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要点どおりです。
今、中国に攻め入ろうとしている国は無いでしょう。
米国も露国もそうだし、日本は敵地攻撃能力が無いし、
中国に対する脅威は無いのに、
なぜ、中国は貧富の格差や環境問題を解決することよりも、
軍事力を増強することを選んだのでしょうか?

単純に考えれば、世界で一番軍事力を持っている、
戦争なんかもばんばんやってしまう一番脅威のアメリカに
対抗して、アジアの覇権をこの手に握りたいなんですけど、
どうなんでしょう?

A 回答 (14件中1~10件)

中国が力をもちたいと考え、また戦争というより領土問題で地域戦が起こりえることを想定しているからでしょう。


事実、いまにかぎったことではなく、中国は領土問題で戦後もアジアと衝突を引き起こしています。

ベトナム戦争当時、カンボジア側についた中国は、米露が戦いに疲れ一時的に戦いをとめているときに、ベトナムに対して反対側から(カンボジアとサンドイッチにする形で)侵攻しています。
現在でもベトナムはこのことを覚えており、トップ会談では話題を持ち出されるそうです。

フィリピンでは長く米軍が駐留していましたが、民主化の流れの中で米軍撤退を求める声もあり、米軍も周辺には沖縄やグアムもあるせいか、撤退に応じました。
フィリピンは資源の多いといわれる南沙諸島など南シナ海領有権を主張しており(他に中国ベトナムなども)、当時は米軍の後ろ盾もあり大きな国家間の軋轢はありませんでした。
しかし、米軍が引き上げるやいなや、中国は軍の一部を送ったりして実力行使というか実行支配の既成事実をつくろうとしはじめました。
(1992年以降をみてください)
http://www.t-macs.com/kiso/his/his_7.htm

中国の動きがあるとすぐにフィリピンはアメリカに再度手助けを求めましたが、「出て行けといったのは、そちらだ」と当時の国務長官は拒否しています。

問題は残っており、現在でも軍の力をみせながら、中国がコンクリート製施設を建設したりして衝突しています。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2004/00241/ …
これはちょうど中国が現在の日本の尖閣諸島を自国の領土だと数年前に主張しはじめ、具体的にEEZラインぎりぎりに油田を建設してしまったように、彼らは規制事実を常に作ろうとしています。

中国はかつての中華思想や文化が領土を広げていった時代を、そしてかつてのシルクロード時代に大国であった中国を覚えており、現代でもその再現を本気で考えていますし望んでいます。

もし沖縄に米軍がいなくなったら、台湾はすでに自国だからと、中国はすぐに一部軍を送るでしょう。
また沖縄に関しても、かつての中国と琉球の冊封時代を理由にもちだし、「琉球国民に自由を」「もとの正常の中国と琉球の関係を」などと理由をつけて侵攻し、規制事実をつくり領土拡大を狙うでしょう。
国同士の戦争よりも、こういった実効侵攻には軍が必要ですし、ハイテクばかりそろえている先進国と違い、人と戦車はたくさんあります。

かつて小日本と思っていた島国が、戦前に、当時中国が混乱していたとはいえ、あれだけ領土を拡張でき、太平洋諸島を含めその領土の外周をむすぶと、世界一大きな大日本帝国を築きあげられたのだから、中国にもできないわけはないし、彼らも一番になりたいと思っていると思います。
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この回答へのお礼

目的は領土ですか。
あれだけ大きな領土を持っていながら、
まだ広げたいなんて。
貪欲すぎますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/16 21:17

No16です。

すこし補足をさせていただきます。

>力を入れていることは知っていますが、それでも不十分な気がする
>んです。軍事予算に回すよりも、そっちもまわしたほうがどんなに
>か有意義かと。だって、環境問題って、周辺諸国にも迷惑をかける>
>ことですから。アムール川では、例の爆発事故以前から有害物質を
>垂れ流していたそうですし、言語道断かと。

文面から察し、質問者がお若い方かと思います。
 前述のように、軍事予算は他の予算とは別格で、独立
している。つまり、家庭収入のようにあっちこっちへと
まわすことができません。

  なぜかって? 政治だから
 もっと分かりやすく言うと、日本は現在借金が多いからといって、
大幅に軍事費が削減されたか? 
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この回答へのお礼

国家予算なんていうものは、
あちこちまわせないんですか。
政治っていうのは、難しいんですね。

たびたびありがとうございます。

でも、なんで、僕が若いってわかったんですか?

お礼日時:2006/09/21 22:52

”所感”や”中国への敵対心”ではなく、わかりやすく、かつ、ロジック思考に基づいて、お答えしたいと思います。



>> なぜ、中国は貧富の格差や環境問題を解決することよりも、
>>軍事力を増強することを選んだのでしょうか?

