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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000 …
のようなことがあるにもかかわらず、
裁判官の精神構造とは一般的にどのように理解したらよいでしょうか?世間一般の認識とずれているということはないでしょうか?

A 回答 (7件)

裁判所と検察庁が別々と考えるから分かり難いのですよ。


検察官がお昼休みに、裁判所に将棋を指しに行ったりすることはよくあり、#2さんが見られたように、いつも同じ裁判官に同じ検事をぶつけるので、お互いお友達になってしまいます。
商売でも同じですが、たまにしか来ないフリーの客(弁護士)より、常連で顔なじみのお客さん(検察官)を信用するのは当たり前ではないでしょうか。
以前、検察官の意見がことごとく無視されるので調べたら、その裁判官はその検事と仲にいわくがあり、昔自分が目をかけていた司法修習生を検察官が引っこ抜いたので恨みに思っていたとか。
裁判官も人間なので、普段の付き合いで「あの人なら嘘は言わない」と思えば盲目的に信じてしまうようです。
検察は裁判官の人間性というか癖をよく知っていて、それにあわせてきますが、弁護士はそこまで読みきれないので、不利ですね。
法学者の副島先生の著書に依ればですけど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
裁判官と検察官の人間関係が判決に影響しては、被告人やその家族達はいい迷惑ですね。裁判官と検察官はもっと離した方がいいのではないでしょうか?(弁護士も含めて)

お礼日時:2006/07/12 13:49

 この質問は、刑事訴訟法における証拠能力云々の問題ではなく、裁判官の資質に関する問題なのではありませんか?



 一言でいえば、やはり「ナアナアになっている」という声はよく聞きます。パソコンで書類作成をするようになってから、ケアレスミスが目立つようですから、これと内容をあまりリンクして考えていないものと思われます。

 それと
>裁判は原則公開されるからまだ密室で行われる警察の取調べよりマシだと思います。ですから、なぜ警察の取調べを録画したりして取調べを受けた本人にも渡すというようにしないのかが不思議なくらいです。

 これは質問内容とは全く別の問題です。取調べ内容には被害者や犯罪協力者のプライバシーに関るものも多いですから、取調べの密室性は問題を含みつつも、全面的に公開すべき性質のものではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
返答が遅れてすみません。

>裁判は原則公開されるから
>まだ密室で行われる警察の取調べよりマシだと思います
>ですから、
>なぜ警察の取調べを録画したりして
>取調べを受けた本人にも渡すというようにしないのかが
>不思議なくらいです。

たしかに全面公開とまでは言いませんが
一方でマスコミは容疑者の段階で全国放送に流しています。マスコミは警察の取調べは警察からの伝聞を伝えるだけです。この状況ですと、被疑者のプライバシーは今の時点で十分侵害されているように思います。私は犯罪者を擁護するつもりはありませんが、犯罪者であれば刑に服すことになるので、その罰だけで十分なのではないかと思います。マスコミが実名を挙げて報道することは人権侵害(名誉毀損)に当ると思います。話が大分反れてしまいました。とにかく、今の状況としては密室制は警察や検察の為だけにしかないように思えてなりません。

お礼日時:2006/07/27 04:25

というよりも、検察側から提出された供述書を、


必ず証拠としなければならないなんて条文ありましたっけ?

そもそも供述書は伝聞法則の例外にあたる、伝聞証拠であるが故に、
供述書そのものの証拠能力を、弁護人・被告人が同意しない限り、刑訴法321条1項の特信情況を証して、
それから証明力を認めさせなければならないはずですが。
(ここは実務上くっついて審査されますが)

No.1さんの
>>裁判官があなたの主張通りに勝手に証拠を判断したり無視すれば...
が、逆に正解だと記憶しています。
そもそも、刑訴法318条の自由心証主義で、証拠の証明力の判断は、裁判官の自由裁量である筈です。
唯一、憲法38条 刑訴法319条が自由心証主義の例外ではありませんでしたか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
返答が遅れてすみません。

私は自由裁量はやむをえないことかもしれないと思いますが、自由裁量=裁判官好みの判断ができる
というのは大間違いです。良心と憲法に拘束されます。
ただ、これもう裁判官の内心の話になるから確認のしようがないです。だから問題なのだと思います。

お礼日時:2006/07/27 04:30

警察で取る調書と、検察で取る調書は基本的に別物です。


警察と検察も別の組織です。

警察は容疑者を逮捕し、調書を取り証拠を集め、容疑が確定すると検察に送ります。(送検ですね)
検察は、基本的には証拠集めはしませんが、警察の調書や証拠を元に、容疑者から再度調書をとります。そこで警察調書と食い違いがあれば、再度捜査することもあります。

