プロが教えるわが家の防犯対策術!

Low and OrderというTVドラマのWANDERLUSTというエピソードの冒頭のシーンです。Stabler, Oliviaは刑事で特に性犯罪にかかわる事件を担当しています。Stablerが現場に到着して、先に到着していたOliviaにあうシーンです。Mrs.Hayesは死体を発見し少しupsetした状態です。

Mrs.Hayes:Who the hell is that?
Olivia :Mrs. Hayes. That’s my partner, Detective Stabler.
Mrs.Hayes:Welcome to my house.
Olivia :All right. She found the body.
Stabler :Wife, girlfriend, what?
Olivia :Landlord. She lives here with her daughter, Virginia, rented a room to the Vic.
Stabler :Where is the daughter?
Mrs.Hayes: She is out. He was the best tenant. He is clean, quiet, always pay on time early even…..

Stabler :I want you to take Mrs. Hayes downstairs. (制服警官に小声でたのむ)
Mrs.Hayes: I am right here. Don’t talk to me like I’m not here. This is my house. I’m not going anywhere.
Olivia :Actually, Mrs. Hayes, I could really use a cup of coffee.


質問
最後の会話のStabler :I want youの部分ですが制服警官に下に連れていってと小声で頼んでるのに対して、Mrs.Hayesは機嫌を悪くしてしまいます。そこでOliviaはActually, Mrs. Hayes, I could really use a cup of coffee.といって、下に連れていきます。この表現で悩んでます。日本語で英語にとらわれずせりふを書くとしたら、"下でコーヒーでも飲みましょう"ぐらいになるかなと思うのですが。

A 回答 (5件)

Gです。

 こんにちは!

これは、「誘導方法」の典型的なものとしていわゆるChild Psychologyの中に入れてもおかしくない方法なのです。

>Mrs.Hayes: I am right here. Don’t talk to me like I’m not here. This is my house. I’m not going anywhere.

で相手が警察であろうと「自分の家にいながら他の人の指図を得たくない」と言う性格ですね。 This is my house.と言う表現が使われたことで、じゃ、この人の家の中ではこの人が自主的にするように誘導しなくてはならないな、と判断するわけです。

よって、
>Olivia :Actually, Mrs. Hayes, I could really use a cup of coffee.

と言うせりふを使うことになるわけです。 I could really use a cup of coffee.という表現は時として、I could really use a good cup of coffee.と言うようにgoodを入れます。 

ですから、状況によっては、「階下」の何かを見せてくれませんか、と言うせりふも使えたでしょうが、この脚本家はコーヒーを選びましたね。

I could really use a cup of coffee.とはcould useと言う表現を使って「コーヒーの恩恵を受けたいところです」と言う事で、その恩恵とは味でもあるでしょうしアロマでもあるでしょうし、またカフェインでもあるわけです。 とにかくコーヒーが飲みたくなったのでヘイズさんの「おいしい」コーヒーをいただけませんか、と誘導していくわけです。

仕事をしていて同僚からちょっと休憩しようと言われた時に、ちょうど良かった、俺も「休憩の恩恵」が必要になったところさ(つまり、「いいね、ちょっと疲れてきたからね」「いいね、ちょうど休憩が欲しかったところなんだ」と言うフィーリングを出しているわけです)、というときにI sure can use some break.というような形で使われるわけです。 コーヒーどう?、ちょっと疲れているみたいだし、なんて彼女に言われたら、Thanks, I sure could use a cup of coffee.というようにもなるわけです。 のどが渇いたら、Hey, Jack, let's stop now. I could use some water right now.ですね。 かなり使いでのある表現ともいえます。 バケーションが欲しい時(必要と感じる時と言うことなんですが)、お金が必要な時、リラックスする必要があるとき、など、すべて、その事柄からえられる恩恵を「使用」したいわけです。

彼女の気分がよければ、警官とドーナッツとの関係から、Sure I have some donuts too.なんていうせりふも脚本家は持ってくるかもしれないわけです。

なぜ、goodをつけたい雰囲気なのかお分かりになりましたでしょうか。 誘導に「おべっか」を付け加える、ということですね。 よって小児心理学の応用となるわけです。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

