プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今、「おおきく振りかぶって」にハマっています。
野球を知らない人でも楽しめるのがこのマンガのすごいとこですが、
私の場合、ちょっと度を超えた野球オンチでして…。
で、今回7巻を読んでいて思ったのですが、阿部がホームベースでブロックする場面が2回くらいありましたよね?最初は桐青選手にブロック甘いぜー、とか言われて、その次はふっとばされながらも止めて観客から「ナイスブロック」とか言われてた辺りです。
あれ、他の塁ではあんなことやってるの見たことないのですが、ホームベースでは必ずああいう荒っぽい?ことになるんですか?
2回とも阿部は吹っ飛んでましたが、結果がアウトとセーフの違いになってるのは何故ですか?
野球カテゴリでは恥ずかしくて聞けないので(^^;)もしどなたかわかる方いらっしゃいましたら教えて下さい。

A 回答 (4件)

 ホームベースというところは、他の塁と違って直接得点に絡みます。

したがって、ランナーも守備側もルールぎりぎりの(時には少しはみ出しながらも)駆け引きが行われます。
 他の回答者さんの言うとおり、ランナーは守備側にタッチされないようによけながらベースをタッチしたり、守備側に体当たりをして落球させようとします。通常守備側に体当たりすれば守備妨害をとられますが、ホームベース上ではよほど悪質でない限り走塁の勢いによる不可抗力とみなされます。
 また守備側もなんとかランナーに(ホームベースに)タッチされないように、わざとランナーとホームベースの間で捕球したりします。この時にランナーからベースを守ることをブロックといいます。
 本来捕球前にランナーとベースの間に立つ(座る)ことは走塁妨害になりますが、捕球寸前に限り(捕球のためにベースの前に来たという解釈で)認められています。
 しかし明らかに捕球の体勢に無いときにブロックすれば走塁妨害をとられます。「おお振り」のワンシーンでホームベースの前にマスクを置くシーンがあったと思います。あれはブロック出来ない分、障害物を置いて少しでも走塁を邪魔しようという意図で、明らかな走塁妨害です。他の塁であれば一発で走塁妨害を取られるところですが、キャッチャーが偶然を装ったことと、直接得点に絡むホームベースという特異な事情をかんがみ、あの場合審判も警告で済ませたのです。キャッチャーもそれを見越して1~2回限りのテクニックとして使ったふしがあります。
 長くなってしまいましたが、キャッチャーというのは体力勝負だけではなく、こうした駆け引きや(配球の)リード、打者に対する口先の心理戦など、非常に頭を使うポジションなのです。
 
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この回答へのお礼

詳しく書いていただいてありがとうございます。
おかげさまで、徐々に判ってきました。
私はおお振りを読むまでは、野球は投げて打つだけの単純なゲームだと思っていたのですが、実際は色々とルールがあって奥深いものなんですね!マスクの件も教えていただくまで全然判っていませんでした(^^;)
また、何かありましたらお願い致します。
ありがとうございました!

お礼日時:2007/01/26 13:24

ルール的にはみなさんのご説明通りです。


もう少し具体的にマンガのシーンに合わせて説明すると、最初のクロスプレー(ホーム上でのタッチプレイ)の場合、返球がわずかに遅れていたためにタッチが間に合わず、阿部はランナーをブロックしました。
(このときランナーから見て完全にホームベースをふさいではいけません)
もし阿部のブロックが上手ければ、ランナーはホームを踏むのが遅れて阿部のタッチが間に合うことになります。しかし、阿部が吹っ飛ばされた時点でランナーの足はすでにベースを踏んでいたため(ブロック失敗)、セーフがコールされたわけです。
2度目のクロスプレーでは、三橋のバックホームが遅れ、1度目と同様なプレーになったと推察されますが、阿部のブロックで相手の足がホームに届かなかったため、アウトがコールされ、ナイスブロックの声がかかったわけです。
1度目はホームに足が乗っている絵が描かれていることに注意してください。
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この回答へのお礼

なるほど、実際のシーンに合わせて説明して頂くとより判りやすいですね!確かに1度目の時は足が乗ってますね、全然見てませんでした。
(というか見ててもそれが何を意味するのかが判っていなかったんですね。)
しかしキャッチャーというのも大変なポジションなんですね…。
阿部がこれからひどい目に遭わないよう祈りたいと思います(笑)。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2007/01/26 13:46

そのマンガは読んだことありませんが、一番の要因はホームは走り抜けても良い(ベースをしっかり踏まなければいけませんが)と言うことではないでしょうか?


他の塁ではベースにランナーの足が付いていなければタッチされればアウトです。ですからスライディングで送球を妨害するくらいしかできません。が、体当たりなどをすれば守備妨害となります。
ただし、ホームベースの場合走り抜けても良いため、ランナーは勢いよくホームに突っ込んできます。
そのためキャッチャーと接触することはよくあります。
立ちの悪いランナーだとキャッチャーのミットに入っているボールを落とそうと故意に体当たりをすることもあります。(もちろん審判が故意と判断すれば守備妨害ですが…)
うまい人だとキャッチャーの股の間からベースにタッチしたり、回り込んでタッチしたりとうまくかわします。
キャッチャーが吹っ飛ばされてもボールを落としていなければアウトです。
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この回答へのお礼

なるほど、ポイントはホームベースは走り抜けても良い、というところにあったんですね。
>キャッチャーが吹っ飛ばされてもボールを落としていなければアウト
そういえば、キャッチャーが吹っ飛ばされた後でもボールをしっかり持っているところが描かれていました。なるほど…。
おかげさまで少し判ったような気がします。
また何かありましたらよろしくお願い致します。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/26 13:18

その漫画が人気があるのは知っていますが、読んでいないのでその場面にあっているかどうかわかりませんが・・・。


1・2・3塁の場合は走者は塁から離れてしまうと、相手野手にボールタッチされるとアウトになりますが(1塁の場合は打者走者がファールゾーンに逃げるのはセーフ)
本塁は走り抜けれるので、相手野手(キャッチャー)にタッチされなければOKなので吹っ飛ばして、
ボールを落とさせたり、またはボールタッチされていなければOKです。
こう言う場合は走者は大抵ベースを踏んでいないのでもう一度踏みなおす事になると思います。

どこまでが守備妨害でどこまでが走塁妨害になるかは・・・。
ただ少しでもホームベースを空けておかなければいけなかったような記憶が・・・。(例えばランナーが触れるようにしておかなければいけないので、キャッチャーがホームベースの上にどかっと座ってしまうのはNGだと思います。)
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この回答へのお礼

早くからの回答ありがとうございました。
おかげさまで少し判りました。
こんなことならもう少し普段から、TVで野球を見ておけば良かったです。また判らないことが出てきたら質問させていただくこともあるかと思いますので、またその時にはよろしくお願いいたします(^^;)

お礼日時:2007/01/26 13:14

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