恋愛小説！

山田詠美の「4U」という短編集の中の「眠りの材料」という話がお勧めです。

大人になった作家（著者を髣髴とさせる女性）とその友人（男性）が、若い頃の男性の恋人思い出話をする形で進んでいきます。その男性はマックで泣いている家出少女を拾うんですが・・・。泣けますよ。
参考↓
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それから、山田詠美編の「せつない話」。村上龍やボールドウィンなどのせつない短編集です。山田詠美のあとがきから読むのがお勧めです。（そのあとがき自体がせつない。小説みたいな実体験です。）
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読んだことがあったら・・・もう一度読み返してください（笑）。

村山由佳さんの小説いいですよ～とっても！！

中でもおすすめなのが
『野生の風』『天使の卵～エンジェルスエッグ～』
切ないです。。。何度読んでも涙が止まりません

それと＃９の方もおすすめしていますが山田詠美さんの
『４U』もいいですね～

「泣ける」タイプではないですが。

「潮騒」三島由紀夫

多分どこででも探せると思います。
ちなみに私が持っているのは新潮文庫版です。
普段ＳＦとかファンタジイとか伝奇物ばっかり読んでますが
これはたいがいな年齢になったはずの私が生まれて初めて
「赤面してしまった」恋愛小説です。
恋愛どころか「恋」という単語すら知らない暮らしをしている
人間が恋をした、そのときの気持ちの描写がもう赤面するほどに
生々しくて、それでいて初々しくて可愛いのです。
見ては居ませんが映画にもなってます。
あばら家で、焚き火をはさんで向かい合うシーンがたいへん有名ですね。

あとは「ＳＦ」で。これは「泣ける」方面ですね。
「銀色の恋人」タニス・リー ハヤカワＳＦ文庫

ＳＦといっても小難しいことはありません。ラブラブです。
ありていに言ってしまえば「少女とアンドロイドの恋物語」です。
が、ありていすぎてミもフタも無いので解説については
下記ＵＲＬに譲ります(笑）。

上記２作品、お手にとる機会がありましたら是非どうぞ。

参考URL：http://www.terra.dti.ne.jp/~okawa/tl/silver.html

「風立ちぬ」堀辰雄

「日々の泡（うたかたの日々）」ボリス・ヴィアン

恋愛と病気は（その伝性も含めて）似ていると思われますが、その相似形を死に至る病をモチーフに描ききった傑作。

上記ニ作品はあまりに有名、かつともに悲劇ですので、ハッピー・エンドでしかも泣ける作品として「トリツカレ男」（いしいしんじ著）をお勧めします。
ちょっと童話というか、寓話に近い趣の作品ですが、これは良いです。奇妙な題名とちょっと癖のあるカバー・イラストにまどわされず一読されることをお勧めします。

佐藤多佳子「しゃべれども しゃべれども」新潮社（文庫もあったかも）。

口下手な女性や赤面症の子供から頼まれて話し方教室を開くことになった若手落語家の恋の物語。読んでるこっちのほうが照れたり、恥ずかしくなったり…。

ちょっと変わった設定で、恋よりも話の展開が楽しめるスリと占い師のお話の「神さまがくれた指」（新潮社）もお勧めです。

学生の頃，読んだ本ですが，有島武郎の「宣言」と「星座」という本で，ともに大変に古風な恋愛小説です。

「宣言」は，登場人物２人の間で交わされる書簡で話が進んでいく書簡体小説です。読んでいて，胸が痛くなるような恋愛小説です。
「星座」は，現在の北海道大学を舞台に繰り広げられる学生の物語で，この小説も読んでいて大変に切なくなる小説でした。
あと，村上春樹の小説では，「納屋を焼く，その他の短編」（だったと思う）の中にある「蛍」という短編が好きです。「ノルウェイの森」のもとになった短編で，長編も好きですが，短編も大変に印象的で，屋上のシーンは，特筆ものではないかと思いました。

ヘミングウェイの「武器よさらば」が良かったです。

恋愛小説としても読めるかなぁ。
読み終えたあとに、なんだか印象が消えないで、
ふぅ、ふぅ、と溜息ついちゃいます。

村上春樹が好きなら彼訳のレイモンド・カーヴァー
「愛について語るときに我々の語ること」という短編がすごくお勧め♪
恐いけど優しくて、愛しいというかね。
うあ、人間だぁって感じです。

吉本ばななの「ムーンライト・シャドウ」が大好きです。

切ないです。何回読んでも泣けます。

玉岡かおるの「ラストラブ」、すっごく泣けました！

詳しいあらすじを覚えてないのに、とにかくすごく泣いた
ことだけ覚えてるくらいです（笑）。

藤水名子著「あなたの胸で眠りたい-長安遊侠傳-」をお薦めします。

古代中国が舞台のお話。タイトルはベタベタですが(^^;)面白いですよ。

参考URL：http://village.infoweb.ne.jp/~fwnv3461/frame.html