聴覚嚥下士が本当だったのかなあ。どちらにしても経緯が分かってすっきりしました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/30 20:26

こんにちは、現役STです♪


えっと・・・資格としては新しいですが、STも国家資格ですよ(^v^) 今年の3月で9回目の国家試験を迎えました。
確かに日本では歴史は新しいのですが、外国では以前から存在していた資格です。
「療法士」のことですが、よくはわからないのですが、言語聴覚療法士でも私はよいのかな?と思います。というのは、英語にすると、PTはPhysical Therapist、OTはOccupational Therapist、STはSpeech Language and Hearing Therapistといいます。どれも「セラピスト」なんですよね。ただ、STは国によってはSpeech Pathologistと呼ぶところもあるので、そうなると「病理学者」なわけです・・・ ややこしいでしょ?
ちなみに、私たちが行うセラピーは「理学療法」「作業療法」「言語聴覚療法」というので、結局「療法」をつかってますね。
そういえば、STの国家資格ができる際に、STのベースになる団体が2つあり、「療法士」関係でもめたと教わったような気もします。国家資格になる際の歴史上のトラブルが原因のひとつかもしれませんね。ごめんなさい、確かに習ったのに、すっかり忘れてしまいました。またわかったらお知らせしますね♪
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この回答へのお礼

なるほど~。療法士が付かないので、何か違うのかと思っていたのですが、同じ療法なのですね。ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/30 20:22

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