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24歳、フリーターの男性です。
昨年に美大の映画学科を卒業し、現在は映画関係の制作アルバイトをしています。さる経緯でどうしても雑誌編集の仕事につきたくて今さらながら就職活動をはじめようと思っています。

片っ端から有名無名の雑誌を読みあさり、社風、業務内容、収入はもちろんのこと、自分の目指す雑誌を一生かけて作れる現場を探しました。いまもその途中ですが、現在は自分自身が納得して志望したい出版社はある大手1社しかありません。
しかし大手の出版社はとても難関と聞きます。私は新卒も逃していますし、学歴や経験もないに等しく、不利な状況にいるに違いありません。もちろんその出版社には来年度採用の出願を出します。しかし今年選考を見送られてもとても諦める気にはなれないでしょう。
いまは27歳までをひとくぎりに何でもやってみるつもりです。
つまり2010年4月までの入社を目指すということです。

今すぐアルバイトからでも出版業界の現場に飛び込んで経験とコネを蓄えるか、
実家に帰って勉強し、有名大学の大学院に入学して将来の地力になるような専門分野を学びながら箔をつけるか。
このふたつはいま考えている今後3年の候補です。
どちらにもメリットがあるように思えますし、魅力的に感じます。

出版業界にお詳しい方、アドバイスをお願い致します。業界に飛び込んだほうがよいか、大学院ならばどんな専攻が有利か。社名を伏せてあるのでいささかコメントしづらいかと思いますが、もっと他に方法がある、そもそも考えが甘い!などお叱りも含めて。宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

大手出版社に勤務していました。


出版社に入るのは確かに学歴は大事ですがコネは何より勝ります。
学歴が大事なのも結局はコネを期待してのことです。
有名大学を卒業した人は大手企業だったり、
専門職として華やかに活躍する人が比較的多いですよね。
そういう人たちと同級生となれば、
その縁から本を出してくださいとお願いできたり、
ちょっと広告出してみないか?という話ができるんです。
だから学歴が大事なんです。

大手出版社の編集の仕事だと自分で文章を書くことはさほど多くなく
むしろ企画を出して文章はライターさんに依頼し、
校正は校正スタッフに依頼しまうので、
編集者はスケジュール管理やマネージメントをするのが一般的です。

だから、専門知識よりも浅く広くいろんなことを知っている人のほうが
どちからといえば編集者としては優秀と言われます。
そういう広い知識をもちつつ、これだけは誰にも負けないって
知識がひとつかふたつあるとなおいいんです。

業界に飛び込むにしても、下から上へはいあがるのはひとつしか方法がないです。
売れっ子の作家さんやライターさんと強いコネクションをつくって
自分を採用すればこれだけの人を動かせますよとアピールできれば
学歴が中卒だろうとすぐに採用してもらえます。

今売れてる人たちとのコネクションづくりは至難の業なので
これからきそうな人に目をつけ、場合によっては育て上げ、
そうすると弱小出版社からでも大手出版社に転職できます。

編集者は自分自身がスキルや知識も身につけることはそれ程求められません。
むしろ人をうまく使うスキルが大事。

私は入社時にそこのところを誤解してました。
面白い仕事ではあったけれど自分が花形としてやりたいタイプにはむかない仕事だったと感じています。
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この回答へのお礼

かつて現場にいらした方からのご意見、とてもためになります!

「人をうまく使える力」「広く浅い知識」。確かに向き不向きはあるでしょうね。私はどちらかといえば興味のある分野をがつがつやってきたのですが、自分の資質としては限界を感じます。これからは広い視野を持たなくては。
いまさらですが、やるだけやってみます。
丁寧なご回答ありがとうございます!

お礼日時:2007/02/19 23:50

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