コーチのバッグの修理について

　ブランドといってもいろいろですが、

ブランド物をすべてごっちゃにして考えていらっしゃるようです。
たとえばエルメスはもともとはイタリアの高級馬具のメーカーで
職人気質の丁寧な仕事で１０年も２０年も使えるバッグとして有名ですね。
これこそakstnさんがお考えのブランド物です。
ただし、職人の手作業ですので製造できる数が限られていて
バーキンは手に入れるのに何年もかかるということでも有名です。
それにひきかえ、コーチはアメリカのブランドです。
皮革工房が出発点なのは同じですが、性格が違います。
コーチは、品質を保ちつつもお手ごろで使いやすい商品をというブランドです。
入手するのに何年も待たなければいけないなんてナンセンス、
庶民の手の届かないバッグなんてということですね。
実にアメリカ的な実利的な発想です。
大量生産を可能にし、なおかつ値段を上げずにすむようにということで
生産は海外の工場に委託しています。
検品をしっかりやって、水準に達したものだけを販売しているはずですが
中には不良品も混じる可能性もあるでしょう。
また、カスタマーセンターの言い方からすると
もともと構造上弱いつくりになっているようにも思えます。
つまり、デザイン重視のバッグだということです。
長く使うのが目的なら、ベーシックで飽きの来ない、丈夫なつくりになりますが
コーチはシーズンごとに新しいモデルをどんどん発表していますよね。
ファッション性重視で、シーズンごとに買い換えてください的なものを感じます。
だからお値段も抑え目にしてあるんですよと。
これぞアメリカのブランドだと思います。
実際、エルメスとコーチではお値段が一桁違いますから
同じ品質のものを期待するのは無理なのです。

　また壊れる可能性があるのに１万円の修理なら
思い切って新しいのを買っちゃえばとアドバイスしたいところですが
ご主人のプレゼントとのこと。
男の人って意外とロマンチックですよね。
「あなたからのプレゼントだから、１万円かけても修理するわ」と言ってあげましょう。
やさしいだんな様ですから、感激してきっとそれに見合うお返しをしてくれるに違いありません。
そして今度は、ブランドだからと過信せず、大事に使いましょう。
また壊れてしまったときは、仕方ないわねでいいと思います。

こんにちわ。

私どもも1466を多数販売いたしましたが、今回のようなケースの
発生は初めて聞きました。
バッグを使う上で（これはブランド品、ノンブランド品関わらず）で
すが、絶対これは壊れないということはありえません。
>ブランドのバッグってそんなものですか？
とかかれていらっしゃいますが、値段が高いから壊れにくい、といった
こともありません。
むしろ、壊れることを前提にしているからこそ各ブランドともアフター
サービスの充実を掲げ、対応しているのです。たとえ、購入して5ヶ月
でも10年でも同じレベルのアフターサービスを提供できるのが、優れた
ブランドたる所以です。
バッグは製造された段階での個体差、使用される方の状況の個人差によって
も寿命が変わるためコーチの対応は通常の対応と考えましょう。
それから、ブランド品である以上修理にも多少のコストがかかる事は
納得しましょう。当然、同じ箇所、あるいは違う箇所が壊れることは
ありえるということも理解しましょう。
もし、10,000円が高いとお考えであれば、国内のかばん修理業者に
依頼してみてはいかがでしょうか？おそらく、少しは安いと思います。
ただし、一回メーカー以外で修理をしてしまいますと、今後はコーチの
アフターサービスを受けられなくなりますので注意してください。
最後に、せっかくご主人が買ってくださったバッグです。たとえ壊れても
大切に修理して使っていくことがかばんにとっても贈り物を贈られた方
にとっても幸せなことだと思いますよ。

コーチのバッグですから当然高水準の縫製技術で、革もそれなりにいいモノを使っています。

ただ、10個や20個の限定生産という訳ではないので革が弱いものや縫製が弱いものも市場に出てしまいます。それは仕方の無いことだと捉えてください。

＞また切れるかもしれないのに修理するべきでしょうか？
修理しなかったら使えないですし、切れにくいように多少は工夫してくれる可能性もありますので直してもらった方がいいと思います。製品に明らかな不備があれば対応してくれる可能性もありますしね。