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今日学校で理科の先生が言ってたんですが、宇宙は約137億年前に生まれたらしいですね。

じゃあその137億年前より以前は何だったのでしょう?
何か宇宙とは別の空間が存在していたのでしょうか?

宇宙について考えれば考えるほど頭がおかしくなりそうです。わからないことだらけです。

僕の宇宙についての知識は殆ど無いに等しく、専門用語もわかりませんので、わかりやすく説明していただけませんか?
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

こんな考え方でいいと思います。



10秒前には何をしていた? 10分前にはどこにいた? 10日前は?…とずっとずっとさかのっていって、もうこれ以上は戻れない。そういうところが宇宙の始まりです。

ということは、これより前の時間というものはない、ということです。
「前の時間が無い」ということは「前はどうなっていたのか」という問いも考えられないということをしめています。したがって、今のところ「これより前」の話はすべて物語でしかありません。ドラゴンクエストと同じ虚構の世界になります。お話としては面白いのですが、科学として語る価値はありません。

また、今も昔も宇宙はふくらみ続けています。このことは、映画の巻き戻しのように、逆に時間をさかのぼっていけば、どんどん縮んでいくことになります。こうやってさかのぼれば、さきほどの時間の行き止まりと同じところにたどりつきます。このことは観測により、どこか一点に集まることがわかっています。他の(自信ありの)回答者の方がおっしゃっているように、宇宙があちこちに集まることは考えられません。

それでは、始まりはどんなものだったのでしょうか?

簡単にキーワードを並べて書きますので(というか私自信理解できてはいません、また理解している人も少ないでしょう)、興味をもたれたら、いろいろご自信で調べてくださいませ。

今、もっともらしいといわれている説は、東大の佐藤勝彦氏とMITのアラン・グレースという人が別個に発表した「インフレーション理論」による「宇宙の始まり」の説明です。1980年代の発表です。

最初は無です。空間もありません。振動だけがある状態だと佐藤氏は言っています。この振動から「トンネル効果」によって宇宙が現れました。大きさは10の-33乗cm=1cmの1兆分の1の1兆分の1の100億分の1(量子力学でプランクの大きさといわれるもの)です。これがモノの最小です。これと同じように、最小時間である10の-44乗秒後に「相転移」というものがおこります。

相転移とは水が水蒸気に変わるようなことをいいます。水が水蒸気に変わるときにエネルギーが発生するように、物質に相転移がおこるときにはエネルギーの出し入れも発生します。このときのエネルギーが今の全宇宙のエネルギーのもとです。これは、ちょうど高いところにあるボールが地面にあるボールより大きなエネルギーを持っていることと同じです。そして、高いボールが落ち始めると落下のエネルギーに変わっていき、やがて地面のボールと同じように冷たいボールになります。この落ちていくときのエネルギーが他のエネルギーに変わっていきます。これが、光の元気のよさや地球が回っていたり、人間が走ったりしているときのエネルギーの正体なのです。
このとき「重力」も生まれました。ここ(相転移)が三次元の空間と一次元の時間の始まりになります。宇宙の誕生です。ビッグバンはこの後(10の-32乗秒後)です。ビッグバンは真空のエネルギーから熱エネルギーへの落下です。

ここで、もう一度逆に時間をさかのぼってみましょう。
ビグッバン←相転移←宇宙の出現と戻り、その前-やはり無ですね。そこまでです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

とてもわかりやすい回答ありがとうございました!!

お礼日時:2006/06/16 23:41

まだ締め切られていないようなので、お邪魔します。



さて、この質問ですが、わからなくて当然ですョ。
誰も知らないのですから。

物理法則を駆使して想像するしかないのです。
現在の宇宙は膨張しているそうです。
それを逆再生してみると、およそ120~140億年
前に、宇宙は一点から始まったことになるようです。

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膨張を発見した人は、宇宙望遠鏡で有名な“エドウィン・
ハッブル”です。
彼は遠い銀河の光のスペクトルを解析していたときに、
遠い銀河ほど赤くなっていることを発見したためです。
これを“光のドップラー効果”と言います。
ドップラー効果とは、たとえば救急車が自分に近づいて
きたときの音は“ピーポーピーポー”と高い音になり、
遠ざかるときの音は“ピ~~ポ~~ピ~~ポ~~”と
低い音になるのは、経験的にご存知かと思います。
音も光も“波”なので、遠ざかるものが発する光も波長
の長い方向、つまり赤く見えるのです。
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但し、宇宙の始まりとは即ち“時間”と“空間”の始
まりでもあります。(これを“時空”と言います。)
と言うことは、宇宙ができる前には、時間も空間もない
世界になるのです。
我々人類にそんな世界は想像もつかなくて当然です。
宇宙のできる前は、物理法則さえ無い世界なのです。

