オーニングについて

「何のためにつけるか」が問題です。

洗濯物をカバーしないのなら、屋根のように大きすぎることなく「ひさし」でもいいですね。これは、夏場室内への日射の遮蔽に役立ちます。
ブラインドやカーテンでもいいですが３階建てだとすれば最上階は暑くなりがちですので冷房費用を考えると庇はあったほういいと思います。
３階の上が三角の屋根で通風の良く取れた小屋裏になっていれば多少の断熱効果があるかもしれませんが・・
何かしら雨を防ぐならば大きめのアクリル屋根が必要でしょうが開放性が低いと面積計算に変更が必要な時がありますので気をつけて下さい。
オーニングがあまり深いと強風時２階より風が強いことを考慮すると結局広げることが少なくなるように思います。でも、オープンカフェのようにオーニングの下でお茶するのもいいですね。
デザイン性もありますが３階の主と相談して開閉の手間、エネルギー効率、便利さなどで比較することをお奨めします。

我が家はアメリカンホームの家で庭の芝生に面した南側に大きなガラスの開口部（幅3m）があります。

当初はここには庇や屋根がなく夏の暑さを避けるためオーニングをつけました。これだけで夏のエアコンの電力消費が大分減りました。
どうゆうオーニングにしようかといろいろ考えました（特に今レストランなどで使われているアルミ製のブラケットでオーニングの出し入れが水平に出来て納まりがきれいなものですが強風に弱い）が、結局昔からある「つっかい棒式」の物にしました。理由は外出する時には風がなくてオーニングを一杯に出しておいても留守中に風が出てブラケットごと破損する可能性があるからです。ただこの種のオーニングをやるところが非常に少ないのが現実です。しかし我が家は30万かかるところを10万で完成しました。