プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

塾講師です。以上のような質問を9月以降によく受けます。
彼らの心理はいったいどのようなものでしょう?
私は「不可能ではないが、努力が必要だ」というようなことしかいえません。彼らは何を教師たちに求めており、教師はどのように答えれば、彼らの望みをかなえることができるのでしょうか。真剣に答えたところで彼らは勉強をするわけでもないし、だからといって厳しく「無理だから諦めなさい」とか「今まで君はなにをやっていたんだ」とか、そういう当然の答え、あるいは何を言っても無駄だから取り合わない、という以外に建設的な何かよいアイデアがあればご教授ください。また、そういう質問をしたことのある高校生、浪人生の方がいたら、何を本当は言って欲しいのかを聞かせてくだされば幸いです。

A 回答 (8件)

そういう類の質問を高校生の時にしたことのある者です。


なぜそのような質問をするのかは簡単です。先の見えぬ将来が不安でたまらないからです。しかし、自分のことは自分が一番よく知っているはずで、その不安な気持ちを誰かに言うことで自分を励まそうとしているのです。そこで、「頑張れば絶対合格できるよ」とか言う言葉を求めている人は少ないかと思われます。今のままで本当に合格できるのかという不安はそれでは解消されないからです。いつ解消するかといえば、合否が決まったときです。それまではずっと不安なものです。
個人的には、「これからのあなた次第」というのが一番いい気がします。合格するためにはまず何が必要かをそういう質問してきた生徒自身に問うのです。人それぞれ目指すところも違えば、その合格可能性も違うわけで、一番いい答えなんて存在しないのですから、本人に答えさせるのが一番手っ取り早いし、自分でそれが必要だと判断したなら、他人に言われたことよりもそれをやるほうが、やる気にもなれますし、それが終わるまでは不安は少しはマシになるかと思われます。そして、その聞くときに、「じゃあそれをいつまでにしようか」「どんな風に進めていこうか」と具体化するきっかけをあたえてあげればいいのではないでしょうか?そうすればより本人の中に自分の将来が見えてきて、安心するかもしれません。
ただ、どう考えてもスタートが遅くそれまでの蓄えもないので間に合わないだろうと言う人に通用するかはわかりません。
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この回答へのお礼

まさにその質問をしたということ、貴重なご意見ありがとうございます。
「将来のビジョンが見えていないことによる不安から生じる発言」ということで、非常に腑に落ちるものでした。あなたがおっしゃるように、自己責任を尊重し、そして自分自身で設定した目標に向かって行ける様にアドバイスをすること。学ぶところが大きいです。これはやる気の無い人に努力させるために、受験に限らず、役に立つ方法かもしれません。
そのあと、彼らが努力を続けられるかどうかは、もしかすると我々は加わってはいけない領域なのかもしれませんね。それこそおせっかいかもしれません。

お礼日時:2005/11/27 02:01

#5のものです。


結構、難しいですねぇ・・・
でも、そのように聞いてくる生徒さんはある意味で先生に助けを求めているのだと思いますよ。
「受かるとか受からないとかは受験をして見なければわからないけれど、やってみる価値は絶対にあると思う。そう思っているんだったら、まずはやり始めなきゃ何も変わらないよ。」ぐらいに言ってみては
どうでしょうか?
あとは本人のやる気次第のところもありますし・・・
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この回答へのお礼

再び回答、ありがとうございます。
そうですね、助けを求めて我々のところにやってきていると思います。だからこそ、彼らの力になってあげたい、でもそれにはどうすればいいのか? そう思って質問をした次第です。「やり始めなきゃ何も変わらない」、その通りです。それを思うことと、実際にやることの差を埋めるために我々ができることが、何かあると思います。

お礼日時:2005/11/28 21:44

私の時は、大学の競争率が一番激しいときだったので、今は、定員割れみたいなものがあるのかもしれませんが、正直に言ったらどうですか?



今のままでは、100%受からないと。

まずは、現実を知ってもらったほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

どうも補足の回答をありがとうございます。
そうですね、いまのままでは絶対に受からない、ということは僕もいつも伝えてあります。そんなに受験は甘くありません。その上でどうするか? が問題になってくるでしょう。

お礼日時:2005/11/27 02:44

今、大学1年のものです。


秋以降になれば、勉強をしなければいけないこともわかるし、以前に
比べれば勉強量を多少ではあっても増やします。
しかし、その勉強で本当に大学に合格できるのだろうか?本当にこれでいいのか・・・っていうことを考えるようになってしまうのだと思います。
私はそうでした。
受験生だった時に先生が授業中に言っていた言葉でとても印象に残っていることがあります。
「今、自信をなくしてもう浪人とか考えてる人がいるかもしれないけれど、試験受けるんでしょ?じゃあ最後までやり続けなよ。勉強したからって大学に合格するとは言わない。でも、合格には近づいていくから。最後までやっていってください。」ということでした。
合格するかはわからないけれど、合格には近づいていく。と、言う言葉を聞き私は安心感を得られたように思います。
確信はありませんが、質問者さんに「いまから勉強して大学に受かりますか?」って聞かれる生徒さんは、今の勉強が無駄ではない、という
安心感が欲しいのだと思いますよ。
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この回答へのお礼