  まず、軍事予算は他の予算と独立していることを理解していただきたい。環境問題や貧富差の問題解決にむけて、組まれている
予算や政策が上位に位置していることをご存じでしょうか?
 まあ、早く言えばそれらの問題に力をいれているということ。
 
 それでは、なぜ軍事力の増強をはかる? 理由は単純です。
  1、今までの軍事装備があまりにも時代遅れだった。
  2、国として稼げるようになったから、装備でもいいやつ
    をいれようかと考えた。
 の2点だけですね。

 最後に、軍事増強とはいえ、過去10年間に150万の兵士削減が
行われてきたこともご存じでしょうか?これはそれまでの兵士総数
の1/3を削減したことになる。
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この回答へのお礼

力を入れていることは知っていますが、それでも不十分な気がするんです。
軍事予算に回すよりも、そっちもまわしたほうがどんなにか有意義かと。
だって、環境問題って、周辺諸国にも迷惑をかけることですから。
アムール川では、例の爆発事故以前から有害物質を垂れ流していたそうですし、
言語道断かと。

人員は少なくなっていることは知っていますが、
数は知りませんでした。
150万人も。多いですね。

でも、本当に分かりやすくて単純な理由ですね。
ロジック思考がなんなのか、僕は不勉強の所為か、よくわかんないんですけど。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/20 18:40

何せ、米軍の2000発の核弾頭が、日夜、中国を狙ってますから、何も心配ないですヨ~。


ただ、もうじき、わがままな一人っ子{小皇帝}が政権に入って来ますから、どうなるでしょうか。
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この回答へのお礼

とりあえず、僕は上海万博が終わるまでは侵略するようなことは無いと思いますが、
中国ですからね、なにをするかやっぱりわかんないですよね。
回答、ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/20 18:24

身近な目標としては、台湾を征服するため。


長い目標としては、アメリカに対抗して東アジアで覇権を握るためです。

どちらにしてもアメリカに対抗する必要があるため(中国が台湾に出兵すれば、かなりの確率でアメリカが台湾に派兵します)、アメリカに追いつくために軍備拡大は必須なのです。

それから、他の方の回答にありますが、中国人民解放軍は国家の軍隊ではなく共産党の軍隊です。
人民解放軍は中国共産党の権力のためにあるのであり、国民の保護のために存在するのではありません。

現在の中国政府は共産党の一党独裁であり、共産党の権力と利権確保の方が、国民の保護・育成されるよりも優先なのが、現在の中国の姿なのです。
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この回答へのお礼

なるほど。
やっぱり中国って言うよりも中国共産党は覇権がほしかったんですね。
でも、覇権主義なのに東アジアだけの覇権で満足するでしょうか?
国民の保護よりも権力と利権確保のほうが大切だなんて、
やっぱり最悪ですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/17 23:26

 NO.11さんの答えが的を得ているんじゃないかなと思ってます。

さらにたちが悪いのは中国は共産党の一党独裁またはヘゲモニー政党制といわれていますが、国民のほとんどは共産党員ではないということですね。あの国で共産党員というのはある意味選ばれた人しかなれないので、格差とか環境問題には興味がないのでしょう。格差で言ったら当然上位ですし、環境問題なら彼らは例えば汚染された野菜などは絶対に食べません。
 そういった身近な問題がない人間はとにかく自分を大きく見せようとするものです。軍備増強も、もともと貧乏だった人が成金になってから、豪邸を建てるのと感覚としては同じなのかもしれません、彼ら共産党員にとっては。ただ彼らの場合は自分の土地に豪邸を建てるだけではなく、場合によっては人の土地を奪って建てようとするが問題です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
一番悪いのは共産党ってことになりますね。
最悪ですね。
じゃあ、テレビでよく見る中国のお偉いさんは
みんな共産党の人で、
格差とか環境問題にはぜんぜん興味が無いってことですね。

お礼日時:2006/09/17 23:20

厳密に言えば


 中国人民共和国は軍を保有していません
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%B0%91% …

一般的に中国軍と呼ばれるものは
「中国人民解放軍」が正式名称で中国共産党の軍事部門です。
 共産党の私兵であり、
他国の軍とは根本的に違うのです。

中国の軍は国を守る為の物ではありません。
共産党と守るものですよ
 
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この回答へのお礼

あれは軍隊じゃなかったんですか。
共産党を護るためなら、
自国民をも殺してしまう、ですか。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/16 22:03

日本の軍事力への対抗です。

日本は平和憲法を有しておきながら、世界でも五指に入る海軍力があります。その軍事力が、中国の平和を脅かしているのでそれに対抗せざるおえないのです。日本に軍事力のレベルがもっと下がれば、このようなことはなくなります。日本はもう少し軍事力のレベルを下げるべきです。アジアの国々との友好のためにも。
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この回答へのお礼

日本に敵地攻撃能力が無くても、
中国の平和を脅かしていると?
一つの意見として参考にさせていただきます。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/16 21:53

  中国の人民解放軍が官僚主義化しているからです。



 日本・アメリカの例を見るまでもなく、役所というところは、既得権・予算を削ろうという動きがあれば、必死で反対します。

 官庁の中でも暴力機関である軍は、独裁国家では政権の支持母体といっても過言ではありません。戦争前の日本帝国陸海軍も、政権を左右する力を持っていました。
 民主主義国家といわれているアメリカにおいても、軍・及び軍需産業は共和党(=現ブッシュ政権)に大きな影響力を持ちます。

