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ネットでトヨタの新車カタログを見ようとして、その車種の多さに驚きました。

現在生産され販売されている車種だけでも59種類。 もちろん乗用車だけです。

同じく世界的なメーカーであるメルセデスやBMW、あるいはワーゲンなんかの場合はこんなに車種が多くないように思う (本国ではどうか分かりませんが) のですが ・・・

今は廃版になっている昔の車種を見ていて、コルサ、ターセル、チェイサー ・・ なつかしい車名がたくさん出てきました。 日産でも同じです。

質問なのですが、

1.日本車の場合、どうしてこんなに車種が多いのですか?

2.輸入車の場合、本国ではやはり日本車メーカーと同じくらい多くの車種を販売していますか?

3.メルセデスやBMWの場合、昔から同じ車名で販売されていますよね? たとえばS500とか、320とか、デザインや年式が変わっても車名はずっと変わっていません。 でも日本車の場合は僅か1~2代限りで廃版になる車名も多くあります。 なぜですか? 買った客に失礼だと思うのですが ・・

A 回答 (8件)

多いと云えば多いし、少ないと云えば少ない。


少ないと云うのは、輸入車を日本で販売する場合その殆どがトップからミドルのどちらかと云うと豪華な方だけです。
本国ではロアレンジ(適切な表現では無いですが、廉価版)もあります。
エンジンも1000cc~2000ccガソリンの他にディーゼルが有ったりと。

フランスで云うとプジョーとシトロエンは系列会社ですから、同じセグメントの車はプラットフォーム(シャシーやエンジン等)は共通で、ボディデザインの違いが有る程度。(正確にはメーカーごとの特色をきちんと出しています。)
イタリアではFiat傘下が多いので、FerrariやMaserati、Lamborghini等高級スポーツカーを除いて、大衆車と呼ばれるカテゴリーのものはやはりメーカーが違ってもプラットフォームは同じ物と云うのは多いです。
これらはまさにビッツとパッソとかと同じでは無いでしょうか。
同じメーカーで「兄弟車(なんか演歌のタイトルの様だ)」なのか系列メーカーで「姉妹車」なのかと云った違いでしょうか。
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この回答へのお礼

有難うございました。 なるほど、ヨーロッパ車でも同じ事をやっているんですね。 どこかの車と共通のプラットフォームを使って開発された車というのをよく聞きますからね。

お礼日時:2007/01/24 17:02

Q1.2


#3の方の回答のとおり、文化の違い= メーカーの思想、ディーラーの販売手法、ユーザーの経験・知識・選択などで作り上げてきた(結果として出来てしまった)仕組みだと考えています。
基本的には販売拠点の拡大と車種投入を繰り返した結果の産物だといえるでしょう。

これも「個人が車を所有する」といった黎明期から拡大期
→バブル期を境にした低迷期
→外国資本の参入・国内資本の再編~現在
によって時代ごとの意味は異なり、現在も変化を繰り返しています。

現在では
・メーカーサイドでは新車開発にかかるコスト削減を最優先とし、利益回収率の高い製品の開発を行います。また外国資本参入・提携などの背景でグローバル・グループ企業の一員としての開発を担う企業も存在します。
【プラットフォームとは?】
http://www.webcg.net/WEBCG/qa/body/body003.html

【日産(ルノー)のプラットフォーム】
http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/ALLIANCE …

【プラットフォームの統一について】
http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link64-3.html

・多くのユーザーの意識の変化(コアとなる世代の変化)や嗜好の多様化による車に対する価値観の変化(憧れやステイタス→ 道具や日常)により、販売サイドも変化を余儀なくされます。
また自社取り扱いのメーカーが持たない車種(販売好調な軽自動車など)ネーミングや意匠を変えたOEM車として扱うことがみられます。

基本的に新型車投入、ビッグマイナーチェンジ期がディーラーにとっての商機となりますが、過去の多チャンネル化失敗の引きずりなどで思うようにはなっていないようです。
→ 日産のレッド/ブルーステージにおける全車種取り扱い
→ ホンダ全系列併売 =ホンダカーズ

