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マイレージクラブに入ろうと考えています。
JALかANAか迷っているのですが、私は国内線よりも国際線を利用することが多く、またよく利用する特定の航空会社もありません。
VISAカードなども付けると、マイルがたまりやすくなると聞いたことがありますが、その辺のことも教えていただけると嬉しいです。
(ちなみに私は田舎に住んでいるので、百貨店は伊勢丹や三越、大和くらいしか近くにはありません。)
どちらに入る方がお得なのでしょう。
どなたか詳しい方、アドバイスをお願いします。

A 回答 (3件)

日本で会員の多いマイレージプログラムはまずJALマイレージバンクとANAマイレージクラブ、続いてユナイテッド航空の"Mileage Plus"とノースウエスト航空の"WorldPerks"です。

国際線利用の方が多いのであればJALマイレージバンクとANAマイレージクラブのほか、Mileage PlusとWorldPerksも候補に入れて検討することをお勧めします。

プログラム選びでのポイントは主に(1)マイルの有効期限 (2)提携航空会社 (3)加算率と必要マイル数 (4)クレジットカードの使い勝手 の4つです。なおクレジットカードを作ることは必須ではなく、クレジット機能のない年会費無料の会員カードを選ぶことも全くの任意です。

●JALマイレージバンク
(1)マイルの有効期限
獲得の翌々年12月31日まで、すなわち最長で3年です。この間に特典交換に足るだけのマイルを貯める必要があります。
(2)提携航空会社
実質的には「ない」と言えます。確かに表面上はアメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、ラン航空、キャセイパシフィック航空、香港ドラゴン航空、エールフランス、エミレーツと提携しているのですが、エコノミークラスの場合
・ブリティッシュエアウェイズとエミレーツは普通運賃以上でないと加算不可
・エールフランスの日本-パリ線、キャセイパシフィックの日本-香港、日本-台湾線は加算不可
・それ以外でも包括運賃(ツアーや格安航空券が該当)での他社便搭乗は加算不可
と制限が非常に厳しくなっています。
他社便搭乗で加算できるのはアメリカン航空を正規割引運賃で利用した場合くらいです。JALマイレージバンクで貯めるなら必然的にJALグループ便を選んで利用することになります。
(3)加算率と必要マイル数
国際線正規割引運賃は区間マイルの70%を加算、包括運賃(JALグループ便のみ加算対象)は区間マイルの50%加算です。その分必要マイル数は少なめで国内線往復が1万5千マイル、日本-韓国のエコノミークラス往復も1万5千マイル、日本-北米のエコノミークラス往復は5万マイルです。
(4)クレジットカード
クレジット機能付きの会員カードとしては「JALカード」が用意されています。普通カードなら年会費は2,100円で利用額200円で1マイルの加算です。また別途年会費(2,100円)を払って「ショッピングマイル・プレミアム」制度に参加すると、100円で1マイル貯まるようになります。
航空会社のクレジットカードの中では比較的使いよく、年会費もさして高くありません。ただし後述するように「ANAカード」には一歩譲りそうです。
JALカードだけの話ではありませんが、クレジットカードが使えるお店は今や非常に多くなっています。百貨店のみならずガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどでも「利用可」のところが増えています。
(5)そのほか
JALは世界的な航空提携グループ"oneworld"への加盟が内定しており、正式に発効すると他社便搭乗時の加算規定が改定されると予想されます。

