プロが教えるわが家の防犯対策術!

 先週からFXを開始しましたが、ユーロが予想以上に急騰して戸惑っています。他の通貨と比べても特にユーロが急騰しています。恐ろしくて手が出せません。ゴールデンウィークの海外旅行予定者数(ユーロ圏の旅行者数までは調べていないが)は前年度よりも下がったし、4月から5月にかけての為替レートの周期的にみても以上としか言いようがありません。さらにFX業者の売買比率は売りが優勢みたいですが。どうして急騰しているのでしょうか?何か原因があるのでしょうか?どのような人達が価格を吊り上げているのか良ければ教えてください。

A 回答 (5件)

NO.1の方とは逆の意見ですが、ヘッジファンドなどの投機筋がレートを吊り上げていると考えています。


159円くらいまでは、機関投資家や個人投資家の買いがかなり入ったでしょう。
でも160円を越えたレベルで買えるか?
160円以上で新たに買い立てする人は限られるでしょう。

>FX業者の売買比率は売りが優勢みたいですが。
ここまで上がれば反落すると考えている人が多いという証拠です。
ちょっとしたきっかけで暴落する可能性が高まっていますから。

今はマーケットがかなり薄くなっているように思います。
こういう時は通常よりかなり少ない取引量でレートが大きく動きます。
ここからファンド勢がどう動くか?ですね。
もう一段買い上がって、売り手のストップを付けに行くのか。
それとも一気に売りを浴びせるのか。
私は売りのチャンスを伺っているところです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>ヘッジファンドなどの投機筋がレートを吊り上げていると考えています。

そう考えるのが妥当かもしれません。NO.1の方の意見を借りるならヘッジファンドなどの思惑は浴びせ買いを仕掛け、個人投資家を撤退させ、買いで利益を上げようとしているかもしれません。

最高値を3、4日連続で更新し続けると欲望と恐怖心に負けて、買いで入っていた人も利食いする人が大半だと思いますが、160円以上で買い続ける原因のひとつとして、マスコミ(特にネットのニュース)の過剰演出だと考えています。3月頃から新参加者の個人投資家が爆発的に増えたことで、そのマスコミの影響は多々あると思います。一方外貨関係の掲示板を見ていても異常な伸びのためリスクを恐れて買い控える姿勢が多数目に付きます。

この状態が短期間で終わるか、長く続くかどうか。何時になったら外貨が買えるのだろうか・・・

お礼日時:2007/04/17 20:55

#3です。



>お礼が遅れてすみません。

とんでもない! 丁寧に説明していただき、大変恐縮です。ありがとうございました。

株のトレードだけやっているもので(為替は勉強のため観察)、為替の動き方がわからないのですが、株の場合、懸念されていたマイナス材料が消えれば、それだけで爆上げしますが。。。
つまり、G7を警戒して円の売りポジを手じまった投資家が多ければ、その懸念が遠のいたということで、安心して売り直してくるってことにはならないのでしょうか?

もし、G7がユーロ急騰の原因になっていないとしたら、市場は、議題にはならないと予想していたわけですね。



ただ、チャートを見ると、シカゴ投機筋の円売りポジションはふくらんでいませんね。
個人のFXの円売りも、減ってますね。

としたら、
・日本人の外貨預金や外貨建て投信
・スペインや東欧などで再流行しているという円建て住宅ローン
なんかが大きいってことでしょうか。


ユーロは、徐々にドルに対抗する基軸通貨になっていくだろうし、中国などが外貨準備の一部をユーロへ移せば、強含みますよね。
ただ、ユーロもそうですが、現在のポンドは購買力平価から見て高すぎるんだろうと思います。
ロンドンの地下鉄、ちょっと乗って千円というのは異常では。。。


石油の話ですが、これは前に日経で読みました。
中東とイギリスの歴史的関係から、オイルマネーが国外投資へ向かう際には、まずロンドンの銀行に資金が移され、そこから各国へ向かうことが多いそうです。
で、いまはイギリスが好景気で金利高なので、かなりの部分がイギリス内に滞留し、ポンド高を演出している、という解説でした。



お話を伺うと、個人のFXトレーダーの多くは、ユーロは天井圏と見ていたようですね?

