質問

質問者:sayoko_1990 「子どもを持ちます」は正しいですか?
困り度:
  • 暇なときにでも
留学生が「○○さんは3人の子どもを持ちます」と何回か言ってて、ん、変だぞと感じました。

私は「○○さんは3人の子どもがいます」が適切だと思います。でも、「3人の子どもを持つ親」というふうに文中に出てくるのはOKな気がします…。矛盾してるかもしれません。

この表現を直してあげてもよいのでしょうか。
質問投稿日時:06/06/27 17:55
質問番号:2241612
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回答

 

回答者:mike_g 貴方の意見に賛成です。でも…

「○○さんには3人の子どもがいます」の方がより適切だと思います。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:06/06/27 18:15
回答番号:No.1
この回答へのお礼あ、そうですね。
自分の日本語から直さないと(笑)

やっぱり、「持つ」と「いる」の違いは
普通そう使っているからという理由だけなのでしょうか。

文の中では「子どもを持つ」でもいいけど、文の最後では「子どもがいる」とするのが普通だよ、というしかないかなぁ。

回答

良回答10pt

回答者:kitasan2 「○○さんは3人の子どもを持っています」なら変ではないでしょう。「持つ」という動詞に何か問題がありそうですね。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:06/06/27 23:43
回答番号:No.2
この回答へのお礼ありがとうございました。
「持っています」の部分に少し違和感があります……。

回答

良回答20pt

回答者:chako3chako 国立大学の留学生センターで教える日本語教師です。

ポイント1
「持つ」という動詞は特殊なので現在のことを
表現するなら「〜ています」の形にしなくては
なりません。「住む」「知る」なども同様です。
「持ちます」「住みます」「知ります」とすると
未来の表現になります。そして尚、
対象が人間/動物の場合は「持っています」は
不自然です。

ポイント2
♯1さんは
>「○○さんには3人の子どもがいます」の方がより適切だと思います。
とコメントしていますし、事実、そういう印象もありますが
日本語の教科書的には
○○さんは子どもがいます
○○さんは車があります
さらには
○○さんは恋人があります
も正解で
教科書には例文として載っています。

ポイント3
日本語ではthree children を
3人の子供という語順では言いません。
それが正しいように感じる人は相当、英語に
毒されています。
正しくは 子供が3人 と言います。

留学生の日本語を添削する正攻法としては
なるべく本人使った表現を尊重することです。
しかし今回の場合、尊重できる部分が少ない。
明らかな間違いだから直してあげるべきです。

「○○さんは子どもを3人持とうと思っています」
  (将来的な出産計画の表現)
「○○さんは子どもが3人います」
「○○さんは子どもが3人あります」

とするべきでしょう。

3人の子どもを持つ親  という表現は
欧州語翻訳の影響を多大に受けた近代的な表現です。
伝統的な日本語としては
子が3人ある親 でしょうか。
夫ある身で  とか
妻子ある40男が  などの表現が
伝統的には正しい。

話題の留学生の日本語レベルを察するに
3人の子どもを持つ親 という表現を使えるのは
まだ遠い先のように感じます。
とりあえずそうした難解な表現に出会う前に
正等な簡易表現をきちんと身につけて欲しいので
3人の子どもを持つ親 については
質問者さまだけが胸に秘めた問題としておくだけで
留学生には伝えないでおいていいと思います。
種類:回答
どんな人:専門家
自信:自信あり
回答日時:06/06/28 00:22
回答番号:No.3
この回答へのお礼大変参考になりました。ありがとうございます!
あっているのかわからない、だと直しようがないですもんね。
理由を挙げて指摘できるようになって嬉しく感じています。
「本人使った表現を尊重することです。」というアドバイスも
とても参考になりました。

ポイント1
自分でも調べてみました。
「持つ」は継続動詞で「〜ます」で未来を表すのですね。
>対象が人間/動物の場合は「持っています」は不自然です。
根拠は分かりませんがそう感じます。

ポイント2
日本語の教科書的ということは分かったのですが、
古い日本語である印象を受けます。
Googleで対決させてみたのですが、ヒット件数はやはり少なくなります。

ポイント3
ご指摘の説明が今ひとつぴんと来ません。
「三匹の子豚」、「三人の侍」という表現も江戸時代以前には存在しなかったのでしょうか。
(もっとも「〜います」につなげる場合は「子豚が三匹」、「侍が三人」という方がより正しいと感じます。)
そうだとしても欧州語翻訳の影響でできた日本語はこれに限らずたくさんあると思います。
明治時代以前は標準語もないので伝統的日本語というのは変に感じます。

「○○さんは子どもが3人あります」を教えるには抵抗があります。
この正しいとされる日本語を使う日本人が少ないからです。

「3人の子どもを持つ親」は胸に秘めておきます。

回答

 

回答者:chako3chako ♯3です。

>ポイント3
>ご指摘の説明が今ひとつぴんと来ません。

あれ、そうですか?
「5つのみかんを食べた」
「みかんを5つ食べた」
質問者さんはどちらで言いますか?
「3本の牛乳を買ってきて!」
「牛乳を3本買ってきて!」
ではどうですか?

日本語では助数詞は名詞の後に来ます。

>「三匹の子豚」、「三人の侍」という表現

は、助数詞というより
同格の「の」だから自然に感じるのでしょう。
「おにいちゃんのばか!」
がいい例です。
馬鹿であるところのおにいちゃん、
というような同格の意味です。
子豚であるところの3主人公
侍であるところの3主人公
というような使われ方ですね。

>「○○さんは子どもが3人あります」を教えるには
>抵抗があります。
>この正しいとされる日本語を使う日本人が
>少ないからです。

抵抗がある理由が
子供が「ある」 のせいだとしたら
それはそれでいまの若い方たちとしては
普通です。
私も個人的には抵抗あります。
生き物については「いる」のほうが
しっくりします。
しかしこれも、
存在動詞の「いる」「ある」と
所有の意味の「ある」を
私を含め現代の日本人が混乱しているからなんですよね。

ポイントを助数詞に絞って考えますと、
例えば疑問文にしたとき(数量を聞きたいとき)、
質問者さんはどう聞きますか?
「○○さんはお子さんが何人いますか?」
それとも
「○○さんは何人のお子さんがいますか?」

助数詞は名詞の後ろ、なんですけどねぇ。
種類:回答
どんな人:専門家
自信:自信あり
回答日時:06/06/30 08:11
回答番号:No.4
この回答へのお礼chako3chako様、どうもありがとうございました。

別の「の」を同じと見ていたのが誤りだと気づきました!同格の「の」ですね。調べてみます。「いる」「ある」の違いもご指摘の点を考えると混乱している理由がわかりました。助数詞は名詞の後ろというのもそうだと感じました。すっきりして嬉しいです。

日本語を使っていても日本語の構造を理解しているわけではないのだと実感しました。とても楽しかったです。どうもありがとうございました。日本語教師というお仕事にも興味がでてきました。
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