プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は現在浪人しており今後の進路でとても悩んでいます。
アドバイス、ご意見等ございましたらお聞かせください。

今年は国立大工学部を受験したのですが前後期ともに不合格となり
予備校に通っています。
今年受けた学科は電気電子工学・通信工学を扱う学科でした。
こういった学問には高校入学当初興味があり、現在も研究したいと思っています。

しかし現在、せっかく浪人したんだから薬剤師をめざしてみようかな、と思ってもいます。
実際に薬剤師である兄夫婦から話を聞いたり、仕事振りを見てみると
薬剤師になりたいとも思います。

もし薬剤師を目指すとすると、創薬をしたいわけではないので私立大にいくことになると思います。
私の地元には薬学部のある大学はないので学費だけでなく、生活費の問題などもでてきてしまいます。
しかも、6年制になったことで弊害も発生しているとかしていないとか…


そこで質問なのです。
これかのことを視野に入れ場合、
『国立大工学部に進学し、電子工学などを学びユビキタスについて研究していく』のと、
『1千万以上の学費を支払っても一生ものの資格を取る』
のは、どちらがいいのでしょうか?

出来ればなぜそちらがいいのかという理由をつけていただけるとありがたいですが、なくても構いません。
どちらがいいとは一概にはいえないのは分かっていますが、
それを承知の上でみなさんの意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

 他の皆様がいい事書いていらっしゃるので、今更私が書き込んでも無意味に等しいとは思われますが、自分の考えについて少し述べさせていただきます。



 私は某国立T大学工学部電気電子の学部生です。
 好きなことをやるというのは最も大事な事です。嫌いなことを何年もやるというのは苦痛以外の何ものでもありません。

 好きなことなら、多少肉体的にハードな仕事でも、あまり苦痛に感じたりしないものです。

 ただ、私の高校生時代、つまり大学に入学する以前の自分を振り返ってみると、自分がやりたいことは無かったと言うわけではありませんが、それは漠然としたもので、具体的な目標やら願望などというものには程遠いものであった気がします。

 高校生が、自分が一生付き合っていける仕事を見つけるのは非常に難しいことであり、もしかしたら不可能なことかもしれません。
 未来が見える人なんてこの世に存在しません。

 私の友人は医学科に進学しましたが、入学して一ヶ月もたたないうちに本物の人間の臓器を見せられて、ショックを受けたと言っていました。
 やりたいと思っていたことが、入ってみたら実はそうではない気がして、幻滅してしまうというのはそう珍しいことではありません。
 逆に、全然興味の無い学科に入ったのに、院にまで進学してばりばり研究している人もいます。
 大学は理想と現実のギャップと言うものに遭遇しやすい世界なのではないでしょうか。

 薬剤師の免許を取れば、将来安定だと言われますが、薬事法の改正でコンビにでも風邪薬等を取り扱えるようになるらしく、日本の薬局の数も限られているので、容易に再就職できると言うわけではないと思います。
 
 あと、調剤薬局の人の仕事内容は、よく知っていらっしゃると思うので言いませんが、製品開発に比べて比較的単純作業に近いのではないでしょうか。

 社会に貢献できる新薬を開発すれば、それだけで自分の人生に価値を与えることができると思いますし、何よりもクリエイティブな仕事の方が、楽しいと感じる人の方が多いです。

 工学部に進学すれば、恐らく研究開発職に就くのではないかと思われます。
 電気電子なら、電気主任技術者試験に受かって、電力会社の保守管理の仕事に就けば、安定した収入が得られます。
 電気電子の大学院を修了して、弁理士として特許業界で働く人もいます。
 私の大学では原子核融合について研究されている教授がいるのですが、この原子核融合を発電技術に応用する日が来れば、世界にエネルギー革命が起きるといわれています。重水素とトリチウムを原料とする反応で、これらの原料は海水等から採取でき、また循環可能であることから夢のエネルギーといわれているものです。
 このように、電気電子はまだまだ多くの可能性を秘めた分野であります。
 自分の将来が、ただ安定した、平穏なものであることを望むのは、全く自然なことではありますが、一度きりの人生、冒険したいという気もしないでもないですね^^;
 
