アイフルについて

貸金業法で規制されている債務者本人以外への取立て、深夜早朝などの訪問電話による取立て、勤務先への取立て、無担保無保証人で貸し付けている場合は本人以外への取立てを行ってはいけません。

取立ての方法も度を越えると「脅迫」になります、また債務者の認知症の親を丸め込んで家を担保にして追い貸しして家屋敷取り上げたり、まさにヤミ金並の事をしていたわけです。消費者金融連絡会に加入している大手サラ金（アコム、武富士、アイフル、プロミス、レイク、三洋信販など）はグレーゾーン金利で利益を上げていますが、金融庁通達を無視した取立てが慣例化していたのがアイフルです、今回の処分は遅すぎたくらいです。

消費者金融には銀行系（UFJモビット、東京三菱キャッシュワン、三井住友系列の＠ローンと三井住友カードローン）と、オリコカードや日本信販などの信販系、それにアイフルなどの消費者金融系があり、銀行系消費者金融は年利１６パーセント程度と比較的低く、
信販系が貸金業法ぎりぎりか若干上回り、消費者金融系が貸金業法違反だけれども出資法には違反していない２９，２パーセントまでの金利で営業しています。最近この「違法であるのに罰則が無い１９パーセント以上２９，２パーセントまでの金利は債務者が返済困難な場合支払う義務が無いというのが判例となっており、裁判所に申し立てて債務整理（破産ではない）をしようとサラ金に情報開示を求めても大手サラ金のうちアイフルだけが非常に非協力的で情報をなかなか出さないので以前から問題になっていました。

また銀行系消費者金融（上に上げたUFJモビットや＠ローンなど）は銀行の収益率アップのために大手サラ金とタイアップして数年前からはじめて、今や銀行の収益の柱のひとつになりつつあります。窓口は銀行にありますが実質的な運営は大手サラ金がやっています。

もともと在庫費用のかからない「お金」という商品を扱うのに銀行金利の数百倍の金利で貸し付けるわけですから儲かるのはあたりまえで、貸し倒れリスクに備えて取っている高い利息の上に強引な取立てをすれば、あのソフトなイメージのCMとは裏腹に「悪徳」イメージはかなり大きくなり、社会から制裁を受けても全く弁護の余地も無いと思います。

テレビＣＭに誤魔化されてる。

契約トラブルの急増、強引な取立て、他の消費者金融への警告的意味も含んでるかな。
http://www.asahi.com/life/update/0415/002.html

ニュースでやってましたけど取り立てがすごいみたいですね。

強引な取り立てを見る限り闇金とあまり変わらない会社のようです。

確か数年前からアイフルによる被害者の会が中心となって各地で訴訟問題になっていた筈です。
こうした様々な問題を抱えている会社なのに、テレビで堂々と可愛らしいＣＭを流していて、あまりにも会社の実体とＣＭでのイメージが異なるので、これ以上被害者を出さないように会社にも国民にも警告したということでしょうね。

たしか脅迫に近い強引な取立てを行った