貴重な経験談、ありがとうございます。
繰り返しになりますが、あなたのように努力ができるひとは、この先、たとえばどんな困難があったとしても、乗り越えられると思います。「いまから」というのは、それまで全然勉強をしてこなかった生徒なのです。かなり考えが「甘い」生徒たちなのです。しかし、彼らはやはり何かを求めています。あなたと違って問題なのは、彼らは安心しても、だからといって勉強をしないのです。どのような言葉が彼らを努力に向かわせるのでしょうか。難しいところです。

お礼日時:2005/11/27 01:42

すでに#1さん~#3さんの良回答があるので今さらですが、皆さんのおっしゃる通り、「今からでも何とかなる」という安心感を得たいのでしょう。


こういう質問をする心理というのは、自分でもうすうすもう手遅れだという事がわかっているからだと思います。
そもそも、これまでちゃんと勉強してきた人間が、こんな質問するはずもない。(笑
まあ、わたし的には、「今さら何をやっても無駄です」などとトドメを刺すのもむごいし、質問者の頭の中身もわからないのに下手な希望を抱かせてもいけないし、・・・で、この手の質問は黙殺ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
黙殺ですか。まさに一番害の無い選択肢だと思われます。そのような方のほうが多いのが実情ですよね。僕も無力感にとらわれたとき、そう思うこともあります。
しかし、すべてを切り捨てる考えは、教育上、建設的ではないとおもいます。「この子はやっても無駄だ」とか、「頭の悪い子は所詮、努力しても無駄」という考えが生徒や保護者には口に出せずとも、少なからず存在するのも事実ですが、弱者を切り捨てていくのは実は指導者にとって一番楽な選択肢であると考えます。彼らに努力の大切さを教えることほど難しいことはありません。その困難に向かうことを選んだとき、彼らをどうするか? 悩むところです。

お礼日時:2005/11/27 01:35

数年前に9月ぐらいから、受験勉強をして大学に合格した者です。



私の場合、9月以降は、寝ている時間以外はずっと勉強してました。また、そうしなければ時間のないプレッシャーから、不安で仕方がなかったからです。でも、当時、受験勉強の仕方すらわからなかったので、ただ、ひたすら、単語を覚えたり、問題を解いたりして、遠回りもしました。

No1の方の回答と同じで、すでに時間が少ないことが本人もわかっていて、それでも、なんとか合格したいという気持ちなんだと思います。だから、無理だという答えはいい答えとはいえないと思います。

だけど、今からでは自分では、どうしていいかわからず、救いを求めているんだと思います。

限られた時間の中で、どのように勉強していけば、合格ラインにたどり着けるのかを知りたいんだと思います。
それでも、今からでは、合格できるかどうかわからないけど、それでもやるという人なら、あなた自身も仕事にやりがいを見つけられるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

貴重な体験談、ありがとうございます。
あなたのようにしっかりと努力をする方であれば、実は何の問題もないのです。僕が「不可能ではないが努力が必要」というのはまさにあなたのためにある言葉です。おそらく、「どうすれば合格ラインに届きますか」という質問であれば、「これとこれとこれをしなさい」という具体性が出てくるのですが、やはりやる気の無い人には難しいですね。彼らは放っておくしかないのでしょうか。

お礼日時:2005/11/27 01:26

「大丈夫、受かる!」といってもらう事によって安心感を得たい


もしくは、受からなかった場合に「先生は受かるといったじゃないか」という自己責任を回避する逃げ道を作っておきたい。
なんとなくそんな甘ったれた心情が垣間見えます。

受験の合否は本人如何です。
「受かるべく努力するなら協力してやる。」くらいでいいのでは?
私が受験した頃はそんな感じでしたよ。
まあ、今の学生さんとは気質が違うのかもしれませんが…
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃるとおりで、生徒の甘えと自信のなさが手にとるように伝わってきます。しかし彼らのうちのほとんどは「受かる」といわれても、1週間後にはやはり勉強をしなくなります。そういうものだと割り切る必要があるのでしょうか。他によい手立てはないものでしょうか。

お礼日時:2005/11/27 00:56

今となってはコツコツやるのは時間もないし不可能だから、


手っ取り早く受験のコツ、テクニックを教えてくれ。
という事でしょう。
少なくとも、努力が必要だ、では何をどう努力すれば良いのかわからず答えになってません。

受験校の傾向と対策からこういう問題がこのような確率で出て、これをやっておけばこのくらいの点は取れる。
少なくともこれくらいの点はとらないと受からないから、貴方はこの問題を徹底的にやりなさい。

そのような具体的なアドバイスが必要なんでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
具体的なアドバイス、確かに必要ですよね。
しかし、基礎力がついていない生徒ほどこういう質問をしてくるので、傾向と対策を教えても、地歴などはともかく、英語や現代文、古典はお手上げだというのが講師側の正直な感想です。偏差値70の超難関大学などではなく、一般的に偏差値50から55くらいの大学なのですが…

お礼日時:2005/11/27 00:50

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