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最近、子供の理科離れを改善しようと唱える人が多いようですが、
それは、大学などで理系に進む子供が少ないので、理系に進む子供を多くしようとしているのでしょうか。
もしそうなら、子供が理系に進むと、その子の人生がどのように幸せになるのでしょうか。

A 回答 (12件中1~10件)

ちょっと違った方向からの意見を少々。


私も理系なのですがオカルトに対する考え方が異なるような気がします。
例えば江原啓之などが「貴方の前世は○○です」とか「貴方の後ろに背後霊が見えます」とか「旅先で心霊写真が撮れてしまいました」などといっても「それは有り得ない、なぜならば・・・」と言う風に論理的に考える習慣が身に付いています。

当然その過程で矛盾が出た場合非常に気になり思考停止や無批判に信じると言うことがありません。
しかしこれは自分の性格から来るものかも知れませんが。

>子供が理系に進むと、その子の人生がどのように幸せになるのでしょうか。

物事をキチンと筋道立てて考える習慣が付いている為矛盾の宝庫であるオカルトなどは信じたくとも信じられない体質になります。
当然そのような事で騙され被害に会う事はなくなりますね。
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私は理系の人間ですが、理系には以下のようなメリットがあると考えられます。

ただし、これが幸せかどうかというのは正直判断しかねます。幸せの判断は、人によって違うと思いますのでメリットについてのみ記載致します。

・自分が世界で一番になれる可能性が常に存在する
世界で一番になるのはスポーツを見ているとわかる通り非常に大変そうに見えます。しかし理系の場合、研究するにあたって世界で初めてのテーマを選択することが多々あり、そのため自分がその分野の第一人者になれる可能性が相対的に見て大きいと思います。世界中の学者に自分の名前を知ってもらえるというのは、けっこうな優越感を得られるはずです。また有名になれば大学に就職する際などかなり有利です。

・発見、開発の喜びを直接味わえる
実験、研究というのは色々大変なことも多いですが、新たな発見が見つかったりすると嬉しいものです。また、開発の現場にいる人の場合、自分の手がけた商品が店頭に並ぶ光景を目にすることができます。聞いた話ですが、実際にお客さんが買っていくのを見ると思わずにやけてしまうそうです。そういう喜びは理系ならではといえると思います。

・就職がすぐ決まる
最近は好景気の影響もありますが、理系の就職は正直楽です。文系の就職活動はけっこう大変らしく、それこそ30社受けていくつか内定が取れればいいほう、といった話を聞いたことがありますが理系の場合数社受ければ大抵決まります。大手にも入りやすいです。
また、理系は出世できないと言われていますが、そんなこともなく現在の社長は研究職出身という方もけっこういらっしゃいます。最近ではMOTという学問が重要視され商社等でも理系の院卒を積極的に採用しています。文系の方が出世しやすいというのは単純に文系人の部署が多いだけだと思えて仕方ないのですが、その辺の正確なデータはわかりません。

これ以上書くと長くなるのでこの辺でやめます。
また、理系離れについての返答ですが、理系の人間が少なくなるということは国家の技術力の減少に結びつくため理系離れを危ぶむ声が聞こえているのだと私は考えております。資源のない日本が今後先進国であり続けるためには高度な技術力が必須となると思います。
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子供が「好奇心旺盛で」しかも「理科が好き」なら自分の仕事に満足できて幸せでしょう。


同じく「好奇心旺盛」でも「社会の仕組みはどうなっているのか、なぜ金持ちはもっと金が儲かるか」知りたければ文系に行くと幸せになれると思います。
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私も理系出身ですが、もしできるなら、文系に進ませて、総理大臣にするか、松坂のような野球の選手にした方が、幸せなのかもしれません。

そうでなくとも、総じて、文系出身の人の方が、地位が高く、高所得を得るようになると思います。これが、理系が敬遠される理由だと思います。
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「子供が理系に進むと、その子の人生がどのように幸せになるのでしょうか」



よい質問だと思います。

私は理系出身です。
理系出身であることで、私は、このような幸せをつかんでします。

1.
身近に目にする色々な現象が、なぜ起こっているのか、ということを理解できる。

2.
新しい技術の開発を行うことが出来る。
つまり、創造が出来る。

3.
クルマの運転をするとき、どういう運転をすると危険かがわかる。

4.
世の中や宇宙の真理の、少なくとも大部分を知ることが出来る。
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別に無理やり理系に行かせれば幸せになるということではないでしょう。


最終的に幸せを感じるのはその当人です。

個人的には理科離れは・自然に対する興味を失うこと・客観的な思考を失うことに繋がっていくものだと考えています。
それぞれ自然破壊と差別を生むことに繋がるのではないかと考えています。
そういう意味で社会が正常さを保つためには理系の思考ができる人間が減少することは良くないことと思っています。
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理科離れ対策というのは決して子供を理系に進ませようとするだけの対策ではありません。



「大人の理科離れ」という言葉をご存知ですか?
OECDや各国大学の調査を見る限り、子供の科学理解力は日本は世界トップクラスにあります。むしろ大人の科学理解度は先進国では低いほうであると指摘されています。

