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こんにちは。
現在高校生なのですが、大学についてお聞きしたいことがあります。
大学では、在学中に入試をし直し、学部を変えたり、違う大学に編入したりできるときいたのですが、

たとえば(例)神戸大学の工学部→神戸大の文学部
などの変更はテストを受けなおすとできるのでしょうか?
また例↑で文学部をおちた場合、そのまま工学部に在学できるのですか?
もし同じ大学の違う学部に受かった場合、入学金はどうなるのでしょうか?

A 回答 (2件)

同じ大学の他の学部に移籍することを『転学(部)』、


別の大学に移籍することを『編入学』といいます。

転学/転学部は、同じ大学のなかで行いますので、大学に入学するときに支払う入学金の支払い義務は発生しません。試験も、学内での事務手続きの一環として行われますので、受験料が取られることもありません。転学の試験に失敗すれば、在籍している学部にそのまま残ることになり、転学の試験を突破すれば、選択の余地なく次の学年から別の学部に異動します(退学するなら別ですが)。

しかし、一般の入試や編入学と違って、毎年行われるとは限りませんし、すべての大学で行っているわけでもありません。また、カリキュラムが違うのと、編入学ほど単位認定が柔軟には行えない(同じ大学なので必然的に厳密になる)ために、4年間で卒業できなくなる可能性も編入やそのまま在籍した場合よりも高くなります。

転学の基準は、
 o 入試段階の成績
 o 入学後の履修成績
 o 面接
 o 小論文とか筆記テストなど
などから判断されるようです。例えば、センター+前期のような試験で入ってきたとして、自身の成績が転入希望先の合格最低点を下回っているようなときには、その段階で転学部を認めない等のケースがあります。


対して、他の大学の途中の学年に移ることを『編入学』といいます。この場合は、他の大学の入学試験を受験することになるので、受験料および入学金が発生します。

この場合は、編入希望先に合格しても、在学している大学とは別のところでの話ですから、合格しても入学は辞退することができます。

単位認定にあたっては、よっぽど異なる分野からの編入でもない限り、通算して4年間で卒業できるような形にはしてくれることが多いです。


なお、いずれについてもですが、入学前から転学・編入学を予定するというのは、ちょっと無謀です。工学部に入学しても、最初の1年から一年半くらいは大学生としての基礎的な素養、あるいは○学部における専門の学問が理解できるように準備するトレーニングに費やされ、専門の内容は4年間の大学生活の後半になってやっと現れてきます。入学前から転入・編入を考えるということは、最初の大学・学部で具体的な内容を学ばない状態で、次の大学・学部での専門的な内容についていくためのトレーニングなしで移ることになり、大変危険です。危険であるだけでなく、大学に対する認識不足といわれてもしかたないです。転学・編入学の面接で低評価になるとともに、その後の就職等にも影響を及ぼしかねません。最初からいきたいところに行っとけよ、という話になるわけで。

「できるからやる」という抜け道活用策としてではなく、ご自身は何をしたいのかを考えて、最初のスタート時点から王道を歩んでいってくださいな。
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>大学では、在学中に入試をし直し、学部を変えたり、違う大学に編入したりできるときいたのですが、


ご入学の前から転学部(学部を変えること)、他大学受験というのは異常ですが。
『入学したけど、学修内容が予想と違っていた』場合などは、相談に乗り、転学部や他大学の受験を勧めたり、教授会で認めることは珍しくありません。何人かは、入学1年以内に辞めますので。

>在学中に入試をし直し
これは、自由です。仮面浪人と同じです。

 ただ、同一大学の場合は、転学部という制度もあります。
 これは、無試験の場合も多いのですが、転学部先の入試時の合格点が高いと、ほぼ不可能です(私の学部の場合は、断っています)。また、定員オーバーの場合なども困難です。逆に言えば、偏差値の低い学部で定員割れなどを起こしていれば、可能です。
 転学部の場合は、入学金を新たに徴収することはありません。ただ、転学部先の入学金が高い場合は、差額を徴収するかもしれませんが(大学によります)。

 他大学などを受験しなおす場合は、建前は退学してからですが、通常は合格後の退学手続きを認めます。つまり、「落ちた」という理由で、退学を勧告することはありません。
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