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久しぶりにヨーロッパに行ってきました。

旅行中気づいたのはヨーロッパ内では入国審査をしないことです。たとえばドイツからフランスに行くのに、素通りでフランスに入れてしまいます。

どうして最初にヨーロッパに入国する場合のみきっちり審査して後はしないのでしょうか?

フランスに入国を許されるべきでない人間がドイツに入国し、そのまま陸伝いでフランスに入国してしまうということはないのでしょうか?

それかヨーロッパ内で各国がお互いに危険人物の情報を共有し、ヨーロッパ自体へ入らないようにしているので問題ないのでしょうか?

A 回答 (4件)

大体のところは答えが出ていますが、もう少し正確にご説明します。



(1)シェンゲン条約
ヨーロッパにおける、相互国境間での検問廃止並びに共通の出入国管理政策に関する取り決めのこと。
EU(欧州連合)とは別のもの。

(2)目的
人の流れや運輸・貿易の簡易化
国境政策の統一化(シェンゲン査証(日本は査証免除国)、特定国からの流入防止)
犯罪捜査情報の共有化(国境越えの犯人を逃がさない)

(3)加盟国
アイルランドと英国を除く全てのEU加盟国及び、EUに非加盟であるアイスランド、ノルウェーとスイスの計26ヶ国が条約に調印し、そのうち下記15ヶ国が施行

ベルギー、フランス、ドイツ、ルクセンブルグ、オランダ、イタリア、ポルトガル、スペイン、ギリシャ、オーストリア、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン
島嶼部など一部に例外があります。
また、大きなイベントやテロ対策などのために一時的に国境を設けることがあります。


というわけで、実態としては15カ国間の移動は国内移動とほぼ同じ扱いになり、空港でもシェンゲン国行きのターミナルと、非シェンゲン国行きのターミナルは区別されております。

日本からシェンゲン加盟国経由加盟国にいく場合は、最初の着陸地点(例えばフランクフルト)で入国審査を受けると、それ以降の地点(例えばパリ)での審査はありません。帰国時も同様です。

シェンゲン加盟国経由非加盟国の英国にいく場合などは、経由地(例えばパリ)到着時点での審査はなく(非シェンゲンエリアでの到着と出発)、ロンドン到着時に英国の審査を受けます。
その後ロンドンからパリに行くと、シェンゲン国への入国となり、以降の審査がないのは日本から到着した場合と同じです。

EUと混同しがちですが別のものです。
例えばVATの払戻し手続きを最終EU出発空港で行う原則と似ていますが、、、。
もっとも、シェンゲン条約によりEUの価値も向上しています。

詳細はこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7% …
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EU内ではシェンゲンビザというのがあります。


短期滞在以外ですと事前の取得が必要となります。
日本滞在の特定国の外国人は短期滞在でも同様です。
シェンゲン加盟国内では、同一ビザですから一度取得すれば
加盟する他の国に入国する時に難しい審査は要求されません。

http://www.hepco.co.jp/germany/visa.html#Schengen
をご参考に
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アイルランドとイギリスをのぞくEUの中では、シェンゲン協定と言う


条約を締結し、域内での検問を廃止しています。
この扱いにより、域内では国内扱いでの移動が可能になっています。
また同協定では、域内警察間の協力も定めており、
指名手配犯や盗品などの手配に関しても協力し合うことに
なっています。
EUは、通貨も共通化しましたし、
それ以外にも様々な政策も共通化しようとしているので、
この動きはその一貫だと思います。

参考URL:http://www.norway.or.jp/policy/europe/schengen/s …
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EUってことで、特にビザなしで行き来できます



島国日本では感覚的に考えにくいですが、そういう同盟なので、お互いに関係なく行き来できるようになってます、昔は貨幣が違いましたが、今はユーロで統一されているので両替する手間も要らずに自由にアチコチ行き来できますよ
あ、でも、確か、ノルウェーは加盟してなかったと記憶してます


お金と暇があるならば全部の国を制覇してみては?

ドイツとオランダの国境で
「これドイツんだ? オラんだ!」 とか…
(失礼しました…
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