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よくイギリス人は紳士であるというステレオタイプを耳にします。
実際にイギリスに行ったことがなく、またイギリス人の知り合いもいないため本当かどうか疑問に思っています。


どのような点でイギリス人は紳士なのか?お教えください。可能であれば具体的な例をあげていただけると幸いです。

A 回答 (6件)

今から約10年ほど前までロンドンに住んでいました。

かなり昔の話ですし、ロンドンが英国を代表できるという自信はありませんが…。

私もロンドンに行って直ぐに思いました。「紳士の国だ」なんてウソじゃん!って。貧富の差が日本より大きいので、服装の点で「紳士」に見えない人がたくさんいるのは仕方がないとしても、タバコのポイ捨ては、日本よりかなりひどかったし、公園で飼われている動物に「餌を与えないで下さい!」って注意書きの直ぐ横で平気でパンを与えてるし…。
電車の中で年寄や妊婦に席を譲る、というのはたしかに日本よりもずっと頻繁に見られましたが、地下鉄が故障して、その瞬間はいつ家に帰れるか想像もできない状況で、皆でバスに群がった時は、年寄りをいたわるとか、レディーファーストなんて、見事に消し飛んでました。(そういう時こそ、ちゃんとやるのが紳士じゃないのかよ!、と思ったです。)

そんで、一応私の結論としては(というか、実はイギリス人や他の日本人からの受け売りがベースですが)、
1.「紳士たるべし」という『価値観』を本当に身に着けているのは、一部(一般的に中流階級以上)
たしかに、公園で動物に餌をやっている連中には、「紳士」っぽいのはいなかったような気がする。
2.労働者階級には、「自分達は紳士にはなれない」、あるいは「あんな鼻持ちならない奴らになりたくない」と思っている連中が結構多い。しかし、一方で「紳士」が社会の指導層を占める事には疑問は持たない。
3.結局のところ、イギリスは「紳士の国」じゃなくて、「紳士が支配する国」だ。

勿論、レディファーストとか、やたら(しばしば、自主的に)列を作って待つとかは、中流以上のみではないです。人通りの多い公共通路のドアなどでは、次の人(男女問わず)の為に、軽くドアを押さえて「バタン」と閉まらない様にするのも、概ね常識です。こういうのは、あまり階級の差はないです。ただ、これらは、「音を立ててクシャミしてはいけない」、「飲物は音を立てて飲まない」といったマナーと同じレベルで、それぞれの国が違うマナーを持っていて、偶々英国のマナーを外部の人間が「紳士的」という価値観と結びつけて語っているような気がします。アメリカ人の、マナーとしての「フランクなふり」に近いんじゃないかと思いますね。そういう、マナーとしての「紳士的」なら、明らかに日本と異なる部分はあり、それまで否定するつもりはないです。国々で違っていて当たり前ですから。また、お互いにとって気持ちのよいマナーでもあります。ただ、「紳士的」という言葉に、マナーだけでなく、「自己犠牲の精神」といった価値観まで入れるのなら、No.4の方が言うように、国内でも少数派でしょう。

尚、「紳士的」じゃない労働者階級は、わりと感情的になりやすいし、行儀も良くないし、中には人種差別的な言動を顕わにするヤツもいますが、一方で、判官びいきだったり、打ち解けやすかったりと、どっちかというと、こちらの方が「気のいい連中」だと思いました
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イギリスは実際には階級社会であり、学校生活自体が完全に差別化されています。

日本で言えば慶応的な学校を、もっとスノッブに差別的にした様な雰囲気があります。
そういった学校コースで行われる教育は、心身共にエリート育成を目指しており、全寮制で生活習慣まで指導しています。
日本には学問だけのエリート育成はあっても、スポーツで体を鍛え食事から社交ダンスに至るまでのマナーを学ばせる様な教育は殆ど存在しません。
そう言った教育とは縁の無い処で育った人たちの中からも、階段を踏み登って上流階級入りする例外はありますが、大半は両親と同じ階級の生活に安住して行きます。その階級の人は年配になれば、大半の人が節制が足りず肥満に陥って行くので、その差は外からも観て取る事ができます。(例えばバッキンガム宮殿に入って行く人は皆スマート、見物する人たちはXXX)
従って英国紳士の特徴は、スポーツで鍛え上げた肉体を持ち、ウイットに富んだ会話の出来る教養を持ち、レディーファースト等身に付いたマナーを持っている事です。
いささか褒めすぎになってしまいましたが、そういった明が在る社会は対応する暗があるので、実は必ずしも良い社会ではないのですが・・。
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紳士と言われるのは、たとえば


1.名誉を重んじる(約束を守る、嘘を嫌う)
2.思いやり(女性、高齢者、障害者、ペットなどに)
3.勇気と忍耐(進んで犠牲を払う)
 などの面でしょう。
 イギリス人でも、模範的な紳士は少数です。しかし、社会のリーダーになるには、こうした美点が重要で、ずるい人や臆病な人は失格します。こうした性質は、パブリックスクールで養われるものだといわれています。
 しかし、子どもたちの振る舞いをみると、かなり重症な二重人格のような気がします。大人の前では模範生でも、仲間同士になると平気で悪いこともします。また、男女を問わず、緊張する場でもあがらないのも国民性でしょうか。感情に左右される行動を軽蔑するのも、紳士の特徴でしょう。
 イギリスの小説には、こうした紳士がたくさん登場します。映画でいえば、「炎のランナー」、「日の名残り」、「ある晴れた日に」、「チップス先生さようなら」などが、紳士を知る上で参考になると思います。
 なお、紳士とエセ紳士を見分ける方法は、天気と料理に文句をいうかどうかでしょう。あのひどい天気と食事に辛抱できる人でなければ、紳士ななれません。
 
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レディーファーストが大概の場合徹底されているからではないでしょうか。


中にはダメな人もいますがね。
日本人の割合よりもかなり高い確率でレディーファーストですよ。
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女性です。


ロンドンに2回程観光に行った事があります。
その時に感じた事、されて嬉しかったことは

1)空港で重いスーツケースを運ぶとき、さりげなく手伝ってくれた
2)エレベータやお店の入り口で、ドアを開けてくれたり先に入れてくれたりした(これはほぼ毎回)
3)基本的に「いやだな、下品だな」と思うような男性に遭遇しなかった

具体例というと、こんなところでしょうか。
これらは全て見知らぬ人でしたが、笑顔で挨拶してくれたり
とても感じがいいなという印象を持ちました。
もちろん、すべての人が当てはまるというわけではないでしょうが
私は「イギリスの男性は紳士」という事に対しては疑問を持ちませんでした。
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いっぱいあると思いますが僕の知り合いにイギリス人男性がいます。

彼の言葉遣い(もちろん英語)はアメリカ人や他の国の人が話す英語よりも「紳士的だなあ」と思わせることがあります。あまり具体的でなくてすみません
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