五輪代表選手って

滞在費のこともあります。

自費で行かれてる方もいるようですよ。

　トリノオリンピックにおいて各国選手やチーム関係者が滞在するための選手村が先日開村しましたが、選手村における各国選手団の滞在費はオリンピック憲章によってすべてトリノオリンピック組織委員会が負担するように定められております。

ですから選手村を利用する各国選手団の滞在費は原則として無料となります。（オリンピック憲章　規則39付属細則に記載）

とは言いつつも、例外的に選手村と競技会場が離れている競技、例えばアルペン系競技などは一部の選手やコーチ達が選手村の中に入らず、競技会場近くの民家などを貸し切って合宿所兼宿舎にする場合もあります。この場合の費用は各国選手団やIF（各国の各競技連盟）等の負担になります。ちなみに、長野オリンピックの際には、ある国のIF（競技連盟）が民家を一軒600万円位で借り切ったという噂がありました。

オリンピック開催地では各選手が練習するための練習会場の手配が中々できません。また同じ競技のライバルの眼もあります。
ですから、各競技の代表選手の多くはライバルの眼が届かなくて、しかもマスコミ等の追っかけもいない静かで落ち着いた練習場所でゆっくりと最終調整をしてから直前に現地入りする場合が多いのです。

【参考：オリンピック憲章】
　http://www.joc.or.jp/olympic/charter/index.html

ウインタースポーツは競技に何日もかからないものが多いですから、直前まで他の大会に参加できます。

そこでコンディションを維持したり、モチベーションを高めたりしています。

長期滞在する費用の問題でしょう。

ボブスレーなんかは普通の遠征でも自費のようですから。