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世の中が不平等なのは一体なぜですか。

アイドルみたいに、顔が良くてスタイルがいい人は、大した悩みもなく好きな歌を歌ったりするだけで大金がどっさりはいってくる。

片や貧乏で高校に行くこともままならず、一生懸命家の為に働いても少しの稼ぎしかなく、借金や世間体など種々の悩みを抱えて辛い日々を送る人もいる。

食べたいものを食べ、嫌いなものは捨てる。水道を捻ればきれいな水が出て、水洗トイレも飲める水で流す国がある。

片や明日生きているかわからないほど衰弱しきって、何日も食べ物や飲み物を口にできない。泥水で体を洗い、衛生的にも不十分。病気にかかったら治す術もなく死んでいく国がある。

世の中を見渡せば、身近なところから世界的な規模まで数え切れないほどの不平等で溢れかえっている。この不平等に何の意味があるのでしょうか?哲学的観点で以って教えてください。

A 回答 (48件中1~10件)

社会主義は必ず崩壊します。

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その前に、アナタは何を平等とし、何を不平等だとしているのですか?



人生について深く知ることが出来る人が、案外苦しんで生きている人かもしれない。一方、見た目だけでちやほやされて、人生の本質に近づくことが出来ない人を不幸だと言う人もいるでしょう。

確かに大した悩みもなく歌って踊って大金を稼ぐ人もいるでしょう。片やアナタのように辛く厳しい道を歩む人もいる。

ここで私が提起するのは、生きる意味です。

アイドルは周囲の人からちやほやされるだけで、人の痛みを知らないかもしれない。それだけ優しくもなれない。しかし一方のアナタはどうでしょう。人生の苦しみを味わい、人の痛みや苦しみがわかる人になれる。

ここで人としての差が生まれていると考えてみれば、アナタの苦労は決して無駄ではなかった。先ほども記した通り、アイドルはちやほやされるだけで、人としての苦しみを知らず、年をとって醜くなれば、人からの注目もなくなり、突然厳しい現実にさらされる。現役を去った時の虚しさは半端ではないかもしれない。

しかしアナタは苦しみを知っている。その分他人の苦しみを理解出来るし優しくもなれる。

死に直面している人にも同じことが言えるでしょう。死という不幸を受け入れる心を、死を受け入れる勇気をもてるかもしれない。運命に翻弄されながら、運命には抗うことが出来ないと、運命という目に見えない法則を知れるかもしれない。

私はそういった部分で、決して不平等な部分はないんだと解釈しています。
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私も強くそう思っております。


生まれ変われるものならば生まれ変わりたいです。

とはいえ、平等でみんなが同じような人間であれば世の中がつまらないものになってしまわないでしょうか。
逆に不平等だからこそ面白いのではないのでしょうか。
そう感じたりもします。
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わたしも今それについて考えている最中で、大した回答が出来なくて申し訳ないです。



ひとつの意見として「この世とは自らの魂を鍛えるためにある」という人がいます。
この回答は哲学…というよりなんだか変な宗教みたいですが。そういう考えも面白いと思います。無理矢理言えば宗教哲学のようなものでしょうか。
つまり、自分に与えられたものの中でどんな風に生きるかが魂を磨くことに繋がるのではないのでしょうか。
貧しさを与えられた人、大変な病気を与えられた人、でもその中で卑屈にならないできちんと生きてる人ってやっぱり素晴らしいと感じませんか?
逆に美しい容姿や素晴らしい才能を与えられ、しかし高慢にならないで他人に接することのできる人って素晴らしいと感じませんか?
少なくともわたしには上等な人間のように思えます。
そんな人達は、あの世で幸せになれるのではないでしょうか。「あの世」を信じるならばですが。
この世は不平等、それがまさに人に与えられた試練、即ち修行ではないでしょうか。
同じ修行なんて存在しないのです。一人一人違うものが与えられるのです。だって、皆持っている魂が違うのですから。

この不平等の中で誠実に生きたらあの世で幸せになれる。
わたしはそう信じたいです。ただ自分がその方が救われるだけの気休めかもしれませんが。
拙い回答ですが、質問者様の参考になれば幸いです。
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「不平等」というのは、現実の実体というよりも、むしろ、人間が政治的プロパガンダとして生み出した概念だと思います。



すなわち、「不平等」は「悪」であり、「自由と平等」こそが善であるという政治的プロパガンダを普及させるためのキーワードだと思います。

歴史的には、その時代その時代の「不平等」概念が作られてきたと思いますが、現代であれば、「アメリカ的リベラルな民主主義」こそが人類の最終的目標であり、その体制をグローバルに実現すべしという政治的意図が「不平等」という概念の普及に貢献していると思います。

これは、人類にとって前向きで望ましい方向である一面、別の問題も生じます。それは、例えば、「我々は、科学技術の恩恵など受ける必要はない。まずしくてもいいから、俗事に心を奪われずに清く正しい生活を送りたい」と考える人々を排除する方向にも働く可能性があります。あるいは、社会制度としての不平等を見かけ上取り除く一方で、自然的不平等に対しては、手放しの放任を生み出す可能性があります。

