プロが教えるわが家の防犯対策術!

いつもお世話になっています。
現在、法律を勉強したいと思い始めております。
公務員として勤務しておりますが、どこへ行っても法律はまず基本的だと思っています。
そこで、法律を独学で勉強した方、通信教育で大学などで勉強した方、そのほかなにかオススメの方法があったら教えていただけませんか?
ざっくりした質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

通信制大学(法学部)は、確かに体系的に学べますが、あくまでも学説を中心とした学習なので、より実践的な内容を求めているのであれば、場違いな感じを受けるかもしれません。


それと、正規の大学教育ですから、履修すべき分量も半端ではありません。通学課程の学生と同レベルの理解力が求められるので、レポートと単位修得試験の合否判定基準も相当に厳しいです。このため、卒業できる割合は全体の1割程度で、その卒業年数も平均8年程度を要します。なお、大卒者の場合は、3年次編入ができるので、その負担は半減されますが。
ただ、公務員の方の場合は、有給休暇の完全消化?が基本なのでしょうから、スクーリング等は受けやすい環境にあるように思います。実際に、通信制大学の学生の職種で公務員の占める割合は相当に高いです。
通信制大学で学ぶ上でのポイントは、自分のモチベーションの強さに加えて、家庭や職場の理解の有無にあります。どの大学でも夏季スクーリングが集中的に行われますが、その際に託児所を設ける所も多いです。毎朝若いお母さん方が小さな子どもの手を引いて登校し、子どもを託児所に預けてからスクーリングを受講して、夕方には子どもを引き取って帰るという光景も多々見受けられます。
上述のように、種々の困難を承知しつつも、やる気があって家庭や職場の事情が許すならば、ネット等で入学案内を入手して検討されてもよろしいかなと思います。

その他で法律を独学する際は、ただ漠然と勉強するよりも、法的資格の取得を目標に据えて進めるのが一般的です。
その点で入門編とでもいえる資格が、「宅地建物取引主任者」(宅建)です。これを受験勉強することによって、民法上の具体的な素養が身につきます。その際は、ユーキャン等の通信講座を利用する場合が多いです。
宅建に合格したら、次のステップとしては「行政書士」を受験するケースが多いです。これは、民法に加えて主に公法(憲法、行政法)に関する幅広い知識が必要になります。ただし、公務員の方の場合は、行政事務を通算で17年以上経験すると試験免除でこの資格を取得できるので、さほど受験勉強をする価値がないかもしれません。
そうすると、もっと難関になりますが、「司法書士」等を目標にすることになるのでしょうか。近時は、「社会保険労務士」も人気の高い資格になっています。ここでも大概は通信講座を利用します。

公務員の仕事は、「法律による行政」が大前提でしょうから、日常的に法律に接している環境に身を置いていると言えます。その点で、民間企業に比べると、法律的な事柄を学ぶ手段を心得ている方がたくさんいらっしゃると存じます。まずはご自分の周りを見回して、適切にアドバイスしてくれる方を見定めるのが先決かと思います。
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