プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

65才男性 リスモダンとバイアスピリンを毎日服用するように処方されましたが、不整脈が治まれば服用を中止してもいいですか?(医師が変わったため)このまま生涯続けて服用しなければいけませんか?
以前は1週間分だけ処方され不整脈が出たとき服用するように言われましたが、今まで年2回くらい不整脈が起こっていました。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

どのような不整脈かが記載されていませんが…。


処方されている薬から考えると、もしかして 「 心房細動 」 でしょうか?
心房細動ではないとしても、心房粗動 ・ 上室性頻拍などの不整脈が考えられますので、
これらの不整脈であると仮定して話を進めさせていただきます。

まず、処方されている薬のおさらいから。

【 リスモダン 】
Vaughan-Williams 分類 という抗不整脈薬の分類の中で、
Ia群に属するものです。
主に、心房粗細動 ・ 上室性頻拍 ・ 期外収縮 などの不整脈に用いられます。
リスモダンに限った話しではありませんが、抗不整脈薬の作用には大きく分けて
「 停止効果 」 と 「 予防効果 」 の 2つがあります。

停止効果とは、出現した不整脈を止めて、正常な脈に戻す効果の事。
予防効果とは、不整脈の出現を抑制し、正常な脈を維持する効果の事です。

質問者さんは 今現在は不整脈が出ていないようですが、
勝手に 「 治った 」 とは判断してはいけません。
リスモダンの予防効果によって、単に不整脈が抑制されているだけの可能性もあるからです。
この場合、薬を中止することで再発する可能性も否めません。

薬を中止したい時は自己中止せず、必ず主治医と相談の上、 漸減 → 中止 の
ステップを踏んでください。


【 バイアスピリン 】
抗血小板作用薬です。
元々は痛み止めとして開発された薬ですが、副作用として血小板の作用を抑制し、
血栓 ( 血の塊 ) 形成の防止に繋がる事が知られ、現在はこちらの作用を目的に
( 主作用として ) 処方されています。

心房細動は左心房内に血栓を作りやすく、この血栓が剥がれて脳の動脈をつまらせると
脳梗塞の原因となります。
65歳以上の脳梗塞患者の およそ 3分の1 は心房細動が原因といわれています。
また、 「 血栓による脳梗塞 」 は 「 動脈硬化による脳梗塞 」 より
梗塞範囲が広く重症化しやすいため、高齢者の血栓予防は大変重要です。

心房細動が完治していない限り、抗血小板療法は中止しない方が無難でしょう。


お話しをまとめますと…。
不整脈が完治しているのか、それとも 薬によって抑制されているだけなのか、
確認されることが重要です。
諸検査によって薬が必要なのかどうかを調べてもらいましょう。
その上で、主治医による 薬の 中止 / 続行 の指示に従ってください。

くれぐれも 自己中止 ( 薬を勝手に止める事 ) はなさらぬよう、お願い致します。


長文、失礼致しました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

さっそくご親切なアドバイス有り難うございました。50才位から時々不整脈出ていましたが、薬を飲むようになったのは去年からです。もう年なので、糖尿や花粉症その他薬代がかさむので出来ればどれか間引きたいと思っていました。ご忠告にしたがいます。親切なアドバイス深く感謝いたします。 謝々

お礼日時:2006/03/12 10:03

自覚症状や検脈だけではわからない不整脈もありますので、医師の指示通り内服したほうがいいと思いますよ。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のアドバイスありがとうございました。
ご忠告にしたがいます。
謝々

お礼日時:2006/03/12 10:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!