アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

本日4月3日のスポーツ各紙では、ペルー戦での中村のプレーに不満を抱いている趣旨の発言をオシム監督がしたと報じています。オシムはどんなことを俊輔に望んでいるのですか。私はサッカー素人でしかもTV観戦しかしていません。

A 回答 (3件)

かつて中村俊輔を外した日本代表監督のフィリップ・トルシエは、


中村に対して「おまえはジダンか?ジダンのつもりなのか?」と批判したといわれています。
能力以上のことをやろうとして、かえってチームとしての機能を減殺してしまう、チームとしての流れを止めてしまう、ことが問題なのではないでしょうか。その結果として、セットプレーを除く、試合の全体の流れの中での貢献が少ないということでしょう。ペルー戦の後半の終盤がオシム監督の理想に近い形のようですので、比べてみるといいかもしれません。

私が個人的に思うのは、中村俊輔は確かにすばらしいFKを持ってはいますが、前を向いてプレーする、相手に向かってプレーするという姿勢に欠けている点です。フィジカルが弱いのでそうなるのは仕方ないですが、マスコミが言う司令塔とかトップ下とかいうのとはかけ離れたプレースタイルに感じます。試合を見れば、プレッシャーを避けてサイドに流れるか、後ろに下がってプレーすることが多いことに気づくはずです。多くの試合では、FKくらいしか見せ場がありません。ダイジェストだけだと中村俊輔なら何でもできるように思えてしまいますが、それは間違いだということをW杯が証明してしまいました。

特に中村俊輔の欠点がより先鋭化されるのは、チーム力が互角か相手の方が上だった場合です。最近ではACミランとの戦いがありましたが、ここでは中村が攻撃を仕掛ける際にボールを奪われて相手の速攻の起点となるシーンが多く見られました、日本では報道されなかったかもしれませんが。こうなると守備力のない中村は足手まといにさえなってしまいます。イタリアでは活躍できなかった理由のひとつでしょう。
ちなみに、スコットランドはリーグレベルが低く、しかも中村所属のセルティックはその中でダントツ1位なので、ほとんどの相手は雑魚同然です。セルテッィクが強豪であることを考え合わせると、Jリーグで活躍するよりも簡単だといってもよいかもしれません。オシムも、高原が所属するブンデスについては敬意を表していますが、スコットランドについては明言してません。従いまして、誤解を恐れずに言えば、いわば弱いものいじめをしているスコットランドでは、中村の欠点が表面化しにくい状況にあるといえるのではないかと思います。オシムはスコットランドでの活躍をそれほど評価していないのではないでしょうか。

結局、オシムは、中村にもっと判断を早くして前に向かってプレーすること、自分が何かしようというばかりでなく他人を生かす黒子役のプレーもして欲しい、当然それらは試合の流れの中でやってほしい、ということではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おはようございます。とても具体的であり、且つ未知の視野からのご回答として興味深く拝読し驚きました。私は、これからは中村をはじめ選手を見る目が違ってきます。

お礼日時:2007/04/04 04:54

以下、抜粋しましたが、めずらしくオシムが「理想」と言い切っています。

興味深いですね。
チームにおいては誰であれ、それが基本であり、外れると日本のサッカーの方向性にまた違った問題が出てくる、ということのようです。参考URL長いですがおもしろいですよ。
私は、俊輔を否定しているとは思いません。オシムは選手のみならず、マスコミ、観戦者の意識にも目を配っていると理解しています。特定の選手を特別視することの悪癖をコメントしていると思いますね。俊輔だけがプレーをしているわけではない。

>2-0になって、若い3人のプレーヤーを投入してから、スピードが上がり、ワンタッチプレーが多くなり、エスプリの利いたプレーが随所に見られるようになった。それは皆さん、ご覧になっただろう。それがポジティブな面だ。もちろん、ああいうプレーをどんな相手に対しても90分間続けられることが、簡単だとは私も思ってはいない。だが、あれが理想だと申し上げている。あれが、これからの路線の方向である。だから個人で打開することに頼ってはいけない。集団的なプレーが大事なのだ。そこで意見が一致しなければ、日本のサッカーの方向性にまた違った問題が出てくるだろう。もちろん日本は議会制民主主義の国だから、いろんな意見があっても構わないが。

参考URL:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaike …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おはようございます。ご回答ありがとうございます。参考URLも拝読いたしました。私は、マスコミに乗せられてはしゃいでいたなと思います。「集団的プレー」重視の視点で試合を観ること、テレビ桟敷では可能かどうか心配ですが、こころがけます。

お礼日時:2007/04/04 05:02

オシム監督が目指すサッカーは、とにかく走る・選手自身が考える・ワンタッチの速いボール回しですね。

英雄は不要、ベテランやスターは一人で充分。長い目でチームが力を持続できるチーム作りもあるようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おはようございます。ご回答ありがとうございます。「英雄不要」とは、ジーコジャパンとは大きく変わっていくなと思います。W杯南ア大会目指すチームでは、走る・考える・ワンタッチのボール回しが鍵なんですね。

お礼日時:2007/04/04 05:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!