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ダイエットをしているのですがアミノ酸が脂肪を燃やしてくれて炭水化物はアミノ酸を燃やす為に必要だと言われました。本当でしょうか??

A 回答 (2件)

40代。

男性。ウエイトトレーニング歴6年。

●>アミノ酸が脂肪を燃やしてくれて

VAAM(ヴァーム)など、各種アミノ酸の特定配合比率のものを摂取すると、「体脂肪燃焼までの時間が短くなる」といわれています。

<アミノ酸ダイエット>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2329312.html

<アミノ酸ダイエット>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2384396.html

<体重を維持するなら短時間の無酸素運動だけで良い?>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2332825.html

「体脂肪燃焼までの時間が短くなる」だけなので、運動(有酸素運動)をして体脂肪を燃焼させなくてはなりません。
運動をしなければ、アミノ酸を摂取しても、何にもなりません。


●>炭水化物はアミノ酸を燃やす為に必要

■アミノ酸は、そのまま遅筋のエネルギーになります。

<ダイエット=筋肉を増やすこと?>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2490413.html

■このほか、肝臓で分解され(糖新生)、糖になります。

・3大栄養素、たんぱく質(分解されてアミノ酸)、脂質、炭水化物(糖質)は、カロリーとしてそれぞれ数字がありますが

たんぱく質   :4kcal(1g当り)
脂質      :9kcal(1g当り)
炭水化物(糖質):4kcal(1g当り)

体のエネルギー源として主に用いられるものは、脂質、炭水化物(糖質)です。
たんぱく質も、エネルギー源にもなりますが、こちらは非常用としての考えです。
たんぱく質は、体の材料としての使用が、主になります。

過剰摂取された、たんぱく質は、糖新生の過程を得て糖となります。
糖が余っていれば、中性脂肪となり、体脂肪として蓄積されます。

・分解(糖新生)される際には、エネルギーが必要になりますが、このエネルギーは脂肪酸です。
脂肪酸とは、体脂肪が分解されたもの(血中の遊離脂肪酸)です。

<脂質と血栓の医学:生化学の知識:糖新生の経路>
http://hobab.fc2web.com/sub4-gluconeogenesis.htm

<抜粋>

空腹時には、血糖値(血中のグルコース濃度)は、グリコーゲン分解(glycogenolysis)と、
糖新生(gluconeogenesis)とによって維持されます。
糖新生は、主に肝臓で行われます。糖新生は、一部、腎臓でも行われます。
飢餓状態が進行すると、腎臓での糖新生が、重要になります。
糖新生の90%は、アミノ酸(糖原性アミノ酸)の炭素骨格が、利用されます。
糖新生の10%は、グリセロール(脂肪組織でトリグリセリドが分解され生成される)、
乳酸、ピルビン酸(筋肉でアラニンに変換され肝臓に輸送される)の炭素骨格が利用されます。

肝臓は、絶食時等に、糖新生により、アミノ酸等から、ブドウ糖を作り出して、
血液中に供給する。絶食時には、アミノ酸(アラニン、アスパラギン酸等)、乳酸、グリセロールが、
糖新生の炭素源になる。

糖新生(細胞質内)するのに必要なエネルギー(NADH2+等)は、
脂肪酸をβ-酸化(ミトコンドリア内)すること等によって、生成(供給)される。
脂肪酸は、体内では、糖に変換出来ないが、脂肪酸のエネルギーは、糖新生に利用される。

<抜粋終わり>

■■以上より、炭水化物(糖質)はアミノ酸を燃やすために必要ではありません。


●資料

<脂質と血栓の医学:トップ>
http://hobab.fc2web.com/index.html
<脂質と血栓の医学:生化学の知識>
http://hobab.fc2web.com/sub7.htm
<脂質と血栓の医学:生化学の知識:糖新生の経路>
http://hobab.fc2web.com/sub4-gluconeogenesis.htm

以前回答したものです。

<無酸素運動だってカロリー消費してるでしょ?>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2503799.html

<生活習慣病になってしまい困っています>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2585769.html
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