純金積立について

Ｔ貴金属とＮアクロスで実際に積み立てをやっているものです。

すでに回答されているように、金を所有しても、それ自体が新しい資産を生み出すわけでもなく、単に「資産の固定」的な意味があるのではないかと考えています。金の絶対価値は不変で、通貨価値が変動しているため、見かけ上、金の価格が変わるわけです。

両社合わせてで３万円／月の積み立てをしています。
Ｔ貴金属は、ネットバンクと組み合わせて自動引き落としで積立金を引き落として金を毎日自動購入しています。ネットバンクとの連動なので、金が安いときに、すぐネットから追加購入をスポットで指示できるのが利点です。また、インターネットでいつでも自分の積み立て状況を見ることができます。もちろん、地金で引き出すことも可能です。ただし、地金は１００ｇ単位でしか引き出せません。地金にする手数料と地金の送料が別途かかります。１００ｇの地金を引き出すのに４２００円かかりました。（当時１００ｇで１８万円ぐらいのとき）

Ｎアクロスは、ＦＸ（外為証拠金取引）と金積み立てを組み合わせた運用をしています。ＦＸは毎日スワップ金利を得ることができる取引なので、月に３万円ほどスワップを得られるようなポジションを持っています。このスワップ金利を金積み立て代金に充当していく形になるので、見かけ上は投資資金を減らさずに金の積み立てができることになります。（ただし、ＦＸは元本保証ありませんので、為替変動により損をすることがあります）
もっとも、こちらの方は、ネットとの連動もしていないので、金積み立ての状況は、電話で問い合わせるしかありません。基本的に１年単位の積み立てということです。

★Ｔ貴金属
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/shohin/teigak …
★Ｎアクロス
http://www.across-j.co.jp/dream/index.html

　しばらく前によく似た趣旨の質問があり、私も回答いたしました。

結局のところは、田中貴金属、三菱マテリアルなど数社のウェブサイトや経済、投資関係の雑誌でもご覧になって、ご自身で判断されるほかありません。私も含めて、ここの回答者が果たして中立公正な立場から回答しているかどうか？？

参考URL：http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1890045

金は需要と供給で価格が決定する商品であると同時に資産としての役割もあります。

通貨が供給過剰（インフレ）になったり、戦争や大災害などのリスクに対して抵抗性が強いので世界的にも根強い人気があります。通貨・預金・株式などの流動性資産は、国家や市場の成立が前提ですが、金の価値はこれらが崩壊しても維持されると考えることができます。

問題は、保管のコスト、それ自体が価値を生み出すものではないので、増殖しないという点でしょう。インフレには強いが、市中金利が上昇すると、価格に下落圧力が働くという矛盾した側面もあります。

現在インドや中国からの需要が高く、金価格は高値水準にあります。今後さらに上昇するか、いったん調整するかは見方がわかれるところです。

結論的には金投資は資産を増やすというより、インフレなどから防衛するという性格の投資だと思います。

純金積立は、商品取引に強い大手商社系が安全で低コストだと思います。バーチャルな金取引ではなく、地金としての引き出しが可能かどうかが（そのコストも）チェックポイントではないでしょうか。
http://ogc.mitsui.co.jp/pyramid/feature/index.html

ただし商社系の場合の金は市場取引されているものですから、セカンドハンドになると思います。バージン・バーが欲しければ、コスト高ですが貴金属会社での積立を考えると良いと思います。
http://www.mmc.co.jp/gold/