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あまりにも境遇が似ていたので、思わず回答します。


わたしの経験はもう30年ほども前のことですが、大学受験で国立大学一期校(昔は一期、二期という呼び方でした)の工学部機械工学と私立大学の薬学部を受けました。
工学部は広島大学、薬学は大阪薬科大学でした。双方に合格したのですが、結局親が工学部出身ということもあって、工学部に進学しました。

物理、化学、生物が好きだったということもあって、理学部も考えましたが、受験したのは上記の2つです。あっ、一年浪人したところまで同じですね。一年目は、理学部も受けました。

大学に入っては、授業は面白く無かったですね。機械は好きだったのですが、新しいことの探求ではなくて、出来上がったものを理解するとかJIS規格に従って設計するとか。。薬学部の中身を知らなかったのですが、薬学部に行けばよかったってかなり悩みました。
その後、付き合いだした彼女(いまのカミサンですが)が同じ大学の薬学部だったので、薬学もねずみの世話等で大変だな~って、自分には向かないかもしれないなと、なんとなく思いました。彼女も自分は薬剤師には向かないと言ってました。(いちおう資格は取りましたがいまだに活用してません)

大学での生活は、結局のところ自分がそのことが好きか嫌いかで有意義になったり無駄になったりすると思いますので、好きなことを中心に組み立てるほうが結局はいいと思います。
薬剤師の場合、資格が取れますので手に職がもてるということで安心感はありますね。でも、最近わかったのですが、給料はそれほどよくもないようです。これはもう少し後でお話します。

わたしが卒業して以来、30年間の電子工学の進歩はすばらしいものがあります。卒業したときにはまだパソコンは無かったですから。薬学のほうでもすばらしい進歩があると思いますよ。

どちらの分野に進んでも、世の中はすばらしい進歩があると思います。
結局は、自分の好きな方を選択するのがいいのではないでしょうか。わくわくする仕事が出来るほど楽しいことはありません。
学生生活にかかる金額とその後に得られる収入(一般的に言われている収入)だけで判断するのは間違いです。
学生生活では、勉強すれば奨学金や学費免除もありますし、アルバイトも出来ます。

工学部を出てもどの業界に就職するかで給料は大きく違います。
重厚長大<電気電子<国内コンピュータ<外資系の順番でしょうし、メーカー<ソフトウェア<金融の順でしょう。

わたしも、重厚長大→国内ソフトウェア<外資系ソフトウェアと転職しましたが、給料は大きく違いました。丁度我が息子が就職活動していますが、あるコンサルティングファームでは、初任給500万円でオファーを受けているそうです。投資銀行ならもっと高いでしょう。ただ過酷ですが。
つまり、卒業後の進路で何とでもなるということです。

薬学部の場合も同じですね。
卒業して、病院に勤めるのか薬局に勤めるのか企業に勤めるのかによって給料はまるっきり違いますし、ある程度年齢を重ねたときの給料も異なります。企業によっても大きな給与格差があります。

わたしの会社では、薬剤師のための薬剤師求人.com(下のURLのページです:http://www.yakuzaishi-kyujin.com/)というサイトを運営しているんですが、そこで募集企業の給与を見てもらえるといいと思います。
薬局が中心なので、そこに掲載されている給料は、薬剤師免許に対して払われます。若くても年をとっていても同じです。企業ではそうではありませんね。研究職でも、文部科学省の公務員か厚生労働省かということでも違いがあるそうです。

様は、卒業するまでにかかる経費と生涯賃金というものを今の状況で単純に比較しても意味が無いということを言いたいわけです。
いくらお金を中心に考えても、自分の人生が楽しくないと何のために生きているのかわかりません。自分の好きなこと(少なくとも現在好きだと思っていること)を中心に考えることをお勧めします。

なぜなら、未来は誰にもわかりません。もちろん親にも。自分の未来は自分が作るしかないのです。

わたしの知り合いには、薬剤師でありながらコンピュータのエンジニアの人間もいます。これも先ほどの薬剤師求人.comにインタビューを載せています。
道はひとつではありません。お金のことはひとまず置いて、好きなことを中心に考えてみてください。
「得手に帆を揚げて」だったと思いますが、ホンダの創業者の本田宗一郎の本もあります。こんな本も一度読んでみてはいかがでしょう。

では、いい人生を送られんことを!