このように2重に調べて客観性を担保していますので、裁判で提出される調書・証拠は十分に能力があるとされるのです。

私も個人的には、警察を信用できません。しかし、法学部で刑事訴訟法などを学びましたので、日本の刑事行政のシステムは必要十分だと思います。
あとはお役人さんの質ですね。公正な職務を全うしないような人がいっぱいいれば、どんなにいいシステムでも機能しなくなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
警察の容疑者の取り調べ・事情聴取は拷問的になることがあるのではと思うときがあります。検察の場合は、紳士的に対応するのでしょうか?私はそういう認識がありません。やはりお役人の質の問題になってくるのでしょうか?お役人の質を当てにしない制度を作ることも必要だと思いました。

お礼日時:2006/07/22 06:01

>裁判官の精神構造とは一般的にどのように理解したらよいでしょうか?



「報道ベースで理解するのが間違っている」と理解すればいいでしょう。

私の経験則でいえば、裁判官は警察官の言うことは
どちらかといえば信じない傾向があると思います。
被告人と(検察官側証人としての)警察官の言い分が食い違っている場合は特に。

ですが…

>世間一般の認識とずれているということはないでしょうか?

「大本営発表なら何でも受け入れてしまう」というあなたの考えどおりなら、
まさしく「世間一般の認識」そのものじゃないですか?

これまた経験則ですけど…
そりゃ確かに変な判決もないとは言わないけど、判決が変だと思ったときは
「そう思ったときの自分の感覚こそが世間一般とずれている」
または
「確かに世間一般の感覚とずれているが、反省すべきは世間一般の感覚のほう」
ってケースも無視できないくらい多いと思います。

そういう可能性をも検討したうえでの評価ならともかく、
そういう検討を全然しない「裁判は世間の常識とずれている」なる論評は、
まぁ気分で言っているに過ぎないので、聞き流すくらいでいいんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>そりゃ確かに変な判決もないとは言わないけど、判決が変だと思ったときは
「そう思ったときの自分の感覚こそが世間一般とずれている」
または
「確かに世間一般の感覚とずれているが、反省すべきは世間一般の感覚のほう」
ってケースも無視できないくらい多いと思います。

回答者さんがこのように思える判例の具体例を教えて頂けないでしょうか?

>私の経験則でいえば、裁判官は警察官の言うことは
どちらかといえば信じない傾向があると思います。
被告人と(検察官側証人としての)警察官の言い分が食い違っている場合は特に。

ではなぜ、警察の調書にサインした場合、法定で否定してもそのような調書が認められてしまうのでしょうか?

お礼日時:2006/07/22 05:51

仕事の絡みもあり、色々な裁判の傍聴をしています。



ひとつの部屋でほぼ朝から夕方まで同じ裁判官、同じ検事が分単位で裁判を処理していきます。

裁判官、検事共に時計をちらちら気にしながらの進行で、見ているこちらとしては裁判官イコールサラリーマン化しているような錯覚にも陥りますね。

しかし、どうでしょう。公平な判断をきたすために裁判が公開されているのでしょうし、不公平をただすのが裁判の役目でもあると思いますよ。
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あなたの認識こそ間違っています。


刑事訴訟法における調書は当然正当な方法でとられたものを前提とし原則裁判官は信じるべきものなのです。
不当不法の取調べであるなら弁護士が異議申し立て調査その他で事実を明らかにすべき事項です。
又公平な裁判を担保するために国民が検察警察に対して現在より強い監視をすべきことで裁判官が監視すべき事項ではありません。
裁判官があなたの主張通りに勝手に証拠を判断したり無視すれば警察、検察とも不要で裁判所による独裁国家となってしまいます。
だから絶対に提出された調書は原則有効とし、弁護士等の提出証拠により疑義のある場合のみ不採用や正当な手続きによるものかを調査する(させる)なりすればいいことです。

この回答への補足

ところで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000 …
にあるようなことは取るに足らない些細なことになってしまうのでしょうか?

補足日時:2006/07/12 13:50
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>又公平な裁判を担保するために
>国民が検察警察に対して現在より強い監視をすべき
そうです。ここが欠けているように私も思うのです。
だから鵜呑みしてしまうことが危険に感じてしまうのです。

>裁判官があなたの主張通りに勝手に証拠を判断したり
>無視すれば警察、検察とも不要で裁判所による
>独裁国家となってしまいます。
裁判は原則公開されるからまだ密室で行われる警察の取調べよりマシだと思います。ですから、なぜ警察の取調べを録画したりして取調べを受けた本人にも渡すというようにしないのかが不思議なくらいです。

お礼日時:2006/07/12 13:42

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