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受電設備停電作業時の短絡接地の取り付け場所について、より安全に作業するにはどこに取り付けたよいか教えてください。以前私が教わったのは主遮断器(VCB)の一次側のDSを開放し、その一次側にに取り付けるということでした。しかし、最近某保安協会の点検を偶然目にしたとき、DSに取り付けてはいましたが、開放はしてなかったです。ちなみに主遮断器(VCB)も開放していなかったです。作業で触る場所すべてを接地するといった意味合いでしょうか?
補足ですが、この建物には高圧の商用連係自家発が設置してあります。これも関係するのでしょうか?
みなさんのご意見をお聞かせください。

A 回答 (4件)

通常は(というか大原則は)#2さんや#3さんの書かれているように、DS、VCBを開いて、VCB下流の逆昇圧に対しては別途対策をする、とは思うのですが、


何かそうしない特別な事情があったのかな、という気はしています。
(このあたりは、盤の構造、点検範囲の影響もあるような、、。)

#わたしの仕事場まわりでは、点検する盤のもうひとつ上流で止めて、盤内の入口(大抵はDSの上流側)を短絡接地することが多いようです。
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>主遮断器(VCB)の一次側のDSを開放し、その一次側にに取り付けるということでした



*「その一次側」というのは「VCB」の一次側(DSの二次側)とのことでしょうね。

**A#2番の方の回答に賛成します。

 停電作業時には、点検箇所はON/OFF等の試験をおこなう事がありますので、
誤送電される可能性の考えられる直近に作業接地線を「掛ける」ことが重要です。
(極力、作業1箇所1接地線で行いたいですが、状況によっては複数になる可能性もありますね
 複数の接地線を掛ける、外すの確認は「番号付き合い札」と現物との確認をしたほうがよろしいです)

*なお、ご存知かとも思いますが、接地線は「取り付ける」との言葉は「取る」との響きが似ていて
 誤解されるといけないので
 接地線を「掛ける」・「外す」のほうが「作業伝達に誤りが生じない」と思いますが・・・。
  
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短絡接地器具の取付については、作業する箇所において誤送電や逆昇圧により、作業中の電路が不意に充電された場合でも短絡接地をしておくことにより、上位の保護リレ-が瞬時に動作して電源を遮断し作業者の感電の危険を防止するためにおこなうものです。

よって、DSを開放して、その一次側に接地器具を施すことが正解です。某協会がおこなった処置は誤りです。
DSが入っていると誤送電があった場合の電路が延長されてしまいます。

 CGSがある場合にも、発電機連絡に短絡接地をとる必要があります。負荷側で仮設送電をする場合にも
ステップアップ防止のためにも、短絡接地が必要です。ちなみに短絡接地の義務は労働安全衛生規則で
定められています。
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「作業で触る場所すべてを接地する」という意味合いで良いかと思います。



VCB,DSを開いて、DSの上流で接地すると、例えば
・高圧から操作や表示用の低圧電源をトランスで作っている場合
・(操作や表示などの)点検時に誤って低圧トランスの二次に電圧を加えると
・低圧トランスが励磁されて一次側に高電圧が誘起し
・感電する危険性がある
のだとか。

この手の事故を防ぐために、DSやVCBを入れて、高圧を一括で接地しているのではないでしょうか。

この回答への補足

私もNo.1さんの考えと同じですが、もし誤って送電された場合に短絡電流によって遮断器が動作する時間が瞬時のため、感電するにはいたらないという解釈でしょうか?

補足日時:2006/02/22 11:40
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