参考URL:http://www.yakuzaishi-kyujin.com/yaktan/
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インターネットや携帯電話がもはや我々の生活に無くてはならない時代になりました。



質問者さんのユビキタスについての研究は確かに時代の最先端と言えますが、例えばホームエレクトロニクスではPCは頭打ちの状態で市場ではすでに価格破壊も始まっています。
この分野はハードもソフトもよほど目新しいモノが出現しない限り日常生活に於いてはテレビやラジオ並に落ち着くのが目に見えていると思われます。

工学部・電子(通信)工学を出てメーカーに就職し、一生研究・開発に携わるのか、または薬学部を出て資格を取り薬剤師としてやっていくのか・・・前者は確かに公的な国家資格というものはありませんが、大学で学んだ知識を生かしそれらを武器にメーカー内で戦略となり設計・開発をおこなっていく訳で、会社に居る限り自分の得意分野を生かし、やりがいや充実感・達成度というものも十分にあるでしょう。後者は一度取ってしまえば一応は一生ものの資格ですので何とか働くぶんには(全国どこでも年齢性別問わず?)苦労は無いと思います。が、他の方が仰せの様に内情はピンキリで、はたして毎日が充実しているかそれともどこかで妥協点を見つけて「町の薬屋さん」として人々の健康に関わり、ある意味庶民生活にどっぷりと浸かる覚悟も必要です。

尚、ご参考までに・・・
一般に製薬会社というと確かに薬学部出身というイメージがあり、実際大多数を占めていますが、しかし工学部(応用生物工学等)出身者も必要なのです。一応、伝統ある国立大が主ですが、あくまで工学部にこだわるならそういった道もあります。一考してみては如何でしょうか?
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 asagamさん おはようございます。



 薬局を経営している薬剤師です。

 私が薬科大学を卒業した20年位前は、薬剤師の資格があれば給料が多額になるとは限らないものの最低の生活は保障されていたと言ってよかったと思います。しかし今は少し違っています。街場の薬局は、ドラックストアーの安売り攻勢や今まで薬局専売と言われていた調剤部門もドラックストアーで併設するようになった関係で私みたいな街場の薬局はとても厳しい時代です。近くに大手ドラックストアーが出来ただけで即閉店に追い込まれている街場の薬局も多々有ります。そう言う時代ですから、単に薬剤師の資格を持っているだけでなくその上で何が出来るかが要求される時代なんです。例えばPCのスキルを持っているとか、薬科大学では学べない実務で使えるレベルの漢方の知識を持っているとか・・・。そう言う薬剤師の資格以外に何かの知識がないと、例えばドラックストアーに就職した出来たとしても、一生トイレットペーパー等の品出しだけの仕事をする事になり、asagamさんが持ってる薬剤師の資格は法律上必要なドラックスストアーの店舗を営業し続けるための資格提供と言うだけになってしまいます。
 病院に就職した場合、今は殆どが院外処方箋を発行する病院が多い関係で実際の調剤の仕事は減っており、病棟での医師と一緒に患者回りの仕事が増えています。そう言う仕事をする為には私たちが学生時代に学んだ知識より1歩進んだ薬学的知識が必要になってきます。そう言う知識がないと病院に就職すら難しい時代です。それとご存知の通り6年制の学科を卒業しない限り薬剤師国家試験を受ける事すら出来ませんから、経済的な問題も出てきています。自宅から通える範囲内に薬科大学が無いとしたら、費用的には膨大になってしまいます。と言う事を考えると薬科大学を卒業するだけでも大変で、その後も卒業出来たまともな就職が出来ないかもしれない時代なので、将来的に薬剤師になれても・・・・と言う時代です。

