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ほぼ正方形の平屋42坪切り妻屋根の家を計画してます。市販のソフトを使い自分で間取り図を造り、ある建築家に見せた所、切り妻の断面を南向きにしないのが建築家の常識と言われました。 夏の日差しが入りすぎて暑くて堪らないと言うのですが、逆に素人考えでは南面が広く取れて高い位置にも窓が取り付けられて採光には良いのではと考えるのですが如何でしょうか。断面を東西にした場合明り取りの天窓が必要となり余分なコストも掛かるのではと思います。勿論各窓には窓高さの3割長の庇を取り付け夏の日差しは防ぐ積もりです。南面には23畳のリビングと付随のキッチン、7畳程の洋室が並びます。実際切り妻の家を建てられた方はどう判断されて断面方向を決められたのでしょうか?

A 回答 (5件)

統計的に・・・東西が妻側というのが多いのだと思います。



元来、日本家屋には部屋の外に回廊とか縁側という半外部の空間があって、
外の四季感覚を上手に捉えて楽しんでいたのと、
南側を大きく解放する事による通風などの工夫が見られます。

また、内部からの眺めでいうと
天空を庇で遮ることで、庭の良さが引き立つというねらいもあったようです。

ちなみに
伊勢神宮は平入りといって妻ではない平庇の部分に正面があります。
それに対して、出雲大社は妻側が正面になっています。

こういう歴史的あるいは地域的による人々の感覚への影響も
あながち無視できないのかな?って思えます。

以上、いろんな観点から申しあげましたが
お決めになるのは施主自身ですから、どちらが正解ということは無いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。 歴史的な見地から、又天空を庇で区切り庭を引き立てると言う見方もなるほどと思いました。市販のソフトで屋根形状のシムレーションやってみると建物の長い方向に切り妻を持ってくると家の概観が大きくなり(屋根先端までの高さが高くなるので当然ですが)見栄えも良いのと日当たりの良い南面にLDKを配置したいので南面に切り妻としたいと思います。

お礼日時:2007/02/17 00:54

北妻の説明です!


妻部分は屋根で一番高いところですよね。
妻が北に来れば外壁がまっすぐそそり立つわけです。
住宅街の至近距離で自分の家の南側にその屋根が見えたとき
お日様をさえぎるように見えるのでがっくりするという事です。
北側に屋根が斜めに下りてくれば陽射しもはいるというもの。
法規制が無い場合は出来る工事ではありますが狭い区画の時は北側のかたから「配慮の無い設計だ」とお叱りを受ける可能性も考える必要がありますね。
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この回答へのお礼

ご説明有難うございました。 確かにそうですね。 自分だけの考えで隣人との関係を悪くしてまで北妻にする必要は無いですね。 そうすると込み合った地域では東西妻が一般常識と言う事になりそうですね。

お礼日時:2007/02/23 05:15

はじめまして!


私は自ら設計 現場での仕事(大工)してます、南北の切り妻家何軒か立ててます、もちろん我が家もそうですが!(ほぼ正方形です)
一部の頭の固い建築家が(切り妻の断面を南向きにしないのが建築家の常識と?)こんな事言ってる訳でそんな事ありませんよ!
NO3の方が言われている通り、夏場は熱いです、熱対策が必要だと思います。
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住宅街で南を妻にすることは北を妻にすることになるので陽射しの配慮から東西になるのが多いのは確かな事とは思います。


しかし、北は寄せている場合や、敷地が広くて迷惑がかからないという事なら自由度は広がるものです。
確かに熱効率はたくさん日射を浴びるので建物に蓄熱しやすいということはあります。例えば高断熱住宅というのに壁の仕様は高断熱だけど建物形状は温度環境的に不利というのでは、お金をかけただけの効率は見込めなくなる事もあるでしょう。
まあ、それも度合いの問題ですから、建築バランスの常識も設計者によっては差があるということになります。
太陽光発電をするのなら東西がいいでしょうがお話では小屋裏の利用か吹き抜けを利用したいイメージですね。例を挙げるとトップライトは南面につけると夏は本当にとっても熱いです。日が入るからいいと思って庇のない窓を大きくすると熱も呼びますので熱反射ガラスにするなどの対策も必要ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座いました。 冒頭部分の説明で「北を妻にすることになるので日差しの配慮」の部分の意味が不明でしたので、差し支えなければ再度ご説明頂けますか。

お礼日時:2007/02/17 01:00

>切り妻の断面を南向きにしないのが建築家の常識と言われました


そんなことないですよ。私は木造の設計事務所を営んでますが、南側を切妻としたことは何回かあります。
ちなみに、今目の前にあるお隣りの建物は、南側が切妻となってますよ。

どちらの面を切妻とするかは、土地の形によります。東西に長い土地に建てるとなると、必然的に建物は東西に長くなります。通常短辺を切妻としますので、この場合は東・西側が切妻となります。
逆に南北に長い土地では、同じ理由で南・北側が切妻となります。
ただ、南側を切妻とすると、南側の窓に強い日差しが当たりますので、この場合は南側の窓の庇(きりよけ)を大きくする必要があります(この点は質問内に書いてありますね)。その分、コストが高くなります。
コスト高を覚悟できるのなら、南側を切妻としても構わないと思います。
ただ、貴殿が望む家が正方形なら、私が設計するとしたら、やはり東・西側を切妻とすると思います。

>断面を東西にした場合明り取りの天窓が必要となり余分なコストも掛かるのではと思います
これはよほど特殊な間取りでもない限り、ありませんよ。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。 矢張り色々な方の意見を聞かないと素人は建築家の常識などと言われると信じてしまいがちなものだと思いました。

お礼日時:2007/02/17 00:48

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