すなわち、生まれつき顔が良く、歌がうまければ、若くても大金持ちになれたり、金儲けの才能がある一部の人だけが富みを誇り、多くの人が金儲けに失敗するなどの状況は、放任される可能性があります。要するに弱肉強食の世界に近づきます。

当然、このような弱肉強食状態を快く思わない人々も出て来ます。そうすると、「自然的不平等」さえも、「悪」であると考えるようになります。そうすると、生まれつき、能力があっても能力がなくても、それには関係なく、人々が同じように行動し、同じように報いられることを求めるようになります。一般的には社会主義の負のイメージとして捕らえられているような状況が発生します。そうなると、今度は、また、「平等」が本当に良いことなのかという議論が出てきます。

以上のように、「不平等」と言うのは、「社会的制度」としての不平等であれ、「自然的不平等」であれ、何らかの政治的プロパガンダと連結されて考えられる概念だと思います。

これは、そのことが悪いという意味ではなく、人類が一般動物から抜け出して、「歴史」というものを持つようになった結果でもあり、乗り越えていかなければならない問題として定義した結果だと思いますので、一つの進歩であり、現在、問題解決の途上にあるのだと思います。

ただ、やはり気を付けなければいけないのは、「不平等は悪」と単純に考えて良いものかということです。そこには、様々な政治的視点が入り込んでいることを忘れるべきではないと思います。
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No6です。


>本当にそうですか?売れっ子アイドル(K.KやH.Aなどですか)が失敗したとしても、何かアクション(雑貨屋やブランドの立ち上げなど)を起こせば、ネームバリューで成功は確約されているも同然です。一方、容姿のよろしくない人では決してそうはいきません。アイドルの数億倍努力しても追いつけるかどうかの差が存在します。よく考えてみてください。

容姿なんて気にしてやる前からあきらめてる人が多いから比較的楽な賭けなんですよ。K.Kって誰のことかわかりませんがH.Aがあの人ならば、「あの人は整形してるんじゃないの?」と言ううわさがありますよね?
容姿なんかどうにでもなると思います。整形・化粧でごまかせますからね。体型については本人の努力しだいですから平等だと思います。
あと、彼らは「賭け」に勝ったのですから、努力だけでは埋められないのは当たり前です。
差を埋めたいけど歌に自信が無ければ本書けば?株やれば?起業すれば?ではないですか?頭を使いたくないのなら野球、サッカー、ボクシングでも年収億を狙えますよ?
何もせずに(ローリスク)努力だけで芸能人に追いつきたい(ハイリターン)なんて虫のいい話ではないですか。そんなの平等ではありません。
車を買える金、家を買う金があるのなら、その金を使って何らかのアクションを起せばいいんです。逆に言うとそんなものがあるから、そんなものに金使ってるからチャレンジ出来ないわけです。家や車なんて成功してから買えばいいんですよ。(結局のところアイドルを羨んではいるが今の生活に満足してる人が多いってことでしょう。)

富んだ国と貧しい国を比較するだけなら不平等だとは思います。が、日本限定で言えば平等ではないでしょうか?(努力すれば何度でもチャレンジする機会が与えられてます。)

何が言いたいのかと言うと、「日本国内でも不平等だ」なんて言ってるから回答がずれるんですよ。「不平等に何の意味があるのか?」と言う問いならば、自分ではどうにもならないことを問題にしたほうがいいと思います。
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現時点での格差・不平等は結果であって、その理由は過去に遡る必要があります。

時間的概念を取り入れたアプローチが有効であると思います。

それぞれの事例についてコメントすると、

アイドルは、過去に、オーディションを受け、かなりの倍率の中で認められた。潜在的タレント性がプロに評価された為に、現在プロモーションされて有名になっている。

裕福な家庭は、過去に、先祖の方が相当の努力で利益獲得し、それを継承する子孫があった。

豊かで衛生的な国は、過去に、その国を守り発展させようとする多くの先達の努力と、それを継承する現在の市民によってようやく維持されている。

現時点における不平等は、偶然性があったとしても、過去から現在に至る間の、努力の差異が蓄積された結果と考えるとよいかもしれません。
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とても、深い質問ですねえ