 その中国ですが、現在毎年10パーセント近い経済成長をしているため、税収はそれ以上の速さで増えています。(税収は累進性があるため)

 つまり、国家予算が8年ほどで倍増する体質であるため、軍事予算も同じ速さで増えていくのです。

 財政事情の悪化など、人民解放軍の予算を削る(予算額を増やさないだけでも、軍首脳は予算削減と考えます。国家予算の増加と同じパーセントで増えなければ、予算削減と考えてしまうのです。)積極的な理由がない以上、軍を敵に回せない政治家は現状維持しか考えません。

 そして、最大の要因は、中国が一党独裁国家であるにもかかわらず経済を自由化したため、国民が自由化しつつあることです。(自由主義経済圏の韓国が軍事独裁制から、選挙で大統領を選ぶようになるまで、20年以上かかっていますから、中国もその程度は掛かるでしょうか・・・。)
 民主化しつつある国民に対して、一党独裁を続けるためには、共産党政権は、軍の全面的な支持を保ち続けなければなりません。

 つまり、軍事予算の削減は共産党政権下では、絶対に不可能です。一党独裁政権下の軍隊は、外国に対しての軍備であると同時に、国民に対しての軍隊でもあるのです。中国軍最大の仮想敵は14億の国民であるといってもいいかもしれません。

 仮に中国政府首脳が軍事予算を増やさない決定をしたとすれば、人民解放軍の支持を失い、政権崩壊は必至です。

 追加
冷戦構造の崩壊後、軍事費削減を求められている日本やアメリカの政権与党にとって、軍事費が増え続ける中国の脅威を国民にアピールすることで、自国の防衛産業の予算が減るのを防ぎ、防衛産業からの政治献金を確実なものにしています。

参考:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1935687 質問:なんで中国は軍拡するのか? 過去の質問です。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1935687
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この回答へのお礼

なるほど。国家予算と比例して軍事費も増えているということですか。
じゃあ、なんで軍事費で不透明な部分があるのでしょうか?
でも、自国民が仮想敵って悲しいですね。
20年後を楽しみにしてみることにしてみます。

過去に同じような質問があったなんて、
ちょっと検索しきれませんでした。
すみません。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/16 21:50

中国側の主張としては現在日本で軍事増強を主張する人らと全く同じ内容です。

中国と言うよりも世界各国どの国でも軍事増強の理由根拠は大差ありません。中国の場合、仮想敵国は日本とアメリカとなっているようです。
また、アメリカは中国との戦争も真剣に論じ想定問答などされていたりします(ただしアメリカは米軍が駐留する付近での戦闘、戦争は常に想定し戦略が常に練られているというのが軍事大国アメリカであり、中国のみを仮想敵国としているわけではない)。
軍事費はGDP比では日本と同程度の比率にあります(確かGDP比1%程度)。かなり低い比率です。そういう意味では中国軍事脅威論はそれほどのものではないと考えられます。(しかし中国は透明性が低い国であり軍事費用も例外なく情報公開がほとんどされていない為、発表の3倍はあるなどの推論が飛び交っているのが現状であり、日本での軍事増強の論拠にもなって来ています)
また、貧富の問題にも取り組みは公共事業を中心に行われているようですが、あれだけの大国な為それを吸収するには当然至っていませんが、大規模公共事業を進める事がその軸になっているようです。
環境問題は砂漠化の問題などと結びつき、むしろ深刻に受け止められ始めている一面もあり、鉱業排水問題などと共に報道もかなりされているようです。中国に限らず発展途上国の環境問題はどの程度義務を負うべきかというのは別の問題としてありますので、かなり微妙です。ただ、現在の中国の工業化された事情から二酸化炭素排出権を省エネ先進国の日本やヨーロッパ諸国と取引する事で、中国にとってはエネルギー費用の軽減、効率化、省エネ技術の得とく、それによる更なる経済発展という利があるためうまく行けば、排出権という新たなマーケットが中国に誕生する事にもなり、中国も一応は国をあげて排出権を生み出す方針を掲げています。それでもあれだけの大国であり、生産拡大がこれまで至上命題だった現場に「環境意識」を持ち込むことそうそう簡単な事ではなく、なかなかなか困難な状況でもあるようです。(少し質問の趣旨と離れますが日中での、この排出権取引が進むと日本にとってもかなりありがたく、日本での排出削減義務もかなりカバーできるのですが、政治的な交渉が日中間で進まない現状があり、日本にとってもマイナスな状況にあります)
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この回答へのお礼

口では同じなことを言っていても、
不透明な部分があるなら、それは信用しないほうが
得策じゃないかと僕は思いました。
有事の時には核兵器を使うって公言していますし。
でも、中国は問題山積みですね。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/16 21:47

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