賞味期限の切れたサプリメント

管理環境が悪くなければ、特に害にはならないかと思いますが・・・

光に当たったり酸化したり湿気たりした場合には、変性する可能性はあります。単に有効成分が無くなってしまうだけの場合もあるでしょうし、有害なものに変化する事もあるでしょう。
少なくとも新しい商品よりは「確実に」効力は落ちているはずです。

但、冷蔵庫内ですと、常温環境よりは酸化や分解・吸湿が遅れますので問題は生じなかったようですね。

消費期限は製造会社側が責任を負う期限を示したものです。それを超えたものを摂取するのは、自己責任の範囲です。
期限切れの牛乳や豆腐を「まだ大丈夫そう。。食べちゃえ！」とやっているのと同様ですから、それで体調を崩しても、自分のせいです。

カルシウムもV.Bも、原末を固めてある訳ではありません。他に混ざっている成分が、会社や商品によって違うので、異なる品同士を味だけで較べて、変性を判断することは不可能です。

ビタミン欠乏症など余程不足した状況でなければ、一回サプリメントを摂取しただけで、劇的に体調が好転することはありません。（逆にそれだけ体に対する作用が強いサプリだとしら、薬事法に引っかかります。）たまたま好転時期と摂取時期が重なった＋プラセボ効果　だと思います。

心配しながら飲み続けるよりは、安心代として新しいものを購入する方が賢明な判断だと思います。自己判断で「大丈夫」とお考えでしたらご自由になさってください。
参考までに以前期限切れの薬に関して回答した際のURLを下記いたします。

サプリメントに依存すると、重金属が体に蓄積したり、正常な機能（肝臓など）を損なうリスクがあります。
「基本はバランスの良い食事を摂ること」である旨、ご留意くださいね。

参考URL：http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1066425

サプリメントの賞味期限は、メーカーにもよるのですが、医薬品に準じた賞味期限の根拠となる加速試験（過酷な一定の条件下にサプリメントをおいた時の変化を見て期間を短縮した状態で賞味期限の目安を判断する）を行い、有効成分等がどこまで保証可能かどうかをみて、設定する良心的なメーカーもありますが、大半は、店頭などの販売サイクルを見込んで（他社にならえとか）の賞味期限になっていたりします。

生鮮食料品ではないので、食べてあたる・・ということはまずないと思われますが、経時的に性状が（打錠であれば色が変わったり、ソフトカプセルであれば、油が分離したり）変わったりすることが見られます。メーカーに問い合わせられても、「保証しかねるので、召し上がるのはお止めください。」と言うでしょう。カルシウム剤は、比較的安定でビタミンB群だとにおいの変化があったりするのですが、同時に処方されている成分をみてみないとなんともいえません。開封後であれば、ここは召し上げるのはやめたほうがいいと思います。なお、味が違うのは処方が異なるのでなんとも言えないと思います。なお、健康食品は、あくまでも食品で補助的なもので、薬のような即効性はないため、継続して少しずつ召し上がるのがいいかと思います。

薬と違い何の保証もないのがサプリメントです．

メーカーが賞味期限を決めていますので，何のために記載してあるのかを考えれば，やはりこれを守るのが無難だと思います．どうしてもなら，そのメーカーに問い合わせれば親切に教えてくれます．