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平家物語によると、平清盛は、十代の少年300人ほどを揃え、
おかっぱ頭に赤い服を着せ京都を巡回させ、
平家に反抗的な人物を報告させていたそうです。(禿髪(かぶろ)の段)
これは歴史的事実でしょうか?
目立った格好をすればスパイ活動に支障があります。
また十代の少年では、的確な判断もできないのではないでしょうか?
どこか無理があると思うのですが。

詳しい方、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

平家物語を歴史と見るか創作とみるかにより意見は分かれると思います。



ただ歴史的事実も正確に含まれているのでこの点は難しいところです。

禿髪については私は歴史的事実と思います。
一見して判る姿をとらせたのは
1.警察官のように平家の監視役が京都の町中にいると思わせ不満を抑制させる。
2.実際のスパイは目立たぬように潜伏させるカモフラージュとして禿髪を利用する。
3.禿髪のいない所で本当の評判が調査できる。
4.従って十代の少年を使用し、不満分子を摘発してもその批判を彼らに転貨して使い捨てにする。

このような意図があったと見るのが妥当ではないでしょうか。
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スパイというより平氏の悪評(陰口)を流したと(言いがかり?)おしかけては家屋敷を破壊し、財産道具を没収(報酬として?)、六波羅(平氏の街)に連行して処罰(リンチ)した話です。



京中の天皇所管の治安維持機構である「検非違使」と同等の機能を平氏が行使したところの私設警察。
「検非違使」は追捕・投獄・処刑など罪人を直接扱う現業組織として「放免=」を使用しており、この「放免」の代わりに当時なら成人に近い14~6歳の紛らわしい年代を「おかっぱ頭」とすることで「童子=6歳以下?で親はいつでも神にお返ししてよい聖なる存在」とし「」と同等の能力を付与した。

異形の王権 網野 善彦 (著)
「六波羅殿の禿」14歳から16歳の「童子姿」

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582760 …
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毛沢東もヒトラーも、10代の少年達を使って自分の権力維持に活用しました。


制服を着せて活動させたことも同じですね。

珍しいことではないと思いますが。
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>また十代の少年では、的確な判断もできないのではないでしょうか?


別にいいんですよ、その子達に敵意を向ける=平家に反抗的という判断で。
>目立った格好をすればスパイ活動に支障があります。
子供だし本格的なスパイ行動なんか出来なくたっていいんです。
子供だからとつい本音を漏らしてしまった奴をしょっ引いたり
目立っているからこそ威圧として使えます。
スパイというよりはそちらの目的の方が強かったのではないでしょうか。
子供達が目立っていれば本当にスパイをさせたい人物が目立たずスパイ活動を行うこともできますし。
実際に現在名の知れている有名なスパイ達(そもそもが目立ったらスパイ活動なんかできません)はほとんどが囮で
本当に情報を手に入れてくるのは別の目立たないスパイだったそうですよ。
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