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時代劇でやくざと地回りを言い分けてましたがどう違うのですか?同じではなかったのですか?

A 回答 (3件)

「やくざ」は無法者の総称で、法律、規則などの埒外にある存在です。


大抵は居住する地方に「縄張り」という勢力圏を構え、その内から生活費などを得ていました。

「地回り」というのはある地域の担当という位の意味で、「やくざ」だけでなく江戸の役人の中に「地回り同心」ともいわれた地区担当常勤警察官もいました。

幕末や中期旅行が盛んになると「やくざ」も「地回り」だけでなく広域「やくざ」が増えていきます。
清水の次郎長や黒駒の勝蔵などの侠客がそうです。
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この回答へのお礼

地回りにはやくざ以外も含まれると言うことですね、どうもありがとうございます。

お礼日時:2006/05/05 22:47

江戸時代は身分がはっきりしていた時代で、年貢を納めなかったり犯罪を犯すと一家眷属はもちろん隣近所も連帯責任を問われるので、素行の悪い者は人別帳から削りました。


こういう人別帳に載らない人間を無宿者といって、一切の公共サービスが受けられなくなります。
こういった無宿人の受け皿として、縁日などで物を売ったりする香具師という集団とばくちなどを行う博徒という集団があり、これらを「やくざ」と総称します。
彼らはお上のお目こぼしで、旅をしているという名目(形式的なんですけど)で、町人は旅の時にだけ認められる長ドスを持ったりします。
お上も治安維持のため彼らを利用することが多く、「二束の草鞋を履く」などとあまりよい意味には使われませんが、奉行所の手先になり、多少の犯罪を見逃してもらう代わりに、治安に協力するものも出てきます。
ある程度縄張りを持ち、そこに定着したものを「地回り」といって、この言葉はやくざばかりでなく、「地回り酒」とか、物品に関しても使います。
地回りやくざは興行なども仕切っていますので、講談師や役者も媚びる意味で持ち上げますから、小説などでは「義理と人情に篤い」とか「弱きを助け強きをくじく」といった美談が多く出てきますが・・・。

この回答への補足

ショバ、縄張りのないやくざ集団がいたのですか?

補足日時:2006/05/05 12:54
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/05 22:50

似たようなもんですが、地回りというのはやくざなどがそのへんで冥加金などを集める行為のこともいい、そういうやくざを地周りやくざということもあるようです。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/05/05 22:45

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