おすすめのスピーキング用CD教材(中級以上)

パソコンで音楽ファイル編集ソフトを使えば、自分で好きな教材から作れると思います。

原始的な方法では、カセットテープレコーダーが2台あれば、録音、無音の録音、録音、無音の録音を繰り返してもできますね。

また、通信講座ではないものをという理由がわからないのでこれがあうかどうかわかりませんが、以下の教材は、そのような使い方が可能です。
http://www.icconsul.com/et/index.html
通信教材ということになっていますが添削のようなものはなく、教材が送られてくるだけです。ちなみに本校のテキストにも同じものが使われています。3か月に1度新しいものが発行され、レベルによるテキストの変更はありません。

内容レベルはTOEICテストで使われるものと同じくらいだと思います。初級から上級まで、同じ教材でトレーニング方法を変えて対応することになっていますが、初級者にはちょっとむずかしいと思います。TOEIC600～800ぐらいの人にはちょうど手頃でしょう。

PDFファイルでサンプルが見られるようですので、１度見てみてください。1Roundに100word程度の会話文または説明文があり、ページをめくるとそこから抜き出された基本構文が掲載されています。CDは、Roundごとにメインとなる英文、キーワード、基本構文（日本語訳-英文）が吹き込まれています。この基本構文だけを抜き出して携帯プレイヤーに録音すれば、日本語訳-ポーズ-英文-ポーズ、日本語訳-ポーズ-英文-ポーズの順で音声が繰り返されますので、日本語訳を聞いてすぐ英文を言う、英文を聞いてすぐ繰り返すといったトレーニングが可能です。ただ、ポーズはかなり短く、考えている暇はほとんどありません。すぐに英文を口に出して1、2回言えるかどうかくらいです。まあ、あまり考えているとトレーニングにならないので、このくらいが妥当だと思いますが。

基本構文をある程度マスターしたら、今度は英文を通して聞きながらシャドウイングをすることもできます。また、テキストには意味の区切れごとに改行して対訳が示されたページもあり、日本文を1行だけ見て英文を言うようなトレーニングもしやすくなっています。

私の友人の同じような教材を探していましたが、見つかりませんでした。

仕方がないので、自分で編集して作っていました。「日本語を聞いて自分で英作、その後に正答を聞けるような教材」はないと思います。パソコンがあれば作成するのは難しくないと思います。

メジャーすぎるかもしれませんが、

「とっさのひとこと」

考えたりする時間が十分取られているものは心当たりがありません。こういう教材の用途は考えなくても、口から出てくるまで繰り返すことにあると思います。