●ANAマイレージクラブ
(1)マイルの有効期限
JALと同じく獲得の翌々年12月31日まで、すなわち最長で3年です。
(2)提携航空会社
ANAは世界的な航空提携グループ"Star Alliance"に加盟しており、他の加盟会社便の搭乗でもマイルの加算や特典航空券の利用ができます。日本発着のある会社ですとアシアナ、シンガポール航空(包括運賃は対象外)、タイ国際航空、ニュージーランド航空、ユナイテッド航空、エアカナダ、ルフトハンザ、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、スカンジナビア航空などが挙げられます。このほか中国国際航空と上海航空、トルコ航空の加盟も内定しています
さらにStar Alliance加盟会社以外でヴァージンアトランティック、マレーシア航空(包括運賃除く)、カタール航空搭乗分も貯められます。提携会社の数の点ではJALマイレージバンクよりはるかに優位です。
(3)加算率と必要マイル数
国際線正規割引運賃は区間マイルの70%を加算、包括運賃は区間マイルの50%加算が基本です(*1)。ANAグループ便以外を包括運賃で搭乗しても加算可能です(一部航空会社除く)。必要マイル数はJALと横並びで、全般的には少なめです。
(4)クレジットカード
クレジット機能付きの会員カードには「ANAカード」があります。一般カードなら年会費は2,100円で利用額1,000円ごとにクレジットカード会社のポイントが1ポイント貯まります。このポイントは2年間有効(一般カードの場合)で、1ポイント=10マイルの割合でマイルに移行できます。マイルへの移行手数料は2,100円でその年度の間有効です。その間何回移行しても構いません。
2年間ポイントとして貯めて最後にまとめて移行すれば移行手数料は3年に一度で済むので、JALカード(+ショッピングマイル・プレミアム)より少しだけ安上がりです。
(5)そのほか
電子マネー"Edy"の利用でもマイルを貯められるので、その点ではJALマイレージバンクより若干有利です。

●Mileage Plus[1]
(1)マイルの有効期限
「最終の加算または減算から36か月」と規定されています。貯めるたびに有効期限は延長されるので実質的に無期限です。この点、期限の短い日系プログラムより有利です。
(2)提携航空会社
ANAと同様"Star Alliance"に加盟しており他の加盟会社便の搭乗で貯められます。またこれらの加盟他社便の特典航空券に引き換えることももちろん可能です。
(3)加算率と必要マイル数
エコノミークラスの場合、ほとんどの運賃で区間マイルの100%を加算してくれます(*2)。ツアーや格安航空券の利用が多い場合はANAマイレージクラブより有利です。
必要マイル数はJALマイレージバンクやANAマイレージクラブに比べてやや多めですが、ANA便での日本国内線往復(1万5千マイル)などはANAマイレージクラブと同じです。またそれ以外の場所でも加算率の違い(50%/70%⇔100%)を考えると実質的には有利です。
(4)クレジットカードの使い勝手
JCB、UC、セゾンから出ていますが人気があるのは「マイレージ・プラスセゾンカード」[2]でしょう。年会費は1,575円(一般カード)で、それだけですと利用額200円で1マイルの平凡な換算率ですが、年会費5,250円を払って「マイルアップメンバーズ」制度に参加すると、換算率が利用額1,000円で15マイルに上がります。年間費用が合計で6,825円かかりますが、年間のクレジットカード利用額が50万円(できれば100万円)以上あるなら元はとれそうです。
(5)そのほか
会員数が多くマイルも貯めやすいプログラムなので、その分予約がとりにくいという難点があります。

●WorldPerks[3]
(1)マイルの有効期限
無期限です。
(2)提携航空会社
こちらは航空提携グループ"SKYTEAM"に加盟しています。日本発着のある会社ですと大韓航空、エールフランス、アリタリア、KLM、デルタ、コンチネンタル、アエロフロートなどで加算できます。またSKYTEAM会社以外でもマレーシア航空、ガルーダインドネシアなどを加算できます。航空券が安めの会社が提携に多く、節約旅行派にはありがたいプログラムです。
一方で日本国内線はJAL、ANAとも加算できません。国内旅行分も貯めるなら他のプログラムを掛け持ちする必要があります。
(3)加算率と必要マイル数
エコノミークラスの場合、ほとんどの運賃で区間マイルの100%を加算してくれます。必要マイル数はJALマイレージバンクやANAマイレージクラブに比べてやや多めですが、Mileage Plusと同様に加算率の違いを考えると実質的には有利です。
JAL便搭乗での加算はできないと書きましたが、JAL便国内線の特典航空券に引き換えることは可能です(1万5千マイルで国内線往復)。ただしJALグループの国際線や、JALグループでもJAL以外(日本トランスオーシャン航空、JALエクスプレスなど)の特典航空券には交換できません。
(4)クレジットカード
WorldPerksは搭乗で貯めるのには適したプログラムですが、クレジットカードで貯めるのにはあまり向きません。「利用額100円で1マイル貯まるが年会費が10,500円のカード」と「年会費は1,575円だが利用額200円でやっと1マイル貯まるカード」しかないからです。
(5)そのほか
しばしばキャンペーンを行ってボーナスマイルを出すこともあり貯め易いプログラムの一つですが、その裏返しとして予約がとりにくいという短所があります。

