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53歳の親戚の女性のことで相談です。
彼女は私のいとこ(故人)の息子の嫁さんです。DV被害の相談を受けて、このサイトでも過去ログを色々調べましたが、彼女のようなひどい事例は見当たりませんでした。皆さんの意見を参考にさせてください。
まず、状況を説明(ちょっと長くなります。すみません)いたしますと、7、8年前にたまたま会社の同僚達と行ったスナックで働いている彼女と会いました。以後、飲みに行くたびにわずかづつですが、彼女の生活のことを聞かされました。その話のあまりのひどさに、私は彼が自分の親戚でありながら、彼女には彼から逃げ出すことと、離婚をずっと勧めてきました。でも、今なお、逃げ出せずにいるのです。先日、やっと2時間ほど彼女が時間をとってゆっくり話すことが出来ました。それまでも、状況は飲みながらの席でちょこちょこ聞いていましたが、ゆっくり聞いてみると、そのあまりのひどさに今さらながら唖然としました。まず、旦那が、この20年来まったく働いてない。つまり、彼女の夜の収入のみでの生活です。彼は、家で何をしているのかというと、アパート住まいですが、近所の野良猫を何匹も集めて餌をやって喜んでいる。(当然隣近所のひんしゅくを買いながら。でもまったく気にしない)つまり、「ヒモ」の生活をしています。そのくせ、彼女の帰りがちょっとでも遅れると、それこそ殴る蹴るの暴行をこれまで何度も経験したそうです。彼女は、夜の仕事をしていますが、今まで私の知る範囲では、お客様との浮いた話など一切ありません。その理由は、帰りの時間が限られていることと、彼女自身いづれ別れるという積もりですから、いざというときに自分の不利な立場を作らないという、強い気持ちからです。
今年の始めごろ、ちょっと帰りが遅れたために、また、立てなくなるくらい殴る蹴るの暴行を受け、顔も黒く晴れるくらいの暴行を受け、翌日孫をつれて遊びに来た娘さんが、あまりのひどさに病院へ連れて行ったそうです。お医者さんは、当然DVだということで、警察に行くことを進めたそうですが、彼女が拒んで、結局行っていません。でも、いざというときに役に立つのでということで、診断書を書いてくれたそうです。私は、以前からそうですが、とにかく逃げろ、別れろと言っています。でも、なぜ彼女がそれを実行できないのか。それは、彼が恐ろしいからです。逃げようと思えば逃げることは出来るかもしれません。でも、そのあと、娘夫婦、一人暮らしの彼女のお母さん、働いていた夜の職場などに迷惑がかかるのは目に見えている、ということです。それくらいのことは平気でやる人間だそうです。また、逃げ出しても彼女は自分で生活していく財力もありません。夜働けばいいことですが、せまい土地なので、彼に探し出されることが恐ろしいとのことです。昨年、婦人センターなど2箇所ほど相談にも行って、アドバイスも受けたそうですが、とにかく今は彼のいるところに帰らざるを得ない状況なので、暴力が恐ろしくて行動できずにいます。日中も旦那はずっと家にいるので、外にも出られない状況です。もちろん携帯なども持っていない状況です。夜、働きに行っていてもたまに、確認の電話が店にあるそうです。四六時中監視状態にあるということです。先日私と会ったときも、店に出るといって出かけ、店の始まる前2時間ほど話を聞くことがやっと出来たという状況でした。私のアドバイスは、とにかく、逃げる、別れるという前提で行動をする。周囲への影響も考えると、それを法律的に、強制的に実行するしかない、という結論です。それについては彼女は異論はない。旦那がその後野垂れ死にしようがまったく構わないということです。とにかく、身の回りの安全が保障できる方法について、皆様のいいアドバイスがあれば、ご教示ください。大変長い文で申し訳ありません。最後まで読んでいただいた方、ぜひアドバイスを。また、お知りになりたいことがあれば、補足をいたします。

A 回答 (1件)

長い年月に亘って心の休まる暇もないほど痛めつけられている彼女のことを思うと、胸の締め付けられる思いが致します。


これだけ痛めつけられているのなら、なぜ逃げないのか?別れないのか?・・・と世の中の人は不思議がるばかりでしょうが、実際おっしゃるとおり、見つかった時がこわい、とか周囲に迷惑がかかるのがこわいとか、経済力がないとか、の理由でなかなか逃げられないという話をよく聞きます。
DVは、妻や家族など親密な関係にある人に対する、からだと心への暴力であり、「力と支配」です。妻を赤いボール、夫を緑のボールに例えると、夫の力と支配が妻に及び始めると、妻は緑色に染まってしまい、正常な判断力や気力も衰え、生命力も奪われていきます。中には自分さえがまんすればよい、とか自分にも何か落ち度があったのではないか、などと自分を悪者にする人もいるようです。

しかしどこかで一歩踏み出さないと、この後もずっと何ら事態の好転は望めないでしょう。DVは生命にも危険の及ぶ重大な犯罪です。一日も早く行動することが望まれます。
具体的な方法を一緒に考えて見ましょう。
1)先ず、身近な娘さん夫婦、お母さん、職場の皆さんなどと腹を割って話し、自分がどうしたいか、何が出来るか、について共通認識を持ち、虚心坦懐に協力をお願いすることだと思います。迷惑をかけたくないという遠慮からは何も生まれませんし、事態が好転することは周りの皆さんにとってもよいことなのです。
2)やはり、このような問題は専門家に相談するのが何よりです。以下の先にコンタクトを取られてみたら如何でしょうか? 何回でも納得のいくまで・・・。
(1)「全国共通DVホットライン」(0120-956-080,月~土の10:00~15:00) http://www.gender.go.jp/e-vaw/soudankikan/20.html
(2)配偶者暴力相談支援センター:DV法実施以来、各都道府県に設置が義務付けられています。
ネットで「配偶者暴力相談支援センター」と都道府県名で検索してみてください。
(3)レジリエンス http://www.resilience.jp/ 
(英語で「力」(回復力、復元力、元気、快活、弾力、反発など)を意味し、DV被害などどのような逆境に置かれても、そこから脱してよい方向にもっていこうとする力を養う団体)
(4)各地の女性センターなど、例えば、
  東京ウィメンズプラザ
  http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/ind …
  
3)公的シェルターへの入所:その日から生活できます。夫にはその場所は一切知らされません。
4)夫の保護命令
 いずれも上記の機関などで相談してください。

最後にDVに関する図書をご紹介します。参考にして下さい。
・「夫(恋人)からの暴力」調査研究会著「ドメスティック・バイオレンス」ゆうひかく選書
・山口のり子 「DVあなた自身を抱きしめて--アメリカの被害者・加害者プログラム-- 梨の木舎
・沼崎一郎「なぜ男は暴力を選ぶのか」かもがわブックレット
・豊田正義 「DV--殴らずにはいられない男たち」光文社新書
・ドナルド・G・ダットン他、中村正訳「なぜ夫は妻を殴るのか?」作品社
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この回答へのお礼

ご親切なご回答ほんとにありがとうございます。
とにかくいろいろなところに当たってみたいと思います。おっしゃるとおり、何か行動を起こさないと解決しない問題ですから、彼女とも相談しながら、解決の方向へ持って行きたいと思います。ほんとにありがとうございました。

お礼日時:2007/03/30 21:32

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