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お世話になっています。
太平洋戦争後の戦争犯罪法廷の話で、脚気にかかったアメリカ兵捕虜に善意でゴボウを食べさせたところ、木の根を食べさせたとして処罰された、というものがありますが、これは本当にあった話なのでしょうか?
調べてもほとんどが伝聞で確たる証拠もなく、はだしのゲンあたりで出てきた話がいつの間にか定着したのではないかと思っているのですが。
伝聞などではなく、裁判の記録など信用に値するソースがありましたら教えてください。
では、よろしくお願いします。

A 回答 (13件中1~10件)

↓信用出来るかどうか?



参考URL:http://q.hatena.ne.jp/1092282985
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
リンク先の回答はあまり信用できませんでしたが、そのまたリンク先の直江津収容所事件に対する引用は非常に参考になりました。

お礼日時:2006/11/11 09:57

#12です。

補足。

フランスでは、ゴボウの親戚筋の「サルシファイ」という野菜を食べます。ゴボウはキク科ゴボウ属、サルシファイはキク科バラモンジン属で、親戚筋といっても遠縁ですが、根を食べる点は同じです。

近年、日本でも「サルシファイ」または「西洋ゴボウ」の名前でデパートや高級スーパーに並ぶようになりました。
http://www.engei.net/Browse.asp?ID=6254
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php? …
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この話は色々なバリエーションがあって、どれがどこまで本当の話なのか、さっぱりわかりません。



『野菜学入門』(相馬暁、三一書房、1996)のゴボウの項の欄外に、こんなコラムがあります。
--------
ゴボウを食べさせて、死刑になった話
 一般的に欧米人はゴボウを食べません。そのため、信じられないような悲劇が起こりました。先の第二次世界大戦中、連合国軍捕虜にゴボウを食べさせたところ、変な木の根を食べさせたとして捕虜虐待に問われたのです。場所は東京捕虜収容所直江津分所(新潟県)です。収容所側では、野菜不足を少しでも解消するために苦労してゴボウを調達し、これを捕虜に食べさせたのですが、ゴボウを食べたことのないアメリカ人捕虜はこれを野菜とは思わず、木の根だと思ったのです。そのため、終戦後の昭和二一年、横浜の戦犯裁判で、捕虜虐待、残虐行為の罪名の下に、捕虜収容所の関係者が、二人が死刑、三人が終身刑、二人が一五年以上の有期刑の判決を受けました。
 食文化の違いがもたらした悲劇と言えます。互いの食文化を知ることと、互いに相手の文化を尊重することの必要性を、この事件は私達に教えています。どこかの国のグリーンピースのように、かつて北太平洋のクジラを取り尽くし、北極海のクジラを殺し尽くしたのが、白人達であることに対する反省なしに、白分達の考え・文化を押し付けるのは、思い上がりでないでしょうか。<以下略>
--------

今まで私が見たうちで最も具体的な(字数の多い)記述です。
しかし、これも裁判記録を確かめたものではないような気がします。

ちなみに、著者の相馬氏は元北海道中央農業試験場長だった方で、以前は同試験場のサイトに一連の野菜の話の一つとして同書とほぼ同じ内容が掲載されていました。試験場を退官後、拓殖大学北海道短期大学教授に就任され、野菜の話のWebページも短大のサイトに移されていましたが、昨年、相馬氏が亡くなられてから閉鎖されたようです。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seikatsu/souma/200 …

この回答への補足

ANo.1の方のリンク先にもある、直江津捕虜収容事件を元とした記述ですね。
いい機会ですし、今まで出た情報をまとめてしまいますと、

1.戦後まもなく、各地で木の根を食べさせられたとして捕虜が起訴したのは事実のようである(直江津収容所、ANo.2、ANo.9)
2.しかし多くは誤解が解けるか無実になるか、あるいは処罰されることはあってもゴボウを食べさせたのが主原因ではなかった(直江津収容所、ANo.9、ANo.11)
3.一方で逮捕/起訴された部分のみが又聞きに又聞きを重ね、当時~現在に至っても面白おかしく尾ひれが付いている状態である(はだしのゲン、ANo.3、ANo.4、ANo.5、ANo.10、ANo.12)