【全体を通して】
ANAマイレージクラブかMileage Plusのどちらかが良いと思います。国際線利用の方が多くかつその際の利用航空会社が一定していないということであれば、提携会社の多さという点で有利だからです。
WorldPerksも悪いプログラムでないのですが、日本国内線搭乗分を貯められないのと、クレジットカードを併用する際の条件が悪いのとから単独加入はお勧めしにくいです。

ANAマイレージクラブかMileage Plusであれば大抵の場合、マイル加算できる航空会社をそれなりに選ぶことができますが、「加算可否は二の次、とにかく航空券の安さが第一」ということであれば、どれかでは貯められるようさらに受け皿を増やしておくのも手です。
掛け持ちする受け皿としてはやはりWorldPerksです。獲得マイルが無期限有効なのでサブとして貯めるプログラムにはもってこいです。ANAマイレージクラブ-WorldPerks、あるいはMileage Plus-WorldPerksの組合せにしておけば、その時その時で一番安い航空券を選んでも大抵はどちらかに加算できるでしょう。
なおその場合、クレジットカードを作るのはWorldPerksでなく、ANAマイレージクラブかMileage Plusの側がよいです。

JALマイレージバンクは専らJAL便に搭乗する場合にはよいのですが、他社便に乗ることが多いのならお勧めしにくいプログラムです。

[1] Mileage Plus http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/ja/mileagepl …
[2] マイレージ・プラスセゾンカード http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca041.html
[3] WorldPerks http://www.nwa.com/jp/jp/freqfly/

*1 運賃種別、搭乗区間によっては一部これらの加算割合と異なる場合もある。
*2 ANA便だけは国際線正規割引運賃で70%、包括運賃は50%の加算。このほか他社でも一部で50%や25%、あるいは0%(加算対象外)の運賃や路線がある。ただしこれらの運賃や路線ではANAマイレージクラブで貯めても同様に50%や25%、あるいは0%といった加算率になる。
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この回答へのお礼

ひじょうに分かりやすく、詳しい説明をありがとうございます。
外資系航空会社のカードは、まったく視野に入っていなかったので、そちらも検討してみようと思いました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/01/14 23:19

JALカードに入っています。


飛行機は旅行程度しか使いません。なのでVISAカード
もつけました。

クレジットが無しの場合にはJALカードは年会費無料です。
クレジットつけると年会費2100円で、クレジットで購入
するだけで200円で1マイルつきます。

クレジットを付けて年会費4200円コースにすると100
円で1マイル貯まります。

日本国内でいうと全然往復15000マイルです。なので
4200円コースでいえば150万クレジットで使えば
1往復分の航空券が手に入ります。

生活品からなにからなにまでクレジットで購入すれば
年間150万は簡単に貯まります。
ただJALの場合マイルは3年分しか貯めておくこと
ができません。4年目に入ったら4年前のマイルはと
ころてん方式で無くなります。

あと使いたいときに使えるわけでもないです。無料の
枠が決まっているので人気の日やコースなどなかなか
思い通りに航空券が入手できません。

海外の場合グアムあたりで往復2万マイルくらい
だった気がします。

あと、航空券が無料でも現地でのホテル代はを払うと
格安ツアーの方が安かったりもするときもありました。
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この回答へのお礼

いろいろなことを教えていただき、ありがとうございます。
「使いたいときに使えるわけではない」のですね。
それは知りませんでした。
よく検討したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/07 20:13

よく利用する航空会社がないのであれば、有料のマイレージクラブに入会しないのが一番いいと思います。


特に、国内線をあまり利用しないのであればなおさら。

国際線の場合、マイルをためたいがために特定の航空会社を割高な運賃で利用しては本末転倒です。その時々で格安航空券を探したほうが得です。年会費も高いですし。

とりあえず、JAL、ANA両方の無料のマイレージ会員になっておけばいいと思います。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございます。
マイルをためたいがために・・・やってしまいそうですね。よく検討してから決めようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/07 20:10

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