などが代表的な流れです。

Q3.
ネーミング:買った客に失礼だと思うのですが 

はい、私もそう思います。
ただ人気低迷してしまった車種にテコ入れしたいというのは心情かと思います。
いかんせん同じプラットフォーム派生で異なる車種が5つも6つも出現する時代ですから、ダメなら切る・変えるは企業の選択としては極めて当然となるでしょう。
新生イメージを植えつけるにはもっとも手っ取り早い手法ですから。
ただ伝統イメージとして確立されている車名の扱いはリスクを伴います(セド/グロ→ FUGAなど)

欧州車などにみられる数字による車種名はブランド・アイデンティティー(同一視)を確立したメーカーによる手法ですね。
日本ではフォード傘下のマツダが意匠による確立はしていますが、国内ではニックネームによる車名、ヨーロッパでは数字による車名と使い分けているようです
(日本では馴染まないのでしょうか?)
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この回答へのお礼

有難うございました。
特に欧州車と比較した場合なんですが、一番大きな違いはブランド力と企業戦略の違いでしょうか。
つまり日本にも数多くの自動車メーカーがありますが、大手はどこも全ての顧客を満足させる商品構成になっていると思います。 トヨタも日産もホンダもそうですが、上は500万超の高級車から下は百万前後の1~1.3Lカーまで実に細かく細分化された車種構成を採用しています。 翻ってメルセデスやBMWなどは高級車に限定した車種構成になっており、また一度つけたネーミングは廃版になる事はなさそうです。 たとえばSクラスやEクラスは何十年も前から同じネーミングを使用しているし、中には不人気のモデルもあったと思いますが、決して廃版にはしないです。
ただ最近のメルセデスでは、昔では考えられなかったような小型車、AクラスとかBクラスとか、ドンドン車種を増やしていっているような印象を受けます。 BMWも1シリーズを追加しています。
もしかすると、日本車メーカーで採用している多くの車種構成は生き残るための最良の方法かも知れませんね。

お礼日時:2007/01/25 13:57

1.簡単に言うと、欧米は、「これを造ったから買いなさい」、で、日本は、「これ、あれ、それ、こっち、そっち」、とユーザが望んだものを無制限に造る、お客様は神様という対応の差です。



2.輸入車の本国では車種が多くはなりますが、日本車メーカーに比べれば少なく、多品種生産でも低コストは今のところ日本にしかできないようです。

3.例えば、ベンツ(現在のダイムラークライスラー)は、S500やS320を売り込んだのではなく、ベンツというブランドを売り込みました。トヨタはカローラとかカムリを売り込み、売れなければ別の車を出すという方針で、車名も多品種生産でした。ユーザーイメージは、良い車を安価に造るメーカ、であり、高級ではなかった事からブランド価値に気付き、レクサスを誕生させました。(現在米国では、トヨタ、レクサス、サイオン、の3ブランド)
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、日本のメーカーは顧客のニーズにトコトンまで応えたから今のように車種が多くなってしまったわけですね。
この辺は歴史もブランド力もあるヨーロッパ車とは違う路線を歩まざるを得なかったという事情があるんでしょうね。

お礼日時:2007/01/25 13:36

こんばんは。


日本人は車がステータスシンボルだったことも関係あると思います。
私の世代よりも昔('70頃)のことですが、上司の車よりも上級車なんか乗れない(乗らない?)時代があったようです。

社長はクラウン、部長はマークII、課長はコロ・カリ、平はカローラ・・・のように階級によって作り分けていたんだと思います。

現在ではそういうことも無くなったので、細分化(網の目を細かく)することによって、他社に流れるユーザーを漏らさないようにしているんだと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
上司より高級車には乗れない ・・ この風習は今でもあるように思います。
知人で町工場を経営していてセルシオに乗っている人がいますが、親会社との会合にはセルシオは具合が悪く、マークIIで行っているそうです。 日本独特の風習かも知れませんね。