こんなところでしょうか。
個人的見解としては、まったく根拠のない都市伝説としか思えないですね…

補足日時:2006/10/31 20:53
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この回答へのお礼

ありがとうございます。著者の相馬氏もまた、事実を踏まえずに噂を信じて文章を書いている印象でしたが、大部分の話の元ネタが直江津収容所事件から出ているのではないか? と感じた点で、参考になりました。

お礼日時:2006/11/11 10:14

東条英機の主任弁護人も務めた法学博士・清瀬一郎氏の「秘録東京裁判」のなかにもその記述がありました。

虐待容疑で起訴されたが無罪になったということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
清瀬氏の著書の中ではゴボウを誤訳してのトラブルといった様子でした。しかし、やはりこれも無罪になったということで、ゴボウで重罪に処されるというのは都市伝説ではないか? という思いを強くしました。

お礼日時:2006/11/11 10:12

昭和27年の参議院の議事録にこのごぼうで捕虜虐待の議題がでてきます。



参考URL:http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/015/0488 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
議事録を読み進めていきますと、その話も又聞きの、本物かどうかわからない話であることがわかりました。
しかし真偽よりもむしろ、その時代からそういった噂は出回っていたということで、参考になりました。

お礼日時:2006/11/11 10:07

 ビルマ戦線での泰緬鉄道を敷設するときに、連合軍の捕虜を使ったことがあります(「戦場に架ける橋」の映画で有名になった)。


 このとき日本軍は捕虜にゴボウを食べさせ、木の根と誤解した捕虜が終戦後訴え出て、連合軍側が問題にしたということがあります。しかし、これで処罰されたと言う話は聞いたことがありません。
 ビルマ戦線では食料の確保に苦労しました。それでも日本軍収容所側は捕虜の食事を特別に粗末にしたということはないようです。
 日本兵も捕虜も同じものを食べていました。しかし、粗食に慣れていない捕虜から栄養失調者がでて、麦飯に沢庵という粗食に慣れていた日本兵はそれに耐えられたということらしいです。
 以上のことは、ビルマ戦線から帰還した兵隊さんの体験談で知りました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
体験談とのことですが、第3者である私にはそれが真実かどうかを見極めることができませんでした。
しかし、参考にはさせていただきました。

お礼日時:2006/11/11 10:06

 No 5・6・7です。



 やはり、分かりません。

 申し訳ありませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私も真実を知りたく投稿しました。一方で、尾ひれが付いた話が今でも広く人々の間で信じられている、という点で参考になりました。

お礼日時:2006/11/11 10:03

 たびたび 失礼します。


No5です。

 こんなもので、よろしいでしょうか?。
他にも、検索すると、いろいろヒットしますが、
とりあえず、参考まで。

http://q.hatena.ne.jp/1092282985



 
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 No5です。


 
 間違いがありました。

>西洋では、ごぼうの根を食べる習慣のある国はあっても、

は、
 
 西洋では、ごぼうの葉を食べる習慣のある国はあっても、
でした。

 申し訳ありませんでした。
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 こんにちは。



 これは、事実です。

 そもそも当時、ごぼうの根を食べるのは
日本人と台湾人くらいなものだったらしいのです。

 西洋では、ごぼうの根を食べる習慣のある国はあっても、
ごぼうの根は食べません。

 捕虜に、ごぼうの根を食べさせた人物の
名前は忘れてしまいましたが、

 この人物は「東京裁判」で有罪となり、
死刑になってしまいました。

 理由は、
「捕虜のイジメです。」

 全く、理不尽な話です。

この回答への補足

その裁判の記録など、ソースはありますでしょうか?
質問文にもありますが、話の真偽を見極めるための確たる証拠を探しています。
伝聞だけでは信用はできないのですが…

補足日時:2006/10/29 11:16
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