アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

運動を始めて20分程度または運動強度が強い場合は、糖よりATPを合成しエネルギー供給に使用する無酸素運動を行う。運動強度が弱く長時間の運動では糖ではなくて脂肪と酸素よりATPを合成しエネルギー供給に使用する有酸素運動を行う。

過去質問を調べた結果、上記の認識でいますが正しいでしょうか?

次に、無酸素運動で使用する糖は、確か炭水化物を分解して作れた筈ですが、脂肪から糖は作れないのでしょうか?何が言いたいのかというと、20分以内の運動だって強い運動だってエネルギーは必要です。エネルギー源として糖を消費したら補給が必要ですね。糖分補給に脂肪は使われないのか?もうひとつ、糖分補給を食料に頼った場合は体が糖分を求めるだろうから、脂肪の取り込みは減少するのかと思うのです。つまり無酸素運動もダイエットには役立ってるのではないのか?20分以内の運動はまるっきりムダというのは無理ないか?と言いたいのです。どうでしょうか?

A 回答 (2件)

40代。

男性。ウエイトトレーニング歴6年。

●>運動を始めて20分程度または運動強度が強い場合は、糖よりATPを合成しエネルギー供給に使用する無酸素運動を行う。
 >動強度が弱く長時間の運動では糖ではなくて脂肪と酸素よりATPを合成しエネルギー供給に使用する有酸素運動を行う。

■先ず参考サイトを上げます。

<パワーリフター三上のHP:トップ>
http://club.pep.ne.jp/~mikami1/

<パワーリフター三上のHP:スポーツ生理学>
http://club.pep.ne.jp/~mikami1/sports.htm

<以下抜粋>

(1)激しい運動(短距離走など)

・CP(クレアチン燐酸)の分解による(乳酸が発生しない)
・エネルギー供給速度 13kcal/kg/秒(成人男子)
・無酸素的過程
・持続時間8秒程度

(2)中程度の運動(中距離走など)

・グリコーゲンの無酸素的解糖による(乳酸が発生する)
・エネルギー供給速度 7kcal/kg/秒(成人男子)
・無酸素的過程
・持続時間30秒程度,乳酸を生じる

(3)軽度の運動(長距離走など)

・グリコーゲン、脂肪の酸化による
・エネルギー供給速度 3.6kcal/kg/秒(成人男子)
・有酸素的過程
・枯渇することは通常の運動ではない


・無酸素的エネルギー供給時間は(1)+(2)で40秒程度が理論的限界である。
・運動が終了すると有酸素的過程によりATPとCPの回復,乳酸の除去が行われる。

<抜粋終わり>

■厳密にいえば、御質問の2形態、

糖代謝(解糖系エネルギー供給機構)
脂質(アミノ酸、ピルビン酸)代謝(酸化系エネルギー供給機構)

に加え、筋肉中に溜まっていた、ATPを消費する代謝系があります。

■(>20分)という時間は間違いです。

<質問:成長ホルモンを効果的に分泌させるにはどうすればいいですか?>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2360286

安静時でも、糖代謝と脂質代謝は50%:50%で既に、有酸素運動です。

<質問:エアロバイクの心拍数>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2353051

この比率が変わりながら、エネルギーを生み出していきます。

●>次に、無酸素運動で使用する糖は、確か炭水化物を分解して作れた筈ですが、脂肪から糖は作れないのでしょうか?

■脂肪からは糖を再生できません。

糖 -> 脂肪
アミノ酸(タンパク質) -> 糖

上記は可能です。

このため、糖が必要とされる場合、タンパク質から分解され作られる事になります。
(糖新生で検索するといろいろ引っかかってきます)

脳は、糖が唯一のエネルギーです。
ダイエットで食事制限のみをした場合、タンパク質を分解して糖を作りますので、筋肉が細っていきます。

<ダイエット=筋肉を増やすこと?>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2490413.html

●>エネルギー源として糖を消費したら補給が必要ですね。糖分補給に脂肪は使われないのか?

糖分の補給に脂肪は使われません。

食物から摂取した炭水化物は、肝臓で、グルコース(ブドウ糖:単糖類)に分解され、血中に放出されます。
筋肉は、グルコースを取り込みグリコーゲン(多糖類)の形で筋肉中に蓄えます。
このグリコーゲン(多糖類)が、無酸素運動で使われます。

肝臓では、その他に、自身でグリコーゲン(多糖類)を合成し、肝臓に蓄えます。
血中の、血糖値(ブドウ糖)が低くなった場合、肝臓は、グルコースに分解して、血中に放出し、血糖値を一定に保ちます。

筋肉中のグリコーゲンが足りなくなったら、血中のグルコースを急いで取り込み、グリコーゲンを合成しつつ、一部はそのまま使われます。

<質問:糖尿病治療・運動と食事>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2432728

体内の血糖値が低くなると、筋肉にも力が入らない減少が出ます。
ハンガーノック現象と言います。

<質問:手に力が入らなくなる!>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2339015

参考書を御紹介します。

<初心者の筋トレ>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2482995.html

石井直方様、八田秀雄様の著書は大変ためになります。
私も、お二方の著書は、数冊持っています。
是非、御購読されることをお勧めします。

●>無酸素運動もダイエットには役立ってるのではないのか?

<ダイエット=筋肉を増やすこと?>
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2490413.html

●参考サイト

ちょっと難しいサイトですが、じっくり読むと大変ためになります。

<脂質と血栓の医学:トップ>
http://hobab.fc2web.com/index.html

<脂質と血栓の医学:生化学の知識>
http://hobab.fc2web.com/sub7.htm
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。返事が大幅に遅れてしまい申し訳ありません。紹介頂いたサイトも見て理解した上でお礼をさせていただく考えでしたが、予想以上に時間がかかりそうです。まずは御礼まで。

お礼日時:2006/11/20 23:22

運動すればエネルギーを消費することになるのはもちろん正しいのですが、ある程度以上長い時間運動していると、糖を使わないで脂肪をつかうように切り替わるのです。

大雑把な言い方をすれば、それは脳が糖しかエネルギーとして使えないのに、体内に貯蔵できる糖は、身体が一日つかう分のエネルギーにも足りないからです。脳がつかう分のエネルギーを確保するため、筋肉や心臓は脂肪を使うようになるのです。しかし脂肪を燃焼するためにも糖は必要です。それでは脂肪から糖が作れるかというと、それは原則的には、できません。できると書いてあるとすればそれな間違いです。脂肪の一部、グリセリンの部分は糖にすることが出来ますが、脂肪らしい部分は、だめです。それはTCA回路という反応系のことを説明しないといけないので、やめておきます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。返事が遅れてしまい申し訳ありません。
脂肪から糖は出来ない、そうですか。しばらくはウオーキング中心になりそうです。

お礼日時:2006/11/20 23:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!