ひとつひとつ気長にお付き合いください♪

客観的不平等というのは
不平等だと感じるそれぞれの主観を
客観的にみると言う事になります。
これは非常に難しいですのでおいといて・・・

tuort-sigさんのご質問内容は
物質的な平等・不平等を例にあげて
いらっしゃいます。
これはくらべっこできます。

<世の中が不平等なのは一体なぜですか。 I
物質的に不平等なのは、物質が不平等に
分配されているからだと思います。

Aさん 貯金5000万円  外車  夏は別荘

Bさん 貯金30万円  K自動車  休日は囲碁

Cさん その日暮らし 子沢山  休日があるわけない  

金銭や物質の所持する量は人により不平等です。
そして大体の場合、我々は金銭的・物質的な
不平等を精神的に不平等と感じます。

「感じる」理由は、CさんならばAさんとBさんの
存在を認識できるからです。
Cさんしかいない世界ではAさんの物質的豊かさを
うらやむことはできません。


また仮にCさんしかいない世界でも

C1さん 子沢山 は たのしい 一家団欒
C2さん 子沢山 は うざい  毎日怒鳴る

と主観で感じる人が存在すれば
C2さんは、C1さんをうらやむかもしれません。

これが物質的な豊かさを取り除いても存在する
主観(精神)で感じる不平等となりそうです。

<世の中が不平等なのは一体なぜですか。 II
主観(精神)的に不平等に感じるのは、
人が主観を持っているからってことになりそうです。

不平等を感じる心を持っていなければ不平等と感じませんね。


<この不平等に何の意味があるのでしょうか?
哲学的な観点というのは難しい言葉ですので
この状態を客観的に見て意味があるかどうかとします。

意味がないと思います。

tuort-sigさんのおっしゃるとおり
この世の中は不平等であふれかえっております。
世の中は物質的にも精神的にも決して平等では
ありません。そしてそのことに意味がないのです。
救いようがありません。

だからこそ近代国家では形だけですが
平等になろうとすることに権利を
与えて救済しようとしているのだ思います。

私は共産主義者でも社会主義者でもありません。
ですが、アダムスミス的な神の見えざる手に
期待するより質問内にあげられたような
具体的な不平等をできるだけなくすような社会が
生まれるとよいと感じます。

なぜなら人は精神的な生き物であり、複数存在し
社会というコミニュティを作りたがり、
平等や不平等というものを感じる生き物だからです。

少なくとも精神的に不平等を感じることを
減らす世の中はまだ作れるのではないでしょうか。

長文失礼いたしました。ヽ(´ー`)/
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こんにちは。

平等・不平等。物事には必ず二面性があるのでこれはありだと思います。

どんな世界の人でも楽に生きている人はいませんよ。金持ちは金持ちなりの苦しさがありますし貧乏には貧乏なりの苦しさがある。

ただ、気の持ち方で見方はいくらでも変わります。一つ、大事なのは必要最低限のお金は持つ事。

これが無いと、先へは進めません。不平等に思う方そして妬む方…このような人は必ずと言っていいほど金銭の問題がまとわり付いています。

必要最低限のお金を稼ぐために頑張りませんか?

この日本でプーをやっている暇はありません(笑)

運も大事ですがこれも、頑張っている人に向く物です。自分が頑張っていると感じられれば自然に、不平等には関心が行かなくなります。
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色々回答が付いているのを見て、また書く気になりました。


頑張ってますね。
アイドルの件ですが、僕は現状でもある意味の平等が保たれていると思います。それを把握するだけでも世界は半分開けてきます。
良く考えて見ましょうよ。ネームバリューで売っていると分かっているアイドルに対して、あなたみたいな正しい評価をしている人が存在している事実を考慮しましょう。すると、彼女たちは「ネームバリューで売れている事実を知らないような人間か、あるいは知っていながらやっている人間」と言うことです。どちらにしても精神的指導者としての資格など持っていないことは明白です。彼女たちはそれをテレビの前で公言しながらぴーひょろろと踊って歌っていることになります。
もう一つ考えて見ましょう。もしあなたに恋人がいて、良くお互いのことを知っている。生活も共有するだけの間柄になっていて、そしてこの社会の中で一番信頼しえる存在になりえている。そんなときにあなたにとって本当の意味で「あなたを応援する存在になりえている人」とは誰ですか。そしてアイドルはそういった存在になりえていますか。
このように状況をもう少し考えることで、現状が平等かどうかは全然変わります。想像が平等性を保証するのです。
だからアイドルの現状が肯定されるとは思っていませんけどね。互いが精神的指導者としての才能も大した差もなくひしめき合っている中、互いに罵り合って頂点を目指そうとしている姿を想像するだけで、何回テレビを見ても素直に嬉しい気分になれない人は俺だけじゃないはずですよ。逆にサイキンはテレビを見ていても元気になれんですしね。そのためには、こういった事実を全員が知る必要があります。それが鍵です。
もう一つ。例外の件。
常に客観を考え、普遍を信じ、例外をおろそかにすれば、例外の集積のような人物にとってこの世は地獄になります。そして今世の中から虐げられている人間とは、まさにそういった人々なのです。ですから現代版の不平等を本気で考える気があるなら、むしろ例外にこそ注目すべきなのです。すでに例外だから考えなくていいと言う世の中は終焉を迎えるべきだと私は考えます。
ではどうやって大勢の人間を認識し、統治すべきでしょうか。
それは個人個人を全てきちんと認識する、あるいは全てを網羅できるように社会を構成しなおす必要があるのだと思います。但し、それが全ての個人を監視する管理社会ではいけないわけですが。この矛盾を弁証法的に解決できる方法がどこかに眠っていることを祈ります。
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