プロが教えるわが家の防犯対策術!

タイトルどおりです。あれらの効果音はどのようにして作られているのでしょうか?シンセサイザーで作られているのか、実音を収録しているのか、それともまったく別の音を使っているのか・・・。特に最後の「別の音」についてですが、「本物の音なのに効果音として使ってみるとそれっぽく聞こえない」という理由でまったく実音とはかけ離れた収録方法をしているケースが有るそうです。たとえば箱の中に小豆をつめて、箱ごと揺らして波の音っぽく聞かせる等・・・。それらについて言及された本・サイト、またはテクニックを紹介していただけると助かります。

A 回答 (1件)

アニメを始めドラマや映画など音響効果を担当するスタッフの多くは、個人的なスタジオ内であれこれと工夫を凝らしながら効果音を作っています。


それこそパソコンで作る音もあれば、taku17さんが例に挙げているように豆や砂を使って波音を作ったり、茶わんで馬の走る音を作ったりなど、様々に創意工夫をしています。
映画やドラマの場合は撮影時に収録した音を使うこともありますが、そのままだとその場面に似つかわしくないなどの理由で、別途作って再収録することもよくあります。
例えばドアの開閉音などは、撮影時にもドアの開け閉めがあれば当然録音されているんですけど、見た目は立派なドアなのに音が安っぽいとか、大きすぎるとかなどの理由で別途録音スタジオで作り直してしまうことも多々あります。

アニメの場合は”実際に存在する音”ならば、アニメの絵の通りに素材を変えるなどしながら、何点かの音を作っては当てはめて見ることになります。
ただプロは過去に作った音のライブラリーがあるんで、絵を見れば”たぶんあの音がぴったり”とカンでわかっちゃうことが多いと思うんですけど。

実際の音なのにそれらしく聞こえないと感じたら、収録マイクの位置を変えてみたり、素材や方法(たとえば何かが割れる音だったら、絵はガラスのコップが割れていても、コップでなくただのガラスを割ってみるとか、割り方を床に落としたり何かでたたき割ったりなど方法を変えてみるなど)をいろいろと試してみることも大切だと思います。


こういった自分で作る音以外にもライブラリー音源というものもあり、それらはライセンスのいるものからフリーのものまでCDなどになって製品化されています。
ためしに”効果音”で検索するといろんなフリー音源サイトがヒットするので試してみてはどうでしょう?

効果音の本というのは知りませんが、アマゾンなどで検索すると何点かヒットしました。これも試してみてくださいませ。

参考になるかどうかわかりませんが「ラジオの時間」という映画のなかに、ラジオドラマ用の効果音を作り出す場面があります。トイレの水の流れる音で洪水(だったかな?)の音を作ったりなど、ごく身近な生活音が録音の仕方ひとつで様変わりするところが面白く描かれています。
機会がありましたら見てみてください。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000BN9ADO/sr …


こういったSEは”ナマ音効果用スタジオ”と呼ばれる専用スタジオで作り出して録音することがよくあるんですけど、どこか写真が出てないかと思って探したのですが見つかりませんでした。
東宝スタジオ内なんかにもあるんですけど。参考までに下記のポスプロスタジオ(ポストプロダクションの略で要するに撮影終了後の仕上げ作業のことをさします)というところです。
http://www.tohostudio.jp/
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