フェレットに噛まれました。狂犬病が心配

こんにちは。

噛まれたあとに、傷口をちゃんと洗浄しましたか？
弱いウイルスですので、しっかり石鹸やエタノールで洗っていればほぼ問題ないです。

噛んだフェレット、捕まえておけばよかったですね。
狂犬病が発病すると、ふだん噛まない動物でも噛み付くようになったり…ということが多いです。捕まえて観察していれば、もしも発病していた場合には短期間で死亡するため、狂犬病かどうかがわかるらしいです。

日本では、おそらく心配ないとは思いますが、心配であれば、経緯を話して医者に相談するのがいいと思います。ワクチンを打つにしても、１回では済みませんし、日本の病院ではどこにでもワクチンが用意してあるわけではないです。

保護したいという優しい気持ちは理解できますが、飼い主がわからない動物に気軽に手出ししないほうがいいと思います。

かまれた直後に十分に傷口は洗浄されましたか？

こういった場合は洗浄せずにバンドエイドなどでいきなり出血を押さえるなどの処置はあまりよくありません。

野良犬を含めてこういった咬傷の場合、むしろ可能性が高いのは狂犬病よりもその他の雑菌に対しての感染症などでしょう。
フェレットは従来雑食ですし、野生生活していたわけですからダニや寄生虫などがいてもおかしくない環境です。
もちろん、狂犬病も可能性は０ではありません。
埼玉ですので大丈夫でしょうが、北海道ならエキノコッカスなどの感染例もあります。野生動物にはそうした怖さがあります。

受傷の程度がわからないのでなんとも申し上げられませんが、以下に上げるようなことに当てはまる場合は必ず咬傷だということを話して医師に診せてください。外科でいいです。

受傷の直後に洗浄していない、傷口が汚い（汚れているだけでなく、傷の具合がじゅくじゅくして汚い）時。
患部の発赤（赤くなる）、腫脹（はれる）、疼痛（痛みが強くなる）、機能障害（動きがよくない、しびれる）、など

日本においては１９５７年（昭和３２年）以降この４０数年、

動物での狂犬病の発生はないようですが不安が残るようでしたら、
狂犬病ワクチン(約8,500円)の摂取は、不安の除去としては
安いものです。

　http://www.moritsugu-clinic.com/info/index.html

　狂犬病については
http://www.forth.go.jp/tourist/kansen/20_rabies. …

　事後的な私的対処法としては
　「傷口の水洗、治療、動物の調査」
　事後的な病院対処法としては
　「ワクチン接種」

詳しくは
http://www.forth.go.jp/tourist/kansen/20_rabies. …

個人的には、犬を飼っていて、噛まれたケースが多いにも
かかわらず昭和３２年以降狂犬病の発生はないようですので、
それほど不安におびえることもないとは思いますが、
やはり僅かとはいえ不安が払拭できない場合は
ご近所の保健所に電話して関連病院を教えてもらって「ワクチン接種」
を受けてみたらいかがでしょうか。保健所の方に犬の種類を
述べたら、ある程度は詳細情報を教えてくれると思いますよ。

　http://www.futaba-cl.com/main03-rabies.htm

　http://www.cick.jp/kakuka/wakuchin.html

　http://www.matuhosi.com/faqc.html#FAQc6