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何長調でも結局はほとんどハ長調で引けますよね?また基本音階に全く黒鍵がないので非常に引きやすいと思います。
そこで質問ですが、いろいろな長調を使う理由は何ですか?

なぜかくも多くの音階を使っているのでしょうか?

レパートリーがふえているだけなんでしょうか?聞き心地とかもだいぶ変わってくるのでしょうか?

音楽音痴の私に教えてください。

A 回答 (8件)

聴いた時の印象ももちろん違いますし、管楽器には色々な調のものがあるので


メインの楽器が吹きやすい調で作られていたりもします。
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ハ長調にどの曲も転調できるのは、


平均律(現在、普通のピアノで採用されている音律)の上で
だけの話なんです。
平均律というのは一番皆が落ち着けた妥協点というだけで、
例えばドとソの美しく響く関係とドとミが美しく響く関係との
間では矛盾が生じてしまっているんです。

平均律は割りと新しく採り入れられてきた音律で
昔はミーントーンだとかヴェルクマイスターだとかいう
音律を使ってたんですよね。
こういった音律では、平均律では感じられない
調性の違いが、顕著にあらわれてきます。

例えば、ミーントーンという調律法を使えば
ドとミが自然の法則に乗っ取って、一番美しく響くように
調律してあります。
つまり、ハ長調のI(ドミソ)の和音が平均律の
ドミソよりも美しく響くんです。
でも、ロ長調のI(シレ(シャープ)ファ(シャープ))の
和音では調律の関係でひずみが生じてしまうため、
もう聞くに堪えない響きが聞こえてくるんです。

ロマン派の作曲家たち、例えばショパンやリストたちも
平均律は使ってなかったので、
調性には今の人たちよりももっと
敏感に対応していたと思います。
悲しい曲には悲しい響きの調を、
底抜けに明るい曲に明るい調を…
といった風に。

ピアノの人は調律を変えられないんで、
どうしようもないですけど、
弦楽器の人たちは、決して平均律では
チューニングをしてないですよ。

オーケストラで調性の響きの違いは感じ取れると思います。

結構、専門的で難しい話なんで…。。。。
しかも平均律で調性の違いを感じろというのも
難しい話ですよね。

でも結局は、調によって、全然雰囲気も違えば響きも
違うということで納得頂けますでしょうか?
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4番さんの回答と同じような内容ですが・・


現在主に使われている12平均律の場合1オクターブの間に12の音があって、それぞれの音を主音として長調、短調を合計24存在できるようになります。これに教会旋法とかハンガリアン音階とかも加えた場合かなりな数に・・・・

それぞれの調性でやはり色彩といいますか、違うと感じます。
歌う人や演奏する人の都合で移調したりする場合が特に多いですが、
作曲している立場(本職じゃなくて趣味ですが)から言うと、調性が違うだけで別のイメージの作品になってしまいます(汗)

これは色に例えるとわかり易いと思います。
「ブログやHPで文字の色を何色にしようかな?」というのと「この曲はこの調にしよう」というのと共通する部分があると思います。

読み手(聴き手)にとってはどうでもいいことかもしれませんが、イメージの違いはあると思います。
私の場合は移調された曲はやはり別の曲に聴こえてしまいます。

日常会話でも同じ人が同じ言葉を低い声、高い声で言った時、少し印象が変わりますよね♪
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追加で.音域の制限。



たとえば.
1点ハ(名称疑問, 間違えているかもしれません)から2点ハの間の音が出せる楽器だけだったらば問題はないのですが.1点ホまでしか出せない楽器(歌手を含めて)があるとか。1点イの音を大体の楽器で出せるので調律に使われていますが他の音が出せない場合があります。

沖縄音階などの場合に.特定の音を使わないという規則がある場合とか

太鼓のような打楽器の場合には.単音又は半音違いの2音しかだせないので打楽器に合わせた音階を使うとか。
の関係
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こんにちは。



ハ長調以外の調を使うことで,実際に,聴いた感じはかなり変わると思います。
私は大きくふたつの理由があると思っています。

【理由その1】響きが違うため
現在は,すべての半音の間隔が同じである「等分平均律」という音律が広く知られているため,音階はどこからはじめても同じ,と一般的にはとらえられてる場合が多いようですが,アコースティックな楽器や人の声の演奏の場合は,半音の間隔が音によって違ったり,よく響く音とそうでない音があったり,と,どこからはじめても同じにはならないケースがたくさんあります。

そのため,例えば,ニ長調の曲は自然な感じで明るく広がりのある響き,とか,ヘ長調は穏やかで優しい響き,といった違いが生じます。クラシック音楽の作曲家たちは,これらの特徴を活かしながら調性を使い分けていたようです。

また,絶対音感の強い人は,音の高さそのものが違っただけでも,かなりの雰囲気の違いを感じるようです。(私は,普段聴きなれた曲が転調されたら違和感に気づく程度ですが・・・)


【理由その2】音楽表現の機能的な拡大のため
ハ長調の音階から作られる和音(ドミソ,レファラ,ミソシ,ファラド,ソシレ,ラドミ,シレファ)には,それぞれ,機能・役割があり,一般的な西洋音楽は,これを組み合わせることで曲が成り立っています。例えば,ソシレの和音には,ドミソに移ることで曲を解決させる役割があります。
この考え方を発展させると,例えば,曲の一部分をソシレの和音が中心になる調(ト長調)にすることで,その部分全体に「ソシレの役割」を持たせることができます。これは,いわゆる「転調」というものです。

また,上に挙げた7種類の和音を中心としない調(シレファは調が構成できませんが)から和音を借りてくることもできて,そうすることで,曲に意外性,立体感,微妙な色彩感などを与えることもできます。

*転調や他の調からの和音の借用は,調を変える,というのとは厳密には違いますが,その効果を間接的に利用している,と言ってよいものだと思いますし,違いを実感しやすいところでもあると思いますので,一応挙げさせていただきました。
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どの調で気持ちがよくなるかというのは曲ごとに違うでしょうし、曲をどの調で弾かせるかは作曲家のセンス、趣味にかかっているのではないかと思います。



簡単な曲を別の調で弾いてみてはいかがですか?ご自分の耳で聞かれたら「ああ、やっぱり違うな」と感じられると思いますよ。
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実はそういうピアノも存在します。



http://www.microscope-net.com/product/sinhakken/ …

ただ、私は黒鍵があるピアノの方が好きです。
調が増える事で聴き心地が変わります。

NHKのクラシック番組「N響アワーの解説者」、池辺晋一郎さんは各調はそれぞれ独自のイメージだったり色を持っているといっていましたね。

もしパソコンがお得意なら有名なクラシック曲のmidiをハ長調に直してみると、如何に調により曲のイメージが変わるか体感できると思います。
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大分イメージが違うと思います。


何長調でも結局全てハ長調で弾けるというのは正しいのですが、ハ長調というのは基本的なもので、それだけでは物足りないと感じるときが確かにあります。聞き心地も違います。

また、例えば歌唱の伴奏をするとき、声が出る範囲には限界があります。そこで、その伴奏に使われる長調というのも限られてくると思うのです。歌唱の伴奏の場合はハ長調以外の長調を使うというより、それ以外を使わなければならないという制限のようなものもあるのではないかと思います。

考えたことを書かせていただきましたが、自分は専門家とかではありませんので、記述に間違った点もあるかと思います。どちらかというと他の専門家の方の意見を参考にしたほうが良いかと思います。

この回答への補足

ありがとうございます。わからないんですが、五感を刺激する長調なんて存在するんでしょうか?気持ちよくなる効果とか^^。

補足日時:2006/05/28 17:19
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