プロが教えるわが家の防犯対策術!

弁護士の仕事はいろいろとやることがあって大変だと思います。
しかし裁判官は、裁くだけなので、仕事としてはとても楽という印象があります。
とんなに複雑な事件で、資料がたくさんあり、長期に渡る裁判でも、
その間、検察と弁護士のやりとりを聞いているだけでよく、
最後に判決を言い渡せばよいわけです。

司法試験を受かって、がんばってお金儲けがしたい人は弁護士、
楽したい人は裁判官になると考えるのは早計でしょうか?

裁判官はマスコミにほとんど登場せず、
どんな仕事をしているかもわかりません。
その仕事の実情はどのようなものでしょうか?
裁判資料などはきちんと読んでいるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (13件中1~10件)

 裁判官と言っても色々だと思いますが、とんでも裁判官がいるのも事実です、そうじゃなければいわゆる悪質商法が成り立つ訳がありませんからね。


 大分地裁のある判事は債権者が債務者に白紙委任状を要求するのは構わない、債務者がそれを拒否して債権者から裁判で訴えられたとしても、何の問題もないと言っています。
 大分簡裁のある判事は、法定金利を超える判決を乱発(日に10件とか)しています、普通に判決をだせば法定金利にしかならないので、その方が債務者には有利なのですが、調停員を使って和解した方が有利だよと債務者を騙して、債権者に有利になるように法定金利を超える和解判決を出しています。
 債権者以外に金返せと電話をかけたりして請求するのは違法ですが、債権者が違法な取立てをやったと法廷で認めても、それでも構わないと言っています。こういう状況なので、いわゆるサラ金地獄とか、闇金地獄が解消されない訳です。
 暇を見つけて裁判の傍聴に行かれたらわかると思いますが、とんでも裁判官は最初にどちらに勝たせるか決めておいて、勝たせたい方に不利な証拠や証言が出ても証拠として採用せず、とんでも判決を書くみたいです、だから田舎に飛ばされたのかもしれませんが。
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 まず,司法試験の上位合格者でなければ裁判官になれません。

上位合格者=事務処理能力が高い。という強い傾向があります。たまに,「?」を付けたくなる裁判官もいますが。

 民事訴訟担当の裁判官ですと1人当たり,年間200件近い数の訴訟を受け持ちます。破産・民事再生・強制執行などを担当している裁判官はその数倍の件数を抱えています。1回の口頭弁論で終結し,2回目で判決言渡しができる軽易な訴訟から,何回も口頭弁論を開いて1年以上もかかる訴訟まで,多種多様の事件を受け持っています。
 法廷に出ている時以外は,裁判資料を読み,法律を調べ,判例に照らし合わせるという作業をします。原告や被告から出された書証などに疑問点があれば,書記官を通じて問い合わせをしたりします。
 決して楽な仕事ではないですよ。
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刑事事件、民事事件それぞれでしょうが、一般に大変だと思います。



刑事事件は最悪の場合、自分の書いた文書で人の命を奪うことだってあります(もちろん、被告人がそれ相応の行為をしているからなんですが)。人が人を裁くということそのものに悩んでノイローゼになる方もいるとのこと。

また民事事件も、互いに証拠を出し合っているうちはまだまとも。中には互いに人格否定や中傷合戦に発展するものもあり、その間に立って冷静に中立な立場で物事を整理して判決文を書かなければなりません。

以前見た報道では、大阪地裁だったと思いますが、一人の裁判官が同時に民事事件を15件から20件抱えているということでした。それを順次処理していくために、裁判所書記官らの助力を得ながら、資料を整理し、論点を整理し、判決文を書いては直し、直しては書いての繰り返しで、ようやく判決文が完成して言い渡す。その間には新規事件が受理されているのでなかなか手持ちの案件が減らない。

よく「ヤメ検」(検察官を辞めて弁護士になること)といいますが、最近は「ヤメ裁」も少しずつながら増えているとのこと。ただ、手持ちの案件を片付けなければ、との使命感からなかなか辞職に踏み切れず、そうこうしているうちにまた新しい案件が受理されてくる、という繰り返しだということです。

>裁判官はマスコミにほとんど登場せず
一般公務員よりも極めて高い守秘義務が職業倫理上課せられているわけですから、登場しないのももっともだと思います。
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次の点から,一般的にいえば,大変な業務量と責任を伴った仕事であると思います。



