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いま宗教と葬法の関係などを調べています。
ヒンドゥー教徒が多いインドについては、「ガンジス河の近くの火葬場で遺体を焼き、灰をガンジス河に流す」という方法があることを知りました(それ以外の方法は分かりませんでした)。

そこで質問なのですが、「インドの火葬=(インドの)ヒンドゥー教徒の火葬」と捉えても問題ないでしょうか?それとも、ヒンドゥー教徒かどうかはあまり関係なく、火葬の方法はインドに根付いた(?)ものなのでしょうか?イスラム教徒の方は火葬はしなさそうですが・・・。

あともうひとつ素朴な疑問ですが、ガンジス河から遠~い所に住んでいる(インドの)ヒンドゥー教徒が亡くなった場合はどうするのかな・・・と思いました。

何だか分かりにくい文章で申し訳ありませんが(しかもカテ違いかもしれませんが)、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

細かな事は知りませんが、インドの火葬は、ヒンズー教の影響です。


ヒンズー教では、輪廻転生を信じています。
その転生の時、死体が有ると転生できず、霊となって現世に留まり、悪霊となり、人に悪さをするとされています。
そのため、死体を残さないために、火葬にするようです。
ただし、自殺者は火葬にしないと聞いた事があります。

ガンジス川から遠いところでは、火葬の灰を残さないように処理します。
(ガンジス川に流すという事は、火葬の灰も残さないという考え方から来ています。)

イスラム教やキリスト教の場合、最後の審判において、死者が復活するとされる教義ですから、死体を焼くと、死者が復活できなくなるとされ、火葬を忌み嫌います。
ヨーロッパなどで、魔女が火刑にされたのは、死者を復活させないためです。

また、インドにいますパーシー(ゾロアスター教徒のインドでの呼び名)は、死者をダクマと言われる塔の上に裸でさらし、鳥に啄ばませた後骨を回収します。
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この回答へのお礼

>ガンジス川から遠いところでは、火葬の灰を残さないように処理します。
へぇ~すごく感心しました!遠い所でもガンジス河流域と同じ意味合いの事が行われているってすごいですね。

gooの宗教と埋葬についての質問をいろいろ検索して見ているので、他の所でも回答者さまの回答を拝見する機会があり、いろいろ勉強させていただきました。それもあわせて、どうもありがとうございました!

お礼日時:2006/12/11 19:55

ヒンドゥー教徒は火葬です。

ガンジス河から遠~い所に住んでいる場合、映画では大きな川の河原や海岸の砂浜で親族一同揃って薪を積み上げて焼いていますね。きっとその村毎に火葬する場所が決まっているのだと思います。

とある田舎では事故死した知人の警察官の方を自宅の庭で焼いていたんです!周辺(日本ほど密集はしていませんが住宅地でした!)はとても臭いです。実際500mほどの距離から嗅いじゃいましたがたまりません。近所の方に参列を勧められましたが丁重にお断りさせていただきました。周辺の家は暑くても窓を閉め、洗濯物はしまいます。

ムスリム・クリスチャンは埋葬です。クリスチャンは所属教会が墓地を持っています。土地の確保が難しいのかコンクリートで作った共同マンションのようなお墓もあります。パーシーの鳥葬は有名ですよ。仏教徒は火葬でしょうか。あとは・・・とにかくその宗教毎コミュニティー毎に決まっています。日本のように法律で宗教に関係なく一律に決めるのは無理です。昔は国土が広いため環境汚染もまあ許容されていましたが、人口10億を超え人口の都市集中化が著しいインド、もうそろそろ考えるべきときにきているのではないかと思います。
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この回答へのお礼

自宅の庭でですか!!実体験にもとづいたご回答、とても参考になります。
まだ少し調べただけなのですが、インドは日本よりもずっと死が身近にあるような気がします(言い方変ですが)。伝統を変えるのは非常に難しいでしょうね。

ありがとうございました!

お礼日時:2006/12/13 23:15

質問の直接的な回答ではありませんが…



>いま宗教と葬法の関係などを調べています。

先日読んだ小説に、宗教と葬法の関係(葬式仏教と儒教の関係、インドの火葬やチベットの鳥葬・エジプトの木乃伊作りとの比較、等)について考察した箇所がありましたので、参考までに。

『陰摩羅鬼の瑕』京極夏彦(著)
 古書店店主が博識の力で、儒学者の屋敷で起こった連続怪死事件を解明する物語です。
http://www.bk1.co.jp/product/2352404/review/277088
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この回答へのお礼

小説けっこう好きなんですが、京極さんの小説は難しそうで、一度も読んだことがないんですよね(^-^;)でもおもしろそうだし勉強になるので、読んでみようと思います!
ありがとうございました!

お礼日時:2006/12/11 19:59

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