プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。

どこか不思議な日常を綴ったファンタジー作品を探しています。
絵本・児童書・一般文芸・エッセイ・写真集・漫画など何でも構いませんし、洋邦も問いません。ファンタジーでなくてもOKです。どこか不思議な雰囲気が漂う本をお願いします。
具体的に作品名を挙げますと、梨木香歩の「家守綺譚」「村田エフェンディ滞土録」、畠中恵の「しゃばけ」、長野まゆみの「箪笥のなか」など。上記の作家以外の本をお願いします。

「雨月物語」などの古典作品も宜しければお教え下さい。できましたら、日本か中国のもので現代訳が出版されているものを。

何卒宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

江國香織「なつのひかり」



現実と幻想が交錯するような話です。読んだ後は???って感じなんですが、後からどんどん味わいが増してくるというか…。僕も梨木香歩さんの作品が大好きなので、江國香織さんの作品はおすすめです。

江國香織「ホテル・カクタス」

これは絵本なので、読み応えはないですが、不思議は不思議です。不条理な感じがなんともいえないです。

この2冊が特にお勧めです。僕も梨木香歩さんとか、長野まゆみさんとかを愛読してるので、好みが似てるかもしれません。もしもう読まれていたとしたらスミマセン。

いい本が見つかるといいですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
2作とも未読なので、早速読んでみます!「なつのひかり」が特に気になってます。江國香織の文章はからっと晴れた日の朝みたいで、好きです。

好みが似ているみたいですね、なんだか嬉しいです。ちょっと不思議、にすごく惹かれます。^^
長野は最近新刊が出ましたね。

お礼日時:2006/06/30 20:42

私の好きなジャンルなので、少し多めにご紹介させていただきます。



<マンガ>
・「夜の童話」(紺野キタ・ポプラコミックス)
 日常の中の不思議をまさに描いた作品集です。しずかでさみしくてあたたかい話のあたまりとなっていて、夜眠る前に読むのがおすすめです。この世はあたたかいものばかりではないけれど、自分のなかに夜道を照らす小さなあかりをかかげていたい、そんな気持ちが受け取れました。梨木香歩を少女マンガにしたような雰囲気かと思います。
・「夜話 夢路行全集16」(夢路行・一迅社IDコミックス)
 夜に散歩していたら、不思議なものたちが集まる喫茶店に迷い込み、そこでバイトすることになった女の子の話です。1巻完結で、数話入っています。とてもやさしい気持になれる作品です。この作者の作品には、日常に不思議が入り込む作品がたくさんあります。
・「死と彼女とぼく」全5巻(川口まどか・講談社漫画文庫)
 死んだ人を「見る」ことができる少女ゆかりと、死んだ人や動物、植物などの声を「きく」ことのできる少年優作、二人が出会う死んだものたちは、既に未来はなく、けれど、彼らを救ってやれる能力を二人は持ってはいない。できるのは、ただ、いっしょに時を過ごして気持ちを少しわけてあげることだけ。でもそれは、生きているものたちも同じかもしれない、と思わせてくれる話です。ほぼ全て読みきり形式です。
・「まぼろし谷のねんねこ姫」全3巻(ふくやまけいこ・早川文庫JA)
 突然まぼろし谷からやってきたねんねこ姫は、ねこ型だけどすっごくかわいい。ねんねこちゃんは不思議なちからをもつ道具をもっていて、それらで楽しいこともあるけれどとんでもないことも巻き起こり……という話。女の子版ドラ○もんという雰囲気です。みかけはこどもっぽいけど、快感を味あわせてくれる話です。
・「もっけ」1~4巻(熊倉隆敏・講談社コミックスアフタヌーン)
 あやかしを見ることができる、というよりは見てしまう姉と、お札を持っていないと憑かれてしまう妹の話。あくまで「ふつー」の女の子(特に妹はかっとなりやすかったり)が、人には言えない事情で辛い目にあったりする。でも、それは恋愛の悩みとかとたいしてかわらないぐらい日常の出来事、のように描かれている具合が面白いです。ほぼ全て読みきり形式です。
・「ディスコミュニケーション」全13巻+学園編+精霊編3巻(植芝理一・講談社コミックスアフタヌーン)
 戸川は、なぜか突然同じクラスの松笛くんのことが好きになってしまった。告白すると、松笛君は家に連れて行って、「おれのこと好きになった子の襟足を剃ってみたい」と言い出した。ここから、「ふつー」の女の子戸川と、「ヘン」な松笛君との関係が始まった。ありとあらゆる「ヘン」と言われることを 集めたネタだけを見れば、もちろん「変」だと思われるかもしれませんが、それでいて、実は一歩引いた「観察者」であるかのような、「ヘン」に入り込まない、作者の視点がすごく好きになってしまった作品です。日常から不思議の世界に入り込むところが見たいならぜひ。

<児童文学>
・「つくも神」(伊藤遊・ポプラ社)
 小学生の少女が、エレベーターで不思議なできごとにあったときから、いろいろな「つくも神」と出会うことになり、自分の問題を解決していく話です。表紙のカエルが非常に可愛らしいので一見の価値ありです。
・「マリアンヌの夢」(キャサリン・ストー・岩波少年少女文庫)
 病気で外に出ることができなくなったマリアンヌは、たまたま見つけた鉛筆で描いたことを夢に見るようになる。なんだかわからない恐怖と、病気のために外に出ることができず、ストレスがたまる状態、夢の中に自分の描いたものがでることで思い通りになる開放感、そして努力して少しずつうまくいく楽しみという、子どもらしい感情がよく描かれていておすすめです。

 大人向け小説はあまり思いつきませんでした……。
 では、楽しんでいただければ幸いです。
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この回答へのお礼

こんばんは、「ねんねこ姫」世代です!
「夜の童話」は以前読んだ……と思います。また読みたくなってきました。「夜話」の絵がすごく綺麗で惹かれます、今度読んでみます。他の作品もどれも魅力的で、面白そうですね。ゆっくり読んでいこうと思います。
友人に聞いてみたら、「×××HOLiC」「蟲師」「百鬼夜行抄」「東京異聞」と何故かおどろおどろしいのが多かったです。(^^;;
児童書は2冊とも惹かれます!「マリアンヌの夢」は初めて聞きました、探してみます!「つくも神」はいつかの課題図書でしたでしょうか……?

ご回答ありがとうございます!

お礼日時:2006/06/30 21:09

大島弓子「綿の国星」



以前よく読んでいた漫画です。
ネコが主人公なんですが、姿カタチは
人間として描写され(耳とシッポは有りました)
自分を人間だと思ってます(笑)
この漫画家の他の作品にも共通して言える事なんですが
不思議な雰囲気を持つほのぼのとしたファンタジーが多いです。
哲学的な要素もあり、考えさせられることも・・・
優しい気持ちになれます。
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この回答へのお礼

ネットでちょっと調べてみました。雰囲気がやわらかで可愛いですね!ネコ好きなのですごく気になります、今度探してみます。
漫画あまり読まないので、勧めてくださらなかったらずっと読まずにいたと思います。ありがとうございます!

お礼日時:2006/06/30 20:53

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