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東浩紀氏の「波状言論」など
社会学系の本に最近
「ネタ」「ベタ」「メタ」という言葉が
多様されているのですが、
それぞれの言葉の意味を
(社会学的な文脈で使われる際の意味)
教えてください。

とくに「メタ」と言う言葉が良く出てきます。

A 回答 (2件)

ご質問の言葉のうち,特に「社会学の文脈」に限定して特別な意味を持つものはないように思われます。

とは言え前二者については,ひと昔前とは違った遣われ方をしているところもあると思いますので,わたくしのとらえ方がご参考になればということで回答します。

■ネタ
以前は「素材」という意味で遣われることが多かったと思います。#1さんの挙げておられる用法です。ですが最近では,「わざわざ準備したもの」「自然に生起した事実ではない,人為的な(あるいは捏造した)もの」といったニュアンスの用法があります。
「(信じられないような話を聞いて)ありえねー。ネタだろ,それ」
という感じです。

■ベタ
#1さんの挙げた用法は「トップ記事」に対する「ベタ記事」という意味での「ベタ」ですが,さらに展開した意味として「平凡な」「月並みな」があります。「ベタなドラマ展開」と遣った場合は,「誰にでも結末が予測できる,月並みなドラマ展開」という感じでしょうか。「ベタなギャグ」と言えば,「ひねりのない,誰にでも言えそうな周知のギャグ」という感じです。
この意味では,「お約束」という言葉に近いのかもしれません。「ベタなネタ」という言い方もあります。

■メタ
20年ほど前,ポスト構造主義全盛の頃から良く遣われていますね。うまく説明するのが難しいのですが,ある「もの」の本体ではなく,それを超えた部分のことを指すとわたくしは考えています。
たとえばある概念の群がある場合,それら個別の概念そのものの中身について議論するのではなく,概念の群全体についての意味を明らかにしようとしたり,概念間の関係について議論したり,それらの議論のあり方について議論したりすることを「メタ議論」と言います。
また,日本語で「形而上学」と訳される“metaphysics”は“meta”+“physics”で,物理的(physical)に存在する個物を在らしめている何者かについての探求であり,「メタ倫理学」とは,倫理学の存在そのもの(ないし倫理学の意味)について探求するものです。

以上,ご参考になれば幸いです。

この回答への補足

「ネタ」と「ベタ」に関しては
なんとなく想像していたものに近かったです。
「ベタ」に関しては
「ベタな現実」という言葉で使われることが多いようです。

「メタ」については
なんとなく解る…といった感じです。

よろしければ具体的な事例を挙げて頂けませんでしょうか?

補足日時:2006/01/30 22:23
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ほかの方からの回答がなかなか付かないようなので,(社会学とは無縁の)一般人の推測です。



「ネタ」:「タネ」「種」のひっくり返し。寿司のネタ。話のネタ。

「ベタ」:たいらなこと。例えば新聞記事などでただの普通の書き方。

「メタ」:方言で「どんどん」の意味。「めた,食えや(どんどんおあがりなさい)」(あ!ゴメンナサイ。冗談です)
 「メタ言語」などと使うと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「間に」「超えて」「高次の」などの意。接頭語的に用いられる。
「―言語」「―化合物」
(Infoseekマルチ辞書から転記)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「多様」は「多用」の間違いですね?
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この回答へのお礼

「メタ」については
確かにそんな説明を読んだことがあるのですが、
実際の用法として
「高次の言語」ってどういう意味なんでしょうか?

>「多様」は「多用」の間違いですね?
すみません。
誤りでした。

お礼日時:2006/01/30 22:22

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