「科学リテラシー」という言葉をご存知ですか?
言い換えれば科学理解力ですが、単に知識として知っているだけではなく、知らないことでもそれが科学的かインチキか見分ける能力も含みます。最近捏造が問題になった「あるある大辞典」はかなり昔からインチキであると指摘され、問題視するインターネットページも多数ありました。

政府の科学離れについての答申では、「大人」「文系」の人の科学リテラシーの低下がさまざまな問題を生んでいるという指摘がありました。番組名こそあげませんでしたが、インチキなテレビ番組を問題視する部分もあったと記憶しています。
大人も子供も、理系も文系も、ある程度の科学リテラシーを身につけることにより、インチキを避け、真実を見る目を涵養することができます。

科学というのは「役に立つ」だけのものではありません。むしろ世界の見方を豊かにする哲学です。科学という哲学を知っていることで、世界を見たとき、それを織り成す法則を見出すことができます。目には見えないものとのつながりも理解することができます。微生物も結晶構造も電場も宇宙の大規模構造も生の目で見ることは困難ですが、確かに存在するそれらは、科学の知識を通して初めて触れることができます。

犬は赤や緑の色を見ることができません。犬に「あんたは色が見えなくてかわいそうだね」なんていえば、犬はこう返してくるでしょう。「色ってなんの役に立つの?色が見えると幸せなの?色なんか見えなくても何不自由なく暮らせるのに」
哺乳類の中でサルの色覚が発達したのは、熟した実を見分けるためだともいわれています。それはそれとして役に立ちます。でも、色はそれだけではありません。世界がより豊かに見え、鮮やかな夕焼け、深い深海の青など、それに感動することもあるのです。

科学もそれと同様です。確かに、「役に立つから」という理由で科学が推奨され、そのために多くの労力と資金が投じられているのは確かです。ですが、科学はそれだけではないのです。科学を知っていることによって、世界はより豊かに見えるのです。科学を知らなければつまらない出来事でも、知っていれば得も言われぬ感動を覚えることもあります。

昔々、スピノザという人は、科学的世界観を通して自然界を見わたしたとき、自然こそが神であるといいました。物理法則こそは神であるといいました。科学とはもともと自然を知る哲学です。科学によって知的幸福を覚えることは決して少なくないのです。
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日本は資源が無いので技術力でリードするしかありませんが現状は衰退の方向に向かっていますから絶望的です。



幸せになるかどうかはわかりませんが理系の基礎が身に付いていれば
少なくともとんでもない事故に遭う危険は少なくなりと思います。
窓を開けないで湯沸し器を使っていればどういう結果になるかを一々注意されなくても充分知っていますし、
自動車で高速運転して急カーブを曲がるとどうなるかも想像できますし、
ウランを一度に大量に扱うことがどれほど危険かも知っています。
理系の人は一生懸命働かされるのに大金を稼ぐ人は少ないですが、不幸に遭うことは少なくなるのではないでしょうか。
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一般的には理系を卒業して就職すると技術を身につけますね。

そうするとその技術がその人が生きる上での1つの糧を与えるのですよ。たとえば、文系を卒業すると、社交好きとか、世話好きとか、世渡りがうまいとか、面白いとかそういうことが、職業を得て生きていく中でかなり必要な能力になってきます。もちろん必要な良識を備えた上で、そのような能力が求められていくわけです。

理系の人は技術というものがあるので、たとえ社交好きでなくても、また、世渡りがうまくなくても、職業世界の中をうまく生きていくことが可能なのです。また、技術の深さを知ることによって、生き甲斐や、生きる喜びも味わえるかもしれません。それは、職業からはなれて生きていく上でも、支えとなってくれるものなのです。
文系に人でも、このような理系的な境遇に生きている人は実は多いのです。
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理系に進もうが文系に進もうが、幸せになるかどうかは本人次第ではないですか?


それにこれだけ価値観が多様化している時代ですから、何をもって幸せと感じるかも本人によるのではないでしょうか?

ただ、理系離れへの懸念が叫ばれているのは、日本の繁栄の源泉はモノ作りであるという思い込みに近い考えが根強いのと、資源も何も無い日本で今後急速に台頭してくるであろう他国を相手に競争力を維持するには、知財を強化しないと国全体として衰退してしまうという危機感があるからでしょう。。

しかし個人の進路として考えた場合、そのような競争の中に飛び込んでいって、幸せを感じる人もいれば、磨り減ってしまう人もいるはずです。
それ以前に、産業界では理系企業でも実体は文系支配の場合も多く、エンジニアは使い捨てに近い場合も多いという現状がありますし、アカデミアでは博士号を取ってもポストがなくて、アルバイト人生という人も大量発生しています。


ちなみに色々書きましたが、私自身は理系で、そちらに進んでよかったと思っています。
でもそれは私が楽しいと感じる仕事がたまたま理系大学を出ないと就けない職業だったというだけで、理系に進んだから幸せになれるという訳では無いと思いますが、じゃあ文系が良いかと言われるとそういう訳でもありませんし、あくまでも本人の趣味嗜好・価値観で幸せ感は大きく異なるのではないでしょうか。
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