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この冬の受験で関西大学の経済学部と新設の政策創造学部に合格しました。
どちらの学部も興味があるのでどちらに行くべきか迷っています。
どちらかと言うとわずかに政策創造学部に傾いているのですが、新設学部は、就職が悪い、といった話を聞きました。
やはり新設学部は就職が不利なのでしょうか?
また、その他にも新設学部、既存の学部の有利、不利な点があれば教えて下さい。

A 回答 (5件)

関大の新設学部はクオリティが高いです。



「新設する」ということは、この少子化社会で「必要とされている」「勝ち抜ける」分野だから新設しているとも言えます。

端的な例は、社会安全学部でしょう。学部長に就任した教授が京大を定年になるタイミングで新設して1年で東日本大震災が発生し、一躍有名になりました。

自分も国立ですがどちらかと言えば新設系の研究科にいて、しっかりとしたカリキュラムが組まれてて良いと感じています。
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関大法学部生です。


政策創造学部には世界的に有名な政治経済学者であるフランシス・フクヤマ氏が客員教授として着任されます。施設も新しいし羨ましい限りです。
あまり言いたくありませんが、関大の経済学部と商学部は、あらゆる面において学内で軽く見られます。2年ほど前に行われた関大の学生新聞のアンケート調査で『頭の悪そうな学部』のワースト1、2を争っていました。
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>やはり新設学部は就職が不利なのでしょうか?


それはないですね。
どんな学生がいるのかわからない段階で学部で差別されるということは考えにくいです。
新設大学が不利というならまだわかりますが。
仮に経済学部の就職がこれまで良かったとしてもそれは経済学部に魅力的な人が多かったという結果論であり、経済学部だから誰でも就職が良いというわけではないはずです。
興味があるなら政策創造学部というほうで良いのではないでしょうか。

それと理論が体系化しているとかしていないということはさして重要なことではありません。
理論が体系化された既存の学問では説明の付かない問題が多いため、新しい学部で勉強するのです。
もちろん既存の学部の中でも新しい問題に対応しようと研究が進められています。
経済学部との比較で言えば経済学の中から問題を解決するか(経済学部)、経済学の外側から少し距離を置いて他の分野の学問も参考にしながら問題解決を目指すか(政策系の学部)の差だと思います。

既存の学部の有利な点は学問の体系が整理されていることや参考書などが豊富にあることにより勉強しやすいこと。
不利な点は他の大学の学生と差別化できないこと、勉強の対象が狭いこと。
新設学部の有利・不利な点はその逆。
それともうひとつ、新設学部で学ぶ勉強は従来の学問の上に成り立つ部分が多いため、既存の学部で学ぶような内容もある程度勉強する必要があります(そうでないとただの思いつきになってしまう)。
そのため必然的に要求される勉強量は多くなると思います。
ただ、大変でもやればやっただけ発想力・思考力が身に付き、得るものも多いはずです。

眠いので意味のわかりにくいことを書いていたら申し訳ないです。
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この回答へのお礼

眠い中詳しい回答をありがとうございます。
就職とは結局ある程度は本人次第ですよね。
新設学部の特徴、特に経済学と政策学の違いの説明がとてもわかりやすく非常に参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/20 01:21

合格おめでとうございます。


新設学部の就職の件ですが、「不透明である。」というのが正しいでしょう。企業の採用担当者が、目の前に2人の学生がいてどちらか1人を選ばなければならない場合、よく知った学部出身者の方が学んできたバックボーンがわかりやすく選んでしまいがち、という意味で、新設学部は就職に不利かもしれません。しかし、たぶんわずかの差です。大学生の就職担当もやったことがありますが、今、企業は、面接を丁寧にやって、本人の資質を見極めようと努力しています。ですから面接までこぎつければ、出身学部より、あなた自身の4年間(実質3年間)培ってきた実力が圧倒的に左右します。自分が学びたい学部で学んだ方が、あるいはやる気のある学生達に囲まれて充実した学生生活を送った方が、就職面接のときにアピールできるかもしれません。
 何か、かえって迷わすようですが、もう1度HP等を見て、本当にどちらがやりたいか、考えてみてください。おそらく就職の心配より、充実した大学生活を送れるかどうか、の方が重要と思います。
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この回答へのお礼

詳しい回答をありがとうございます。
高校生の自分にはなかなか生の就職のシステムの情報が入ってこないので非常に参考になりました。
もう一度よく検討してみます。

お礼日時:2007/02/20 00:47

やはり、伝統のある学部の方が、いいと思います。



学問は、やはり幹となる基礎科目(マクロ・ミクロ経済学など)
があって、関連科目が生きてくるわけです。

よく「政策~」学部が新設されますが、フィールドワークが
多く、理論が体系化されて無い場合が多いでしょう。

もし、政策学に興味があるのであれば、経済学部に所属して
互換単位で認められる制限いっぱいまで、政策学で取ればいいでしょう
(もちろん学部外単位です)。

実は政策系の学部は、政治学から派生したものです。
「政治学は金にならない」という事実と、文部科学省からの
「実学を大学教育で行え」という指導の間をとって
生れた、なんともその場しのぎの学問なのです。
関学の総合政策や立命の政策科学なら、少しは
伝統もあるのでいいのですが、
新設学部だといい先生はいないし、何を教えたらいいかわからない
という、試行錯誤の1年間(もしくは卒業生が出るまでの4年間)です。

先生も生徒も新設学部は、やる気がある というのが利点で、
しっかり勉強しようという人には不向きだと思います。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
とても良い参考になりました。
経済学部に所属して互換単位を政策学でとるという事自体を今まで全く考えてもいませんでしたのでこの方向でも少し考えてみたいと思います。

お礼日時:2007/02/20 00:32

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