タフツ大学のヴィレンケン博士は、宇宙の始まる前は、
真空の高いエネルギーが揺らいでいた。と言っています。
我々の知らない世界のことを、我々の言葉で表すこと
にも無理があるように思いますが、要するに“時間も
空間もない世界”と考えれば良いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

やはり「無」ですね。全く想像がつきませんね(笑

わかりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 23:45

>宇宙は約137億年前に生まれたらしいですね。




宇宙という言葉が悪いのでしょうね
宇宙という空間に星ができた。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 23:42

これは、回答なんかじゃないのですが。

キリスト教では、宇宙は神が作ったと信じられているようです。しかし、ホーキング博士の本を読んでいたら、宇宙の始まりビッグバンの前について、神の出番はない、と言う意見だそうです。そのホーキング博士は、あるとき、ローマ法王から、宇宙の始まりより前のことは、研究しないように、要請されたそうです。でも、すでに研究していて、そのことをローマ法王が知らないので、ほっとした、と言うようなことが、書いてありました。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 23:41

地球からの観測のみでは正確なものではありませんので観測結果とあとは頭のなかの想像でしかないんですね。

皆さんの回答にあるようにビッグバンはあったんでしょう。宇宙の年齢は今後まだまだ多少の変更の余地はありますね。それからビッグバンの前の姿は時間とか3次元空間のない世界ですがビッグバンにいたるためには何らかの準備があったはずと考えるのが論理的ですね。ビッグバンにいたる膨大なエネルギーが蓄積するのにかかった期間が必要であったはずですね。これは家を建てるのと同じと考えていいでしょうね。立てる前の材料集めのことですね。材料と土地は用意しないと家はたちませんね。土地は領域のことですがこの領域については、個々の銀河に特有なものとするほうが考えやすいですね。このような考え方だとまず大きな土地、国(1個の宇宙)ですね。それから個々の建物の土地、まずは県(銀河)ぐらいを用意して、そこにエネルギーを集める。十分に集まった後に個々にあるいは一斉にビッグバンが起こり3次元空間になったと考えることもできるんです。個々のビッグバンはすでに説明されてますから省略ですね。このように考えると偶然や揺らぎで済ますわけには行かないよね。それからこの1個の宇宙には県(銀河)にあたるものは数百万個もあります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 23:39

もっと分からなくしてあげます。

デカルトは「我思う、故に我有り」と『方法序説』で述べています。『思う』ことがなければ『我』は存在しないのです。
すなはち、人類の進化と知性の生成がなければ、この世界・宇宙は認知する主体がないのですから、『存在しない』のです。認知する主体・知性があるから宇宙や・世界が存在が自覚されるのではないですか。世界が『存在』していると言い得るためには、知性の存在が前提となります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 23:37

137億年以前


・・・判りません。理論物理学者たちがいろいろ研究していますが、宇宙創生のときから「類推する」しかないのが実情です。

たとえばあなたは「生まれる前(受精前)」のことをご存知でしょうか。知っているわけは有りません。それ以前にあなたは存在していなかったのですから。

宇宙も同じです。宇宙創成以前を理解するためには「宇宙の外」からの観察が不可欠です。宇宙の外へ人類が出て行く方法は「今のところ」ありませんので、生まれる前もまた謎のままとなります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

>宇宙の外へ人類が出て行く方法は「今のところ」ありません

いつかはできるようになるかもしれないのでしょうか?

お礼日時:2006/06/16 23:36

まずお断りしておきますが、私も十分に理解しているわけではないので、間違っている点はどなたか訂正をお願いします。


まずこの世界は何も無い空間で、無の揺らぎが生まれ、虚数時間が流れます。
つまり、実数という概念では、時間の始まりと終わりという端点が存在しますが、虚数はそれが存在しません。
モデル的には、円錐形を考えてください。
宇宙は円錐の一番とがった部分から膨張して広がりますが、そのとんがりが突然丸くなった点が虚数となります。
虚数の中で、10のマイナス43乗秒の時間の中で、温度が10の42乗度に達し、インフレーションと呼ばれる膨張を続けます。
インフレーションによりエネルギーが満ちると、ビッグバンと呼ばれる爆発となり、ビッグバンが冷えることにより、宇宙が誕生した。
聖書の天地創造で「神、光あれと言えば光が誕生した」この言葉どおりのことがなされた訳です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

う~ん。。。難しいですね^^;

お礼日時:2006/06/16 23:34

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