この回答への補足

ありがとうございました。私もちょっと気になり手元の辞書を調べてみると米で使われる表現として"~がほしい。/~が必要だ"。というのが載っていました。こんな簡単な単語を使った表現でも奥が深いですね。もっともっと勉強が必要と感じます。

>警官とドーナッツ
が少し分かりにくかったのですが、彼らはどのような関係でしょうか、、、あ、手錠、、、かな。

。いつも補足にてお礼を申し上げています。

補足日時:2007/01/11 13:03
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Gです。

 

>>警官とドーナッツ
が少し分かりにくかったのですが、彼らはどのような関係でしょうか、、、あ、手錠、、、かな。

これは、既成概念として一般人の中に作れている(事実であろうとなかろうと)警官はドーナツがすきだということからきています。 法執行の大会でもよくドーナツ大食い大会があるくらいです。

cops donutsの二つをきワードで検索すればこの件に関して面白いことを知ることになるかもしれませんよ。

現場での所有者をその場から席をはずしてもらう為の誘導方法には他にいろいろありますが、コーヒーをいつも作っておいておいたのが普通だった時にはこの誘導方法は普通だったわけです。

ですから、「じゃ、奥さん、コーヒーをいただきたいと思っていたところでしたので」と言うせりふになるわけです。
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この回答へのお礼

再回答ありがとうございました。これで心置きなく締めることができます。

お礼日時:2007/01/11 14:59

could use (O)は、アメリカ英語の成句です。


・~がほしい。
・いただけると嬉しいのだが...。
・~が必要だ。
の意味があります。
I could use something hot to drink.
何か温かい飲み物がほしい。

Actually, Mrs. Hayes, I could really use a cup of coffee.
従って、上記の文章を訳せば、
「ところで、ハイエスさん、コーヒーでも、一杯いただけると、
 すこぶる嬉しいんですがね」
といったところでしょう。

この回答への補足

ありがとうございました。私もちょっと気になり手元の辞書を調べてみると米で使われる表現として"~がほしい。/~が必要だ"。というのが載っていました。こんな簡単な単語を使った表現でも奥が深いですね。もっともっと勉強が必要と感じます。これからも質問していこうと思いますので、目に止まりましたら、回答いただければ嬉しいです。いつも補足にてお礼を申し上げています。

補足日時:2007/01/11 12:53
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Low and Order のファンで、3シリーズ欠かさず観ています。

(内容を覚えている訳ではないので、repeat でも観ちゃいます。笑)

Olivia が I could really use a cup of coffee. と言ったのは、Mrs. Hayes が「わたしゃぁ、どこにも行かないよ。」と言ったのに対し、「あ、でも、コーヒーを頂けると、助かるのですが...」のような感じで言っているのだと思います。(訳が下手ですみません)

彼女はおしゃべり好きのような感じがしますが、きっと捜査に来た刑事にもコーヒーを入れてくれるような感じの人ではないですか?なので、Olivia は「コーヒを貰えると助かる」と言う事によって、Mrs. Hayes に「Olivia の頼みをきいている」のであって、「自分の意志に反して移動させられている訳ではない」という印象を与えたかったのだと思います。(コーヒー飲みながら、彼女からの話も聞けるでしょうし。)

それから、I can use a cup of coffee. は、よく朝頭がはっきりしていない時に使われると思います。コーヒーのカフェインで、頭をハッキリ(目覚め)させようということでしょう。なので、drink ではなく、use なのでは?

この回答への補足

Low and Order のファンに巡り会えるとは夢にも思いませんでした。なんか嬉しいいです。これからばしばし質問することにします。

わかり易い説明ありがとうございました。なんか私は国語(日本語)の勉強もしないといけないかもなんて思ったりします。「あ、でも、コーヒーを頂けると、助かるのですが...」この訳も完ぺきなような気がします。私はこの訳は大満足ですよ。

いつも補足にてお礼を申し上げてます。ありがとうございました。

補足日時:2007/01/09 08:39
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こんばんわ


私も同じだと思います。
copに頼んでいることに引っ掛けているのは考えすぎ?

この回答への補足

ありがとうございます。なんでuseを使ってるのかなっていうのが疑問です。コーヒーをのむという場合useを使うのはありということなんでしょうか。ちょっと不思議に思っています。

補足日時:2007/01/09 04:10
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