1. まず「本業」である提訴された裁判については,その数は膨大なもので,最高裁でいえば年間何千件もあるわけです。(また,地裁でも,ほとんど「分単位」で裁判をこなしていくわけですね。)それを15名の最高裁判事が処理するわけですから,確かに「裁判所調査官」という有能なスタッフがいるにしろ,最高裁判事が,判決文を読むだけで大変です。
2. また,数年後,「裁判員制度」が導入されると,素人である裁判員を多数の候補者から選任したり,公判における裁判員の指導までしなければいけません。のんびり判決だけを読めばいいわけではないようです。
3. 次に,他の回答者様はご指摘されていないようですが,いわゆる「司法行政」の仕事が大変です。裁判所長クラスでは,裁判所に勤務する職員の人事管理から,建物の施設管理に係る「事務仕事」もこなす必要があります。また,ヒラの裁判官も上記「本業」以外の雑用(様々な裁判所の内部委員会委員)も命じられる事が多いようです。
4. 最後に,サラリーマン以上に服務管理が厳しく「度をはずした」こともできない,というストレスもあるから大変でしょうね。(もちろん一部簡裁レベルでほとんど現役を引退したような裁判官もおりますが)
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楽はしていないようですね。


東京の地裁裁判官はシャレにならんでしょうねえ。あの事件数。

一度マンガ「家裁の人」(片岡鶴太郎主演でドラマにもなったけど)読んでみて下さい。
家庭裁判所裁判官が主人公ですが、裁判官が何をしているか有る程度分かると思いますよ。

「裁判官と裁判所所長の間に上下関係が無い」なんて結構無駄?知識増えたりします。
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友達に法曹三者全部いるけど、裁判官が一番大変だと思う。

まあ、東京の民事だからってのもあるんだろうけど。すごい仕事量だよ、あれ。
転勤が多いし、守秘義務すごいし、私生活も自然とがちがちみたいだよ。仕事で友達ができないことがこんなに苦痛だとは思わなかったってなことをいっていた。そいつの奥さんも変な人とつきあわない(変な、の基準がすごく厳しい。)ように強制されてるし。ストレスたまるわ、あれ。酔っ払えないっていってたなぁ。
そいつは、朝8時ころから仕事はじめて11時くらいまではやってるっていってたな。家でも判例読んだりするっていってた。

自分がやるなら、弁護士が一番、やっぱりいいと思うなぁ。弁護士の友達は、朝11時から夜11時くらいまで仕事っていってたな。そいつは何でも屋(刑事も民事もやらされてる)で、一番、何に時間を使うか聞いたら「移動」っていってた。グリーン車で本読むか寝てるかだって。ちなみにこいつは裁判官に転職を考えてる。自分の判断で仕事がしたいからだって。弁護士は人に使われるものな。

というわけで、楽な弁護士もいれば忙しい弁護士もいるし、楽な裁判官もいれば忙しい裁判官もいるというのが正直なところではなかろうか。
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場所と裁判所によるんじゃないでしょうか。


やはり東京の裁判所は忙しいでしょうね。恐ろしく。
わたしの地元の県は訴訟が少ないせいか、弁護士会に所属している弁護士が10人くらいしかいません。
また最高裁判所のほか高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所及び簡易裁判所がありますが、
♯6の簡易裁判所なんてのは、スピード違反などの
略式裁判が多いですし、裁判官は司法試験通ってなくても
書記官20~30年したらお情けでならしてくれるので
程度低いですよ。
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原告で簡易裁判に2回出廷した事が有ります。



 最初の裁判官は、訴状も見ないで出てきて、
書記官?(裁判官の下に座っている人)に聞きながら裁判を進めてたし、
犯罪被害者(犯人に民事訴訟)に対して笑いながら喋ってました。

 2回目は、ちゃんと訴状を見て出てきて法律の範囲内での判決を考えながら進めていたようです。

No.3の方の言うように、楽をしようとすれば限りなく楽できそうです。
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仕事自体は決してらくだとは思いませんが、弁護士や検察官と比べたら、


楽かもしれません。

裁判資料を読んでいるのか、ですけど、
これは読んでもらっているようです。
実際、私が裁判の原告を努めた時に、読んでもらった
ような会話をしていました。

質問者さんは、1人の裁判官が受け持つ事件の件数というのは
ご存知でしょうか?裁判は何年もかかるものもありますから、
その年、新たに起こされた裁判も蓄積して、かなりの件数に
なってくると思います。
それぞれについて裁判官としての意見を考えなければいけない
わけですが、これはかなり頭を使うと思います。

弁護士や検察官が頭と体力を使うのに対し、
裁判官は頭を2倍使っているのかもしれません。
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 裁判官の仕事が楽だと思われる方は大いなる認識不足だと思います。

人を裁くことの重大さがどんなものかわかりますか。検察、弁護人双方から出される資料や弁論が膨大な法律に適合しているかどうかを調べ、過去の判例を調べ、改正された法律も参考にします。事案によっては判決まで十数年もかかります。誤判をすればマスコミにたたかれます。そんなに楽な仕事だったら裁判員制度を敬遠する人などいなくなるはずです。大変な仕事だからこそ裁判官の報酬は在職中、下げてはならないことが憲法に明記されているのです。
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