いまから外貨預金を始めようという人も多いみたいですが、前からやっている方の相場観は違うわけですね。

とても参考になりました。ありがとうございます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>安心して売り直してくるってことにはならないのでしょうか?

売りなおしてくるとは思うが、現在の価格ではリスクの方が高いように思われます。ただ、少しでも円高になれば、またすぐに個人投資家が円を売り始め、わずかな期間で再び円安に戻ると思われます。個人的には現在の高値圏での急激な変動はそれが原因だと思われます。

>・日本人の外貨預金や外貨建て投信
・スペインや東欧などで再流行しているという円建て住宅ローン
なんかが大きいってことでしょうか。

はい、上のほうは確かに大きいです。最近は銀行や証券会社で積極的に金利をアピールして投資を呼びかけています。その金利目当てに投資する人たちがそれに平行して増えており、円売りを後押ししています。

下のほうは初耳です。調べてみます。

>ユーロは天井圏と見ていたようですね?

私が、調べる限りはそのようでした。現在でも外貨を売りポジションから入っている人たちは上手に損切り出来ていないようです。彼らにとってはこのような急激な円安は半月以内に収まる見方が多いわけで、損切りする前にしばらく待とうという姿勢です。スワップ金利の支払いは痛そうですが。

こちらこそ色々と勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/04/21 22:41

そうですね、今現在、ユーロ、ポンド、オセアニア通過など軒並み高値を更新している状態ですよね。



さてユーロの動きですけれども、これは基本的なベースとしては巷間で言われていますように円キャリー取引、つまり円などの低金利通過を借りて高金利通貨に投資し、その利ざやを儲けると言った手法がトレンドのようですので、それが現在の円安を支えている部分もあろうかと思います。

ただ、ユーロの場合は他のオセアニア通過と違い、ドルに代わるべく世界の基軸通貨になるのでは?といった期待感、みたいなものがあり、それが更なるユーロ高を演出していると考えられるのではないでしょうか。

例えば、原油の取引などはドル建てで行われることが最近まで殆んどだったんですが、現在はユーロ建て決済するような仕組みにシフトしつつあり、そうなるとユーロが買われる事になりますから必然的にユーロ高になります。
原油は世界の人々の生活の糧となる資源ですから、当然取引量は半端ではなく、その影響もすこぶる大きくなるだろうことが予想されます。

オセアニア通過も現在かなり通貨高ですがいつ暴落するか分からん!という不安な部分がどうしてもありますよね?
それらの世界の地域的な通貨に比べれば断然信用力は高いわけで、それもユーロを支えている一つの原因ではないでしょうか。

それに対し、イランや北朝鮮問題などの地政学リスク、サブプライムローンから始まる米景気減速懸念により世界の基軸通貨として陰りが見え始めているアメリカドルに比して益々ユーロの存在がクローズアップされてくるのは非常に合理的だ、と世界中の投資家(ファンドなどの機関投資家)が考えているからこそユーロ高になっているのでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

合理的な解説をありがとうございました。

長期的に見ては、私も回答者の書いてるとおりだと思います。

追伸

長期的なトレンドを見ては、ユーロ加盟国が増えれば増えるほど、ユーロ高になっていきます。また、アメリカは世界を制している自国の通貨を死守するため、ユーロ決済されないように中東のユーロ推進派の政権に強い圧力をかけてくるでしょう。その見せしめがフセイン政権だと思います。

双子雄赤字を抱えるアメリカ、それを支えている世界一の多重債務国家の日本。長期的に見てはこの2つの国家に対して黒い影が漂っています。

お礼日時:2007/04/19 20:44

すみません、逆質問みたいになっちゃいますが。

。。


13日からのG7で円キャリートレードの過熱や円安が議題になるかと警戒していたら、そうはならなかった、という事情が断然大きいように思うのですが?