お礼日時:2007/01/25 13:32

#3の方の回答にもありますとおり、アメリカ車は、1つのメーカーが複数のディビジョン(ブランド)を持っています。



代表的な(思い出せる)ディビジョンは、フォードでは、フォード、マーキュリー、リンカーン。GMは、シヴォレー、ポンティアック、ビュイック、キャディラック。クライスラーは、クライスラー、ダッジが代表的なモノです。

そして、それぞれのディビジョンで複数のモデルを持っています。
戦後、日本の経済発展はアメリカの影響が大きかったので、アメリカ車を見習い、やたらと車種が増えたのでしょう。

>日本車と同じようなやり方ろしているんですね。
ということで、全く逆で、日本がアメリカを見習った(真似をした)のです(歴史を見れば、厳然たる事実です)。
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この回答へのお礼

有難うございました。 なるほど、車種をドンドン増やすのはアメリカが元祖だったんですね。 勉強になりました。

お礼日時:2007/01/25 13:28

最近増えているのは、販促のためですね。

新車を出すと、しばらく売上が上がりますので。

ただ、この「新車効果」はだんだん短くなってますので、どんどん次ぎの新車を出さねばならない羽目になってる訳です。

欧州の場合はブランド毎に作りから違うので、ブランド ≒ メーカーになってるところが多いように思います。日本でもそういうメーカーもありますが、トヨタなどは作りは同じでバリエーションで車種を増やしているパターンが多いですね。
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この回答へのお礼

有難うございました。 なるほど、販売促進の観点から車種をドンドン追加していっているわけですね。
でも数年前に買った車がいつの間にか廃版になるケースってあると思いますが、客の立場からすればたまったものではないですよね。

お礼日時:2007/01/25 13:27

アメリカのメーカー、GMやフォードは日本車なみに車種は多いですね。


車という商品を様々なユーザーのニーズに合わせて売ろうとすれば、
車種が増えるのはある意味当然だと思います。
ヨーロッパのメーカーは車種が少ないですが、それはヨーロッパが
分業社会だからでしょう。車に限らずひとつのメーカーがあれもこれも
作って売るみたいなことはしないですよね。基本的にそれぞれの
領分がありそれを互いに守ろうとする伝統があるようです。
端的に言えば文化の違いということになりますが。
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この回答へのお礼

有難うございました。 米車は車種が多いんですか。 米車には興味がなかったので調べた事がなかったのですが、日本車と同じようなやり方ろしているんですね。 参考になりました。

お礼日時:2007/01/24 17:04

販社が複数あるからではないでしょうか。


同じ基本構造の車を、ネッツとビスタで別の車名で売ったりしますから。
私は日産の1BOXを買うとき、ホーミーとキャラバンはフロントグリル以外すべて同じ車だってことを初めて知りました。

最近は垣根が払われてきているようにも感じますが。
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この回答へのお礼

有難うございました。
たしかにトヨタ系列の販売店って目茶苦茶に多いですよね。
トヨタ○○、トヨペット○○、トヨタカローラ○○ ・・ まだありそうです。 そのために1台の車を名前とライト周りだけ少し変えて別名で売る、そのため車種もドンドン増え続ける、こういったスパイラルを描いているんですね。 たとえばマークII、チェイサー、クレスタなんて全部同じ車だったはずです。
でも考えれば、販売店の系列を整理 (数を減らすのではない) すれば、スッキリしてこんなに車種を増やす必要もないように思いますね。 戦後、国産車がようやく製造・販売されるようになった頃は、こんなに販売店が乱立していなかったはずですよね。
ところで、このような状態ってメルセデスやBMWとか、欧米のメーカーでも同じなんでしょうか? やはり本国では日本同様、系列店の関係で車種がとても多くなっているのでしょうか?

お礼日時:2007/01/24 15:41

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