 工学部に付いては詳しくないのですが、工学部の場合一般的に大手~中小のメーカーに就職する事になると思います。実際は景気が良くなってないのですが、政府が言う所の景気の指標としているある程度以上規模の企業は景気は上向きになっています。したがって数年前よりは新卒募集人数も増えています。そう言う時代ですから、薬科大学に進学して経済的にも勉強的にも苦労するより、工学部に進学した方が就職口は多いと思います。就職後どうなるかは、どんな仕事に就いて本人の努力次第ですから変わりは無いんです。

 以上の事を考えると薬科大学に進学する事を考えるより工学部に進学す事を考えた方が良いと思います。もし工学部以外の学部も受けたいと言うのであれば、就職と言う事では一番潰しが利く可能性の高い経済学部を受けるのが良いかと思います。
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私が人生の岐路に立ったときの判断基準は以下のようなものです。


1 おもしろそうか、そうでないか
2 好きなことか、きらいなことか
すなわち、おもしろそうで好きなことを選ぶようにしています。そして損得は一番考えないようにしています。なぜなら目先の損得は将来の損得とイコールならないことが多いと経験的に感じるからです。またすべての人が平均寿命まで生きることができるわけではないからです。すなわち私もあなたも明日が無事迎えられかどうかわからないという現実があります。
 おもしろそうで好きなことを選んだ結果がどうあれ納得ができればいいと思いますがいかがですか。
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給与的な面で言えば、一般的には工学部から大手のメーカーへ就職したほうが、薬剤師よりも稼げると思います。

(ただし、どちらの学部もこれ以外に多様な進路がある事は付記しておきます)

安定の面で言えば、もちろん薬剤師免許があったほうがいいでしょう。民間企業などではリストラの恐怖もあります。薬剤師免許があれば再就職は容易です。

あなたがどちらを優先するか次第だと思いますよ。それに大学にいる間に興味が変わってくる可能性もあります。なので、どちらにいくにせよ選択肢を広くするために、なるべく上位の大学へ行かれる事をおすすめします。
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今、大学生で工学部の化学科に通っているものです。


自分も浪人をし、私立の薬学部も受けて受かったのですが、強制的に六年生になるということや学費の高さなどで行くのをやめました。また、就職に関しては、給料もよくすぐに奨学金等も返せるということですが、国公立や有名私立大学でないと就職優先順位が低くなってドラッグストアとかで働くことになったら嫌だなっていうのもありました。それでも、構わないなら薬剤師の免許をもっているというのはすごく優位なので薬学部は魅力的です。そのかわり、大変らしいですよ。
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ここで相談するより、親御さんと相談しなさい。


私の娘の高校でも、進学説明会がありましたが、私大医学部なら、二千万から五千万、国公立大医学部で、一千百万(学費は年間八十万ほどだが実習費が百万掛かるので)、私大薬学部は六年間で安いところでも一千百万、高いところで二千万です。
こういう学校に行きたい人は、親御さんがきっちり資金計画を立ててください、こういう学部はアルバイトはできませんから、と言われました。
私は、ユビキタスでも研究している方が、親も気が楽だと思いますが・・。
どうせ行くなら、国公立大の薬学部を目指せば、親孝行ではないでしょうか。
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すごく難しいです。


学費はご両親が払うのでしょう?
どちらも可能と言う条件なら薬剤師はいいかもしれませんね。
ただし有名校が優位です。
これからの人に言ってもあまりぴんとこないかもしれませんが、
リストラにあって職を失った時に薬剤師のほうが
年齢に関係なく職に就きやすい利点はあります。(もちろん給与の
大小はありますが)
電子工学出ではつぶしが効きません。
次の職探しが難しいでしょう。
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