中東マネーはまずロンドン市場に集まり、欧米等に投資されるそうですから、原油高が続く限り、ポンドとユーロは強含みではないかと思うのですが。


ところで、質問者さんは、ユーロが押し目をつけたら買いポジにしようと狙っておいでなわけですよね?
つまり、長期ではまだまだ円安が続くというお考えでしょうか。

そう考える人が多ければ、なにかのきっかけで上がって不思議はないと思います。

この回答への補足

急いで回答したので以下の回答のお礼の欄の誤字、脱字、入力ミス、変な日本語をお許しください。

補足日時:2007/04/19 20:23
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅れてすみません。

まず、最初の質問から回答します。
あくまでも自分のの解釈ですから自信はありませんが。

円安の議題がならなかったというだけで、高値圏からあっさりとわずか3日で3円も上がるのはどう考えてもおかしいとしか言いようがないです。
史上最高値を3日連続で更新し続けるというのも異常だと思いませんか?一時、最高値を更新した後、利食い売りで4,50銭下がりはしましたが、急激に巻き返すスピードが速すぎて、トレーダーの心理がまったく読めませんでした。
数多くの日本のニュースサイトにはユーロ高を促進させるお祭り騒ぎみたいなキャンペーン(高値更新とか導入以来最高とか)を開いてたみたいですが、高値更新中の時、トレーダーが数多く集まる某掲示板の声は悲鳴の嵐でした。

G7についてですが、円キャリートレードの過熱や円安が議題にならなかっただけの理由で短期間に急激な円安を続けることができるとはとても考えられません。
理由の一つとしては数えられるのですが、その当時、原因を調べるために欧州のニュースサイトなどを積極的に調べました。
しかし、私の調べる限り円安をそこまで意識しているページは見当たりませんでした。特に円売りを煽り立てるような記事は。
おそらく、急激な円安は彼らにとって眼中にはないのでしょう。(ファンドや証券会社など金融機関は別だと思いますが)

2つ目の質問について。

中東マネーに関して私はあまり詳しくないのですが、石油を買うためには米ドル決済のみだと聞きましたが・・・
余談ですが、フセイン政権は原油を今までの米ドル決済でなく、ユーロ決済にしようとしたのが戦争の原因の一つだと言われてます。


3つめの質問ですが、答えはわかりませんが適切な答えだと思います。
ただ、ここ1年間は円安が続くとは思っています。
私の場合は一々相場を見るのがめんどくさいので、円高になったら小さな賃貸用の不動産を買うつもりでユーロを買おうと思ってっています。
狙いはスワップ金利ですから。

最後の考え方は、激しく同意します。

お礼日時:2007/04/19 20:22

一言で言うと、2月末の世界同時株安に伴う外貨の下落の反動があります。


普通、株であれば暴落すれば手控える人が増えるのですが、2末の外貨下落以前と以降では、外貨を買う個人投資家がが何倍にも膨らんだそうです。
外貨安を絶好の「買い時」と個人投資家は判断したようです。

ヘッジファンドなどの思惑は浴びせ売りを仕掛け、個人投資家を撤退させ、売りで利益を上げようとしていたようですが、この思惑は半ば外れたようです。
外貨の中でもドルだけは2末の水準を回復していませんが、これは機関投資家やヘッジファンドの「売り浴びせ」連中の意地のようなものを感じます。そのうち、ドルも戻すでしょう。
「誰かが価格を吊り上げている」のではなく、「吊り下げようとしている連中がいるが、その連中も市場の意思には勝てなかった」というべきでしょう。

現状では、円の超低金利に基づき外貨買いの意欲が顕著ですので、個人投資家としては外貨買い戦略が基本です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>2末の外貨下落以前と以降では、外貨を買う個人投資家がが何倍にも膨らんだそうです。

この情報ははじめて知りました。ただ、薄々とは感じておりました。ポータルサイトにある瞬時検索キーワードにFXというキーワードがちらほら見受けられるのが気になっていました。FXの存在をどうやって知ったのか。個人的に推測すると、口コミによる影響が多いと思われますが。

吊り下げようとしていた連中の存在も初耳でした。色々と参考になりました。

お礼